Barbara Stanwyck


出身地:ニューヨーク州

誕生日:1907年7月16日~死亡日:1990年1月20日:82歳

身長:165cm

配偶者:
Frank Fay(1928~1935) 離婚
Robert Taylor(1939~1952) 離婚

 

 


出演作は非常に多く、また役柄も善人役も悪人役もこなしコメディもよい。また共演者やスタッフの評判もよかったようである。

三作以上で共演した俳優を挙げておく、ジョエル・マクリーは六作、ジョージ・ブレントは五作、フレッド・マクレイは四作。ジョージ・ブレントが多かったのは意外。以下は三作共演。サム・ハーディー、プレストン・フォスター、ロバート・テイラー、ヘンリー・フォンダ、ゲイリー・クーパー、エドワード・G・ロビンソン、ヴァン・ヘフリン、バリー・サリヴァン。ゲイリー・クーパーとはもっと共演してほしかった。

◇ ジョエル・マクリー
(1934)Gambling Lady
(1936)膝にバンジョウ/Banjo on My Knee
(1937)脅すギャングと助けるギャング/Internes Can't Take Money
(1939)大平原/Union Pacific
(1942)The Great Man's Lady
(1957)Trooper Hook

◇ ジョージ・ブレント
(1932)母/So Big
(1932)The Purchase Price
(1933)紅唇罪あり/Baby Face
(1942)三人姉妹/The Gay Sisters
(1946)My Reputation

◇ フレッド・マクマレイ
(1940)Remember the Night
(1943)深夜の告白/Double Indemnity
(1953)ザ・ムーンライター/The Moonlighter
(1956)There's Always Tomorrow

◇ サム・ハーディー
(1927)Broadway Nights
(1929)Mexicali Rose
(1931)奇蹟の処女/The Miracle Woman

◇ プレストン・フォスター
(1933)女囚の意気地/Ladies They Talk About
(1935)愛の弾丸/Annie Oakley
(1937)The Plough and the Stars

◇ ロバート・テイラー
(1936)愛怨二重奏/His Brother's Wife
(1937)This Is My Affair
(1964)ナイト・ウォーカー 夜歩く者/The Night Walker (film)

◇ ヘンリー・フォンダ
(1938)美人は人殺しがお好き/The Mad Miss Manton
(1941)レディ・イヴ/The Lady Eve
(1941)You Belong to Me

◇ ゲイリー・クーパー
(1941)群衆/Meet John Doe
(1941)教授と美女/Ball of Fire
(1953)吹き荒ぶ風/Blowing Wild

◇ エドワード・G・ロビンソン
(1943)肉体と幻想/Flesh and Fantasy
(1944)深夜の告白/Double Indemnity
(1955)欲望の谷/The Violent Men

◇ ヴァン・ヘフリン
(1946)マーサの奇妙な愛情/The Strange Love of Martha Ivers
(1948)B.F.'s Daughter
(1949)East Side, West Side

◇ バリー・サリヴァン
(1953)人妻の危機/Jeopardy
(1956)マーヴェリックの女王/The Maverick Queen
(1957)四十挺の拳銃/Forty Guns

 

 

 

 


 

 

出演作


■ (1927)Broadway Nights


■ (1929)The Locked Door


■ (1929)Mexicali Rose


■ (1930)Ladies of Leisure


■ (1931)Illicit


■ (1931)Ten Cents a Dance


■ (1931)The Stolen Jools


■ (1931)Night Nurse


■ (1931)The Miracle Woman


■ (1932)Forbidden


■ (1932)Shopworn


■ (1932)So Big!


■ (1932)The Purchase Price


■ (1933)The Bitter Tea of General Yen


■ (1933)女囚の意気地/Ladies They Talk About


■ (1933)Baby Face


■ (1933)Ever in My Heart


■ (1934)Gambling Lady


■ (1934)A Lost Lady


■ (1934)The Secret Bride


■ (1935)The Woman in Red


■ (1935)Red Salute


■ (1935)Annie Oakley


■ (1936)A Message to Garcia


■ (1936)The Bride Walks Out


■ (1936)His Brother's Wife


■ (1936)Banjo on My Knee


■ (1936)The Plough and the Stars


(1937)脅すギャングと助けるギャング/Internes Can't Take Money
バーバラ・スタンウィック、ジョエル・マクリー、ロイド・ノーラン。
ジャネットは出所したが、子供の行方が分からない。知っているのはイネズというギャング。「教えてくれ」と言うと千ドルを要求された。
キルデア医師は手首に火傷をしたジャネットを治療した。またハンロンというギャングの治療もした。
キルデアはジュネットと付き合うようになったが、ジャネットの事情を知ってハンロンに協力を求めた。


