皆さま、こんにちは!
今週末は、車で青森・八戸まで遠出をしようと思っていたのですが、
天気は午前中が雪のようで。
一応、4WD&スタッドレス装備の車を用意しましたけど、
無事に帰ってこれればいいのですが…
ブログの更新が途絶えたら、ちょっとだけ心配してくださいませ。
今回は、昨年春に訪れた、こちらの駅の訪問記でした。
宗谷本線・南幌延(みなみほろのべ)駅です!
昭和34年に開業した停留所タイプの駅でした。
北海道北部、西海岸側にある幌延町の駅で、
町の南側にあることからこの駅名が付いたそうです。
駅の周辺には、3軒の民家(牧場?)があるだけ。
まさに北の大地って感じですよね。
そんな南幌延駅は昨年、存廃問題で揺れた駅のひとつでした。
定期利用者はなく、1日の乗車客数が1人未満なことから、昨年8月、
JR北海道は幌延町に対し、駅を廃止する意向を伝えたとか。
結果的に、駅の維持管理費を町が負担することで存続が決まったようですけど、
なんせこの利用者数、決して安心はできません。
南幌延駅の駅名標です。
傾いてるのは自分の撮影技術が低いからではなくて、元からこんな感じ。
今後、乗車客数も駅名標のように右肩上がりになればいいのですが。
駅のすぐそばに、間もなく消えるであろう廃屋の一部を発見。
場所的に見て、かつての鉄道施設の一部だと思いますが、
何があったのだろう?
当然ですけど、特急列車はすべて通過するので、
駅に停車する列車は1日わずか3往復のみです。
列車で訪れるには難易度の高い南幌延駅でしたよ。
さてさて、南幌延駅は木製のホームが1本あるだけで、
待合室らしきものは見当たらず…
ん?
まさかとは思いますけど…
これ、ひょっとして南幌延駅の待合室ですの?
恐る恐る近づいてみました。
駅名標はなく、外部に対しここが駅の待合室だと示すものは一切ありません。
建物の扉は腐りかけていて、下手に力を加えると壊れそうな感じです。
扉をそぉっと~では開かず、力を込めて思いっきり動かしてみた。
開いた!
扉の裏側に駅名標がありました。
ここ、やっぱり南幌延駅の待合室だったのですね。
…ってコレ、駅名標として認めたくない。
しかも南幌延じゃないし。南上幌?南上幌延?う~ん、ややこし~っ!
待合室の屋根は低く、身長168センチの自分で視線はこんな感じでした。
180センチ上の方ですと頭が擦りそうです。
外見の武骨さに対し、中は木の温もりがあってすごく温かい印象でしたよ。
駅好きでしたら、いつまでも時間を過ごせそうな雰囲気ですよね。
待合室には訪問者が記帳する駅ノートのほかに、
トートバックの作り方も置かれてましたので、手芸好きな方もぜひご一緒を!
この日は外の天気も良く気温も高め。
駅の雰囲気が良くて、結局長居してしまいました。
南幌延駅、いつまでも元気でいてほしいです。
駅の廃止を全力で阻止した幌延町、
昨年は、秘境駅巡りのツアーなども催したようで…
機会があれば、このようなイベントもぜひ参加してみたいですね。
☆追 記☆(令和元年12月21日)
南幌延駅のオンボロ待合室がキレイに手直しされ、
南幌延駅のキャラクター「ミナミほろりんさん」仕様に変わりました。
その後の訪問記もぜひチェックください。
「ミナミほろりんさん」仕様に変わった宗谷本線・南幌延駅に行ってきた。
訪問駅リスト(JR線)
宗谷本線(名寄駅-稚内駅)
(↑名寄駅方面)
日進駅(平成28年4月5日)
北星駅(平成28年4月5日)
智恵文駅(平成28年4月5日)
智北駅(平成28年4月5日)
南美深駅(平成28年4月5日)
美深駅(平成28年4月5日)
初野駅(平成28年4月5日)
紋穂内駅(平成28年4月5日)
恩根内駅(平成28年4月5日)
豊清水駅(平成28年4月6日)
天塩川温泉駅(平成28年4月6日)
咲来駅(平成28年4月6日)
音威子府駅(平成28年4月5日)
筬島駅(平成28年4月5日)
佐久駅(平成28年4月6日)
天塩中川駅(平成28年4月6日)
歌内駅(平成28年4月6日)
問寒別駅(平成28年4月6日)
糠南駅(平成28年4月6日)
雄信内駅(平成28年4月6日)
安牛駅(平成28年4月6日)
南幌延駅(平成28年4月6日)・改装後(令和元年12月21日)
上幌延駅(平成28年4月6日)
幌延駅(平成28年4月6日)
下沼駅(平成28年4月6日)・改装後(平成30年5月30日)
豊富駅(平成28年4月6日)
徳満駅(平成28年4月6日)
兜沼駅(平成28年4月6日)
勇知駅(平成28年4月6日)
抜海駅(平成28年4月6日)
南稚内駅(平成28年4月6日)
稚内駅(平成28年4月6日)
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