皆さま、おばんです!

 

今晩はもいっちょ!

宗谷本線・徳満(とくみつ)駅の訪問記をいっちゃいます。

 

北海道北部の海岸線にある湿原・サロベツ原野。

そのすぐそばにあるのが徳満駅でして、

旭川市-稚内市を結ぶ国道40号線から見える位置に駅がありましたよ。

 

駅前から国道を見渡すと、見える民家は4軒のみ。

あとは徳満会館と書かれた公民館?があるだけでした。

奥にも民家があるようですが、

徳満駅の定期利用者の増加に結びつくような軒数ではなさそうですね。

 

さてさて、徳満駅の駅舎は見ての通り、

工事現場でよく見かけるようなスーパーハウスです。

しかも結構小さめのヤツ。

 

中は案の定狭く、3脚のベンチがやたらと大きく感じました。

しかし、この狭さが苦痛かといったらそうではなくて、

意外に居心地が良いのですよ。

まるで自分んちでくつろいでいるみたいで。

グランドホテルよりも東横インの方が落ち着く感じと一緒かな?

 

壁にはいろいろな掲示物が貼られてました。

こちらは徳満駅の木造駅舎があった頃を紹介する記事と写真。

徳満駅は昔から、地元の皆さんに愛されていた駅なんですね。

 

サロベツ原野が一望出来る宮の台展望台(徳満展望台)のまでの案内図。

 

駅長、そうなの!?

字がちょっと違うけど。

 

駅舎内で喜びながら写真をパシャパシャ撮っていたら、

どこからか、そんな様子を眺める視線が…

 

って、お前か~!

この辺りは酪農家が多いから?

理由はわかりませんが、徳満駅にはこの置物が置かれてました。

ちなみにこの辺りの「動物注意」の道路標識には牛が描かれております。

鹿や猿、タヌキは見たことがありますけど、牛は初見でしたよ。

 

こちらは徳満駅構内の様子です。

 

現在は単式ホーム1本だけの棒線構造になってしまいましたが、

かつては列車が行き違い出来る相対式ホーム2面2線構造でした。

撤去された下り線ホームは、現役ホームとは千鳥配置されていた模様。

写真中央のこの辺りにホームがあったようですね。

 

駅前に続く道路から線路に向けて車が突進しないよう、

ホームの手前には、工事現場で見られるような鉄柵が組まれてました。

駅舎といい便所といい鉄柵といい、工事現場な様相の徳満駅でした。

 

ちなみに縁起が良い駅名ですが、宮脇俊三先生の著書によれば

この辺りの集落名である福満(ふくみつ)を駅名にしようとしたところ、

城端線に既に福光(ふくみつ)駅があったために、

混同しないように付けられた駅名なんですって。

国鉄時代は徳満駅で縁起切符も売られていたようですけど、

無人駅の今じゃそんな話、想像すら出来ませんよね。

少々目付きの悪い牛はいるのですが…

 

 

訪問駅リスト(JR線)
宗谷本線(名寄駅-稚内駅)

(↑名寄駅方面)
日進駅(平成28年4月5日)
北星駅(平成28年4月5日)
智恵文駅(平成28年4月5日)
智北駅(平成28年4月5日)
南美深駅(平成28年4月5日)
美深駅(平成28年4月5日)
初野駅(平成28年4月5日)
紋穂内駅(平成28年4月5日)
恩根内駅(平成28年4月5日)
豊清水駅(平成28年4月6日)
天塩川温泉駅(平成28年4月6日)
咲来駅(平成28年4月6日)
音威子府駅(平成28年4月5日)
筬島駅(平成28年4月5日)
佐久駅(平成28年4月6日)
天塩中川駅(平成28年4月6日)
歌内駅(平成28年4月6日)
問寒別駅(平成28年4月6日)
糠南駅(平成28年4月6日)
雄信内駅(平成28年4月6日)
安牛駅(平成28年4月6日)
南幌延駅(平成28年4月6日)
上幌延駅(平成28年4月6日)
幌延駅(平成28年4月6日)
下沼駅(平成28年4月6日)
豊富駅(平成28年4月6日)
徳満駅(平成28年4月6日)
兜沼駅(平成28年4月6日)
勇知駅(平成28年4月6日)
抜海駅(平成28年4月6日)
南稚内駅(平成28年4月6日)
稚内駅(平成28年4月6日)


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