■ (1937)This Is My Affair


(1937)ステラ・ダラス/Stella Dallas
バーバラ・スタンウィック、ジョン・ボールズ、アン・シャーリー、バーバラ・オニール
ステラ(バーバラ)はスティーヴン(ジョン)と結婚しローレル(アン)が生まれた。スティーヴンはニューヨークに転勤になり、二人は別居しローレルはステラと暮らした。
スティーヴンは時々戻ってきて、ローレルは時々父親に会いに行った。ローレルは父親も母親も大好きだった。
スティーヴンは昔の婚約者のヘレン(バーバラ・オニール)と偶然再会した。ローレルはヘレンも好きになった。ヘレンの長男の友達と恋人になった。
ステラは自分の性格や出自がローレルの結婚にとって悪影響であることを認識し、離婚してスティーヴンとヘレンに親になってもらおうとヘレンに願い出た。
しかし事情を知ったローレルは、この案を拒否してステラの元に帰った。(ローレルのことを思って)ステラは戻ってきたローレルに冷たい仕打ちをした。
 


■ (1937)Breakfast for Two


■ (1937)Always Goodbye


■ (1938)The Mad Miss Manton


(1939)大平原/Union Pacific
バーバラ・スタンウィック、ジョエル・マクリー、ブライアン・ドンレヴィ、ロバート・プレストン。
大陸横断鉄道の建設が始まる。しかし技術的・資金的な困難に加えて、建設の妨害をする連中。
戦友であったジェフとディックは双方に分かれて争った。しかもモリーという同じ女性を愛した。


■ (1939)Golden Boy


(1940)思い出のクリスマス/Remember the Night
バーバラ・スタンウィック、フレッド・マクマレイ
窃盗常習犯のリー(バーバラ)は捕まって裁判。クリスマスで裁判が延期となり保釈。
担当検事のジョン(フレッド)と故郷が同じと判明し、二人は車でインディアナに向かった。
ジョンの家ではリーは暖かく迎えられたが、


■ (1941)レディ・イヴ/The Lady Eve


(1941)群衆/Meet John Doe
バーバラ・スタンウィック、ゲイリー・クーパー、ウォルター・ブレナン
新聞記者のアン(バーバラ)は解雇された腹いせに「自分を失業に追い込んだ政治に抗議するため、クリスマスイブに市庁舎から飛び降り自殺する」とのジョン・ドゥーなる人物の投書を偽造した。
大きな批判と共感が巻き起こり、アンの解雇は撤回されて、さらにジョン・ドゥーなる人物をでっち上げ、ジョン・ドゥーについての記事を書き続けた。
各地でジョン・ドゥー・クラブが作られ、大きな運動となっていった。そして新聞社の経営者は、この運動を政治的に利用しようとした。


(1941)新妻はお医者さま/You Belong to Me
バーバラ・スタンウィック、ヘンリー・フォンダ。
大富豪のビーターは美人医師のヘレンとスキー場で知り合って結婚した。ピーターはヘレンの男性患者に嫉妬して患者を殴ったりした。
ピーターは働く必要はないのだが、反省してデパートで働きだした。ビーターは生き生きとなった。
だがしかしデパートの従業員組合からクレームがついて解雇された。ピーターは姿を消した。


■ (1941)Ball of Fire


■ (1942)The Great Man's Lady


(1942)三人姉妹/The Gay Sisters
バーバラ・スタンウィック、ジェラルディン・フィッツジェラルド、ナンシー・コールマン、ジョージ・ブレント、ドナルド・クリスプ。
両親が死亡し、三人姉妹には多額の遺産が遺された。だが相続手続きが進まず、遺産が宙に浮いている。
次女と三女が戻ってきて画家の男性を取り合った。長女は独身だが、実は息子がいた。息子が戻って来た。


■ (1943)Lady of Burlesque


■ (1943)Flesh and Fantasy


(1944)深夜の告白/Double Indemnity
トム・パワーズ、バーバラ・スタンウィック、ジーン・ヘザー、フレッド・マクマレイ、エドワード・G・ロビンソン
保険外交員のウォルター・ネフ(フレッド)は自動車保険の更新で訪問したが、妻のフィリス・ディートリクスン(バーバラ)から障害保険の話を提示された。支払いは自分がするという。
フィリスの悪意は明確で、その場で断った。しかし再度フィリスと会い惹かれた。歯車が回り始めた。もう止められない。
二人は計画を立てた。予めフィリスの夫を殺害し、列車からの転落事故を装う。


