皆さま、おはようございます!

 

今朝はとあることで有名な、こちらの駅の訪問記です。

今じゃ、全国各地でこのような駅を見ることが出来ますけど、

ここが元祖らしい。

島根県の奥出雲町にあるこちらの駅でした。

木次線・亀嵩(かめだけ)駅です!

亀嵩駅はどんなことで有名なのか?

 

入口にご注目くださいね。

 

ここですよ、ここ!

亀嵩駅は木次線が延伸開通した昭和9年に開設された駅で

昭和46年に無人駅化されましたが、

その際に、駅舎が払い下げられてお蕎麦屋さんに一転、

全国でも稀な、切符を販売しながらお蕎麦を打つお店に変わったのです。

お蕎麦屋さんが入居した駅は各地にありますが、

亀嵩駅はその先駆けだったみたいですね。

なお、この業態は現在も続けられていて、

お蕎麦屋さんが営業中は

亀嵩駅発の常備券(印刷済みの切符)も手に入るそうですよ。

ここに来たら、お蕎麦を食べて切符を入手しなきゃ。

 

なのになのに自分ときたら…

この日は早起きし過ぎて、亀嵩駅に朝の6時半過ぎに来ちゃったのです。

当然ながらお蕎麦屋さんは閉まってましたわ。

完全にしくじりました。

 

駅舎内にはセルカ棒ならぬセルカ台が用意されていたので

使おうと思ったのですけど、なんだろう?この負けた気分は。

 

「雨の木次線」なんてタイトルの演歌があるのですね。

路線名の頭に「雨の」を付け旅情を感じたのなら、

その路線は間違いなくローカル線なのでしょう。

「雨の湘南新宿ライン」とか「雨の東京上野ライン」とか言われても

うっとおしい光景しか頭に浮かんできませんので。

 

お次はホームをチェックします。

亀嵩駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。

 

木次線の各駅に設けられてる愛称駅名板、

もちろん亀嵩駅にもあります。

亀嵩駅の愛称は「少彦名命(すくなひこのみこと)」なり。

 

線路に並行するカタチで側溝が伸びてますが、

これは雪を融かすための融雪溝で

無人駅化以前はその奥に線路とホームがありました。

木次線と言えば、出雲横田駅以北の区間が

豪雪のために毎年冬期運休することで知られてますけど、

この辺りも相当雪深い地域なのでしょうね。

 

最後は駅舎に貼られている駅名標を見て駅を後にしました。

これらの駅名標はレトロっぽく作ったモノではなくて、

国鉄時代から残されたモノらしいですよ。

 

「早起きは三文の得」とよく言いますけど、

駅前にある「亀嵩駅の手打そば」の看板を見ながら

この日は「そうじゃなかった」と悔いてましたわ。

…ということで、

木次線の駅巡りを満喫するなら訪れる時刻を考慮すべし。

木次線にはもうひとつ「八川そば」が有名な八川駅がありますので、

胃袋をお蕎麦2食分空けとくのが得策かと思います。

 

 

亀嵩そば、通販で買えます!

 

 

訪問駅リスト(JR線)
木次線
 
↑(宍道駅)
南宍道駅(平成28年6月15日)
加茂中駅(平28年6月15日)
幡屋駅(平成28年6月15日)
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亀嵩駅(平成28年6月16日)
出雲横田駅(平成28年6月16日)
八川駅(平成28年6月16日)
出雲坂根駅(平成28年6月16日)前編 ・後編
三井野原駅(平成28年6月16日)
油木駅(平成28年6月16日)
↓(備後落合駅)

 

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