皆さま、こんにちは！
我が地元の仙台から山陰地方までは、
すごく遠くに感じていたせいか
駅巡りの目的地にするのに躊躇してたのですけど…
仙台空港から出雲空港に直行便（FDA）が飛んでいるので
空港からレンタカー使えば
この駅まで最短２時間で来れることに気づきました。
しかもFDAのこの便はセール期間中ですと
片道5,500円で利用出来るらしく。
こりゃ乗らなきゃ絶対に損でしょうよ。
…ってことで今回は、
５年前に東京・広島空港経由で１日近くの所要時間をかけて訪れた
木次線・木次（きすき）駅の訪問記です。
駅巡りが目的だった自分。
旅から帰った１週間後だったかな？
三江線の廃止が正式発表されて腰が抜けそうになりましたよ。
はたしてタイミングが良かったのか悪かったのか…？
木次駅は木次線の前身である簸上（ひのうえ）鉄道の終着駅として
大正５年に開業、昭和７年に木次駅以南の区間が延伸されたのちの
昭和９年に国有化されたそうです。
駅舎は国有化後に建て替えられたモノで戦前の駅舎なのだとか。
派手なデコレーションが施されていたので
そんなに古かったとか思いもしませんでしたわ。
自分が現地を訪れた時は
出雲地方が日本遺産に認定（平成28年４月）された直後で、
構内のあちらこちらにそれをアピールする幕が掲げられてましたっけ。
鷹の爪の吉田くんはノーマークでしたけど舞台は島根だったんだ。
あとでYouTubeをチェックしてみます。
木次駅は木次線で唯一の「みどりの窓口」が営業している直営駅らしく。
玄関口では駅員さん…じゃなくて、しまねっこが迎えてくれました。
待合室はこんな感じでした。
奥に自動販売機が並んでますが、
昔はここにキヨスクがあったのではないでしょうか？
昭和55年刊行の時刻表をチェックしたところ、
当時は木次線内で唯一、お弁当を販売する駅だったみたい。
てっきり宍道湖名物の「しじみ」を用いたお弁当かと思いましたら
「かにめし」とのことでした。
駅舎は戦時設計で支柱はすべて木柱です。
それでは構内を眺めましょう。
木次駅は相対式＆島式ホームによる複合２面３線構造…改め、
島式ホームの片面を廃した相対式ホーム２面２戦線構造でした。
２本のホームは構内踏切で結ばれてます。
旧・島式ホームには木製支柱のレトロな上屋があり、
開業当時からあるモノではないかとワクワクしながら眺めると、
昭和24年竣工を示す建物財産標が貼られてました…残念！
いやいや、竣工から70年以上が経過してますから
貴重な代物であることは間違いないです。
こちらこそは戦前からある代物ではないでしょうかね？
構内には木次線で運行される車両を管理する
木次鉄道部の車両基地があります。
左に見える建物は蒸気機関車の時代から引き継がれた検修庫、
右は国鉄時代末期、転車台後に設けられた検修庫でした。
車庫内にトロッコ列車「奥出雲おろち号」用の12系客車が
留置されてましたが、車両の老朽化を理由に
2023年度の運行を持って廃止されることが発表されました。
貴重な客車列車が運行されてる木次線、
機会があるうちに行かないと絶対後悔しますわね。
他にも鳴らすと幸せになりそうな鐘があったりと…
構内は興味を引く展示物だらけの木次駅でした。
隣県の山形県日本海側よりも奥出雲の方が早く着くなんて
夢のような話です。
来月には仙台空港-松山空港便（アイベックス）が就航するとか。
最近の仙台空港の発展ぶりはマジですごいと思います。
木次線も頑張ってほしいなぁ。
奥出雲といえば出雲そばですよね！
訪問駅リスト（JR線）
木次線
↑（宍道駅）
南宍道駅（平成28年６月15日）
加茂中駅（平28年６月15日）
幡屋駅（平成28年６月15日）
出雲大東駅（平成28年６月15日）
南大東駅（平成28年６月15日）
木次駅（平成28年６月15日）
日登駅（平成28年６月16日）
下久野駅（平成28年６月16日）
出雲八代駅（平成28年６月16日）
出雲三成駅（平成28年６月16日）
亀嵩駅（平成28年６月16日）
出雲横田駅（平成28年６月16日）
八川駅（平成28年６月16日）
出雲坂根駅（平成28年６月16日）前編 ・後編
三井野原駅（平成28年６月16日）
油木駅（平成28年６月16日）
↓（備後落合駅）
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