(1945)クリスマス・イン・コネチカット/CHRISTMAS IN CONNECTICUT
バーバラ・スタンウィック、デニス・モーガン、シドニー・グリーンストリート、レジナルド・ガーディナー、S・Z・サカール
エリザベスはコネチカットに家族と住んでいる料理研究家。じつは嘘。ニューヨークに住んでいる独身。料理もできない。
雑誌の読者参加企画があり、しかたなく以前からプロポーズされている建築家と結婚することになる。建築家の別荘に出かける。
企画に参加する帰還兵が到着する。出版社の社長も来る。結婚式をしようとするが、何かとトラブルがあり、結婚式ができない。
もたもたしているうちに帰還兵を好きになる。
 


■ (1945)Hollywood Victory Caravan


■ (1946)My Reputation


■ (1946)The Bride Wore Boots


(1946/呪いの血/マーサの奇妙な愛情/The strange love of Marth Ivers
バーバラ・スタンウィック、ヴァン・ヘフリン、カーク・ダグラス、リザベス・スコット
三人の少年少女がいる。マーサ(バーバラ)が偶然のことから、マーサのおばを殺す。
サム(ヴァン)は故郷を飛び出す。マーサはサムと行きたかったが、残って後ほどウォルター(カーク)と結婚する。
後に事件の「真犯人」が捕まって死刑。その裁判の検事はウォルター。
そのような時にサムが戻ってくる。マーサはサムにまだ惹かれている。


■ (1947)California


(1947)二番目の妻/The Two Mrs. Carrolls
ハンフリー・ボガート、バーバラ・スタンウィック。
画家ジェオフリーの妻は死亡した。ジェオフリーはサリーと再婚した。
サリーは屋敷に自分の昔の恋人チャールズや彼の恋人セシリーを招いた。彼らはずっと滞在した。
しかしサリーの体調が悪くなってきた。サリーはジェオフリーが自分に毒を持っているのではないかと疑った。


(1947)いのち短し/The Other Love
バーバラ・スタンウィック、デヴィッド・ニーヴン、リチャード・コンテ
ピアニストのカレン(バーバラ・スタンウィック)は結核になりスイスの療養所に入った。カレンには正確な病状は知らされなかった。
しばらくしてカレンは医師のトニー(デヴィッド・ニーヴン)に反発して町に出かけた。レーサーのポール(リチャード・コンテ)と親しくなった。しかしポールはカレンの病気を知らない。


(1947)恐怖の叫び/Cry Wolf
バーバラ・スタンウィック、リチャード・ベイスハート、ジェラルディン・ブルックス、エロール・フリン
サンドラは帰省していた夫ジムが死亡したとの記事を読んで実家を訪ねた。しかし結婚の事実を疑われた。結婚証明書を見せたが、疑わしい目つきである。
ジムの妹のジュリーとは仲良くなった。ジュリーは使用人たちに厳しく監視されているようである。
ジュリーは「ジムの叫び声が聞こえた」と言う。別棟の「研究所」ではなにやら怪しいことが行われているようである。
突然ジュリーが二階の窓から落ちて死亡した。サンドラは屋敷から遠くに見える「スリーヒルズ」に行った。そこにはジムがいた。


■ (1947)Variety Girl


■ (1948)B.F.'s Daughter


(1948)私は殺される/SORRY, WRONG NUMBER
バーバラ・スタンウィック、バート・ランカスター、エド・ベグリー、アン・リチャーズ、ジミー・ハント
寝たきりに近い状態のレオナに電話がかかってくる。それは混戦電話で、ある女性を殺害する相談の電話。警察に知らせたが「冗談」と無視された。
さらにすく府の電話がかかってくる。最初の電話のターゲットが次第に明らかになってくる。
指定時刻の11時15分が近づいた。階段を上ってくる音がする。ドアを開ける音がした。


■ (1949)The Lady Gambles


■ (1949)East Side, West Side


(1950)テルマ・ジョーダン事件:情事の代償/The File on Thelma Jordon
バーバラ・スタンウィック、ウェンデル・コーリー。
地方検事補のクリーヴは妻がいたが、テルマという女性と付き合い始めた。
テルマの金持ちのおばが拳銃で撃たれる事件が発生した。テルマは逮捕・起訴された。
裁判の結果は無罪となったが、


■ (1950)No Man of Her Own


■ (1950)The Furies


■ (1950)To Please a Lady


■ (1951)The Man with a Cloak


■ (1952)Clash by Night


(1953)人妻の危機/Jeopardy
バリー・サリヴァン、バーバラ・スタンウィック。
ダグ/ヘレン・スティルウィン夫妻と子供ボビーは、休暇でメキシコに遊びに行った。
しかしダグが壊れた桟橋の柱に挟まって動けなくなった。しばらくすれば、潮が満ちて来て溺れ死ぬ。
ヘレンとボビーが助けようとしたが、できずにヘレンは助けを求めに走った。
しかし出会った相手が脱獄囚っ!ヘレンは連れまわされて、ダグを助けることができない。


■ (1953)Titanic


■ (1953)All I Desire


(1953)吹き荒ぶ風/Blowing Wild
ゲイリー・クーパー、バーバラ・スタンウィック、ルース・ローマン。
ジェフとダッチは石油を掘っていたが、盗賊団に襲われて破壊された。
無一文の二人は、同じく石油を掘っているパコに雇われた。しかしパコの妻マリーナはジェフの昔の恋人だった。
マリーナはジェフに近づいたがジェフは拒否、またジェフはサルという女性と知り合った。
マリーナはパコを殺し、盗賊団が再び襲い掛かってきた。


■ (1953)The Moonlighter


■ (1954)Witness to Murder


■ (1954)Executive Suite


(1954)バッファロー渓谷の戦い:牛飼いの女王/Cattle Queen of Montana
バーバラ・スタンウィック、ロナルドレーガン。
ジョーンズ一家は多数の牛を連れてモンタナまでやって来た。土地の登記をすれば、自分たちのものとなる。
だが牛の群れが襲撃され、さらに登記書も盗まれた。マッコード一味の仕業である。
ジョーンズ一家に、ファレルという騎兵隊員とコロラドスという先住民が協力し、マッコード一味と対決した。


■ (1955)The Violent Men


(1955)ビルマの逃亡劇/Escape To Burma
バーバラ・スタンウィック、ロバート・ライアン
場所はビルマ。木材業をしているグゥエンの元にジムという男が訪ねてきた。グゥエンとジムは親しくなった。
さらにカーディガンという刑事が来た。カーディガンはジムを捕らえようとするがジムは逃亡した。
カーディガンはジムを追いかけ、さらにグゥエンも二人を追いかけた。


■ (1956)There's Always Tomorrow


(1956)マーヴェリックの女王/烙印なき男/The Maverick Queen
バーバラ・スタンウィック、バリー・サリヴァン、メアリー・マーフィ
ジェフ・ヤングはロック・スプリングスに来た。酒場の経営者キット・バニオン、実は悪党のボスに会って「ジェフ・ヤンガー」と悪党の名前を名乗ったので、仲間に誘われた。
ジェフは列車強盗をしたが、ジェフとキットが親しくしていると、仲間のサンダンスが妬んだ。
キットが奪った金を運んでいる時に、サンダンスがキットを襲撃した。


■ (1956)These Wilder Years


■ (1957)Crime of Passion


(1957)荒野の追跡/TROOPER HOOK
ジョエル・マクリー、バーバラ・スタンウィック。
騎兵隊はアパッチの集落を襲撃した。リーダーのナンチェスとともにコーラという女性とキトという男児を捕らえた。
コーラは白人で9年前にアパッチに捕らえられた。キトはナンチェスとコーラの子供である。
フック軍曹はコーラとキトをコーラの夫の元に送り届ける任務を授かった。しかし脱出したナンチェスと仲間が取り戻そうと迫ってくる。


(1957)四十挺の拳銃/Forty Guns
バーバラ・スタンウィック、バリー・サリヴァン。
女ボスジェシカ・ドルモンドに支配されている町。保安官さえも彼女の意のままである。
法執行官のグリフ・ボーネルが弟たちを連れて赴任した。銃を撃って暴れた酔っ払いを逮捕したが、すぐに釈放せざるを得なかった。
ジェシカの屋敷を訪れたが、40人の手下が並んでいる長い部屋に案内された。手下たちがグリフを睨んだ。
町の人々は怯えてグリフたちに協力しない。二人が草原で会った時に竜巻に襲われてグリフはジェシカを助けた。


■ (1962)Walk on the Wild Side


■ (1964)Roustabout


(1964)ナイト・ウォーカー:夜歩く者/The Night Walker
バーバラ・スタンウィック、ロバート・テイラー。
アイリーンは盲目の金持ちの夫と結婚していた。だがアイリーンには夢に現れる恋人がいた。
夫は爆発事故で死亡したが夫の影に付きまとわれた。また恋人も夢に現れ続けた。


 

 

ステラ・ダラス

 

 

群衆

いのち短し