Olivia de Havilland


出身地:東京

誕生日;1916年7月1日~死亡日:2020年7月25日:104歳

身長;160cm

配偶者:
Marcus Goodrich(1946~1953) 離婚
Pierre Galante(1955~1979) 離婚

 

 



エロール・フリンとの共演作が八作もある。「エロール・フリン&オリヴィア・デ・ハヴィランド共演作」。この頃はまだ「カワイ子ちゃん」路線で、その後は路線を転換していく。

エロール出演の「(1940)シー・ホーク」に出演を依頼されたが辞退した。代わりにブレンダ・マーシャル。「(1951)欲望という名の電車」もオファーを受けたが辞退。代わりに「(1939)風と共に去りぬ」で共演したヴィヴィアン・リーが出演した。

またベティ・デイヴィスとの共演が四作。ベティとは10歳くらいも離れているが、仲が良かったようである。

東京生まれ。ジョーン・フォンテインの姉。二番目の結婚相手がフランス人で、離婚後もパリに住んでいた。

104歳まで長生きしたのは見事。103歳の誕生日には自転車に乗った姿がSNSに投稿されて世界中が感動の渦に巻き込まれた。

 


 

出演作

■ (1935)ブラウンの怪投手/Alibi Ike


■ (1935)頑張れキャグニー/The Irish in Us


■ (1935)真夏の夜の夢/A Midsummer Night's Dream


(1935)海賊ブラッド/Captain Blood
エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド
医師のブラッド(エロール)は独裁者に反対する人物を治療したため捕らえられた。脱獄して海賊となる。


(1936)風雲児アドヴァース/Anthony Adverse
マリア・ボニーフェザーはデニス・ムーアという恋人がいた。だが年齢は離れているが金持ちのドン・ルイスと結婚することになった。
ルイスはとりあえず病気療養に行く。だがマリアはデニスの子供を妊娠した。二人は逃亡した。
戻ってきたルイスは二人の居所を掴んでデニスを殺した。マリアは男児を出産し、その時に死亡した。男児は女子修道院に預けられた。アンソニーと名付けられた。
アンソニーは偶然のことからマリアの父親ジョン・ボニーフェザーと会って仕事を手伝った。ジョンは自分の孫であることを知ったが黙っていた。
アンソニーはジョンの使用人の娘アンジェラ・ギセッピと仲良くなった。だがギセッピ一家は引っ越した。
アンソニーはアンジェラと再会し結婚することになったが、アンジェラは急用がありメモを置いて出かけた。だがメモは風で飛ばされた。
後年、アンソニーはアンジェラと再会した。アンジェラは歌手となっており、息子がいた。アンソニーの子供である。


■ (1936)進め龍騎兵/The Charge of the Light Brigade


■ (1937)Call It a Day


■ (1937)恋愛合戦/It's Love I'm After


■ (1937)The Great Garrick


(1938)黄金の罠/Gold Is Where You Find It
クロード・レインズ、ティム・ホルト、オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョン・ライテル、ラッセル・シンプソン、ハリー・ダヴェンポート、ジョージ・ブレント
金採掘に使っている放水銃の泥水が川に流れ込み、周囲の農場の収穫に影響を与えている。
また川から溢れた水で家が破壊されて死亡する事故も発生した。
農民は、今にも採掘場を襲撃する構えであったが、クリスの説得で裁判に訴えた。
裁判では農民が勝利したが、しかし採掘業者は判決を無視した。
農民は武装して採掘場に向かった。採掘場でも武器を持って待ち構えている。


(1938)ロビンフッドの冒険/The Adventures of Robin Hood
エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド
リチャード王の留守中に弟が実権をにぎり人々を弾圧する。それに対抗するロビン・フッド(エロール)と協力するマリアン姫(オリヴィア)。


■ (1938)結婚スクラム/Four's a Crowd


■ (1938)Hard to Get


(1939)太平洋の翼/海の荒鷲/Wings of the Navy
ジョージ・ブレント、ジョン・ペイン、オリヴィア・デ・ハヴィランド
ジェリー・ハリングトンは兄のカスが教官をしている海軍航空訓練所に入った。ジェリーはカスの恋人のアイリーン・デイルが好きになった。
厳しい訓練の経て卒業。配属された基地でカスも設計に参加した新しい機体のテストが行われた。テストパイロットは死亡した。
機体が改良された。ジェリーはテストパイロットに立候補した。


(1939)無法者の群/Dodge City
エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド
町を支配している無法者に対して、保安官となったウェイド・ハットン(エロール)と新聞を発行しているアビー・アーヴィング(オリヴィア)が対決する。


■ (1939)女王エリザベス/The Private Lives of Elizabeth and Essex


■ (1939)風と共に去りぬ/Gone with the Wind


■ (1939)犯人は誰だ/Raffles


■ (1940)My Love Came Back


(1940)カンザス騎兵隊/Santa Fe Trail
エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド、ロナルド・レーガン
ジョン・ブラウン(実在の人物)が指揮する奴隷武力解放組織と騎兵隊の戦い。
ジェブ(エロール)とジョージ(ロナルド)は当地のキット(オリヴィア)が好きになり二人は何度もキットにアプローチする。キットは本当はジェブが好きだが、断ると悪いのでジョージには答えないでニコニコしてごまかす。
ブラウンはカンザスでの戦闘で敗北した後、北部に行って奴隷解放派の資産家たちの援助を得て再度部隊を構築した。軍の武器庫を襲撃して南部に進撃する計画を立てたが、裏切りがでて武器庫を包囲された。


(1941)いちごブロンド/The Strawberry Blonde
ジェームズ・キャグニー、オリヴィア・デ・ハヴィランド、リタ・ヘイワース
ビフは歯科医。ある日「抜歯してほしい」とヒューゴという客が来た。
ヒューゴは、好きだったヴァージニアを奪い、ビフが服役する原因となった人物である。ビフは麻酔薬を大量投与して復讐しようとする。
過去の悔しいことをずーっと思い出す。しかしそれで悔しい思いが吹っ切れた。あえて復讐をするまでもない小人物と理解した。
麻酔抜きで抜歯して、ちょっとばかり痛い思いをさせただけで終わりにした。
 


■ (1941)壮烈第七騎兵隊/They Died with Their Boots On


■ (1942)男性/The Male Animal


■ (1942)追憶の女/In This Our Life


(1943)カナリア姫/PRINCESS O'ROURKE
オリヴィア・デ・ハヴィランド、ロバート・カミンガムス。
某国王女のマリアは亡命してニューヨークにきている。カリフォルニアに行くために飛行機に乗ったが睡眠薬を飲みすぎて眠った。
しかし飛行機は悪天候でニューヨークに引き返した。マリアが起きないので、操縦士のエディは自分のアパートにつれていった。
エディとマリアは相思相愛となり結婚しようとするが、エディがアメリカ国籍を捨てることを拒否する。しかしマリアはエディと結婚したい。


(1943)陽気な女秘書/Government Girl
ソニー・タフツ、オリヴィア・デ・ハヴィランド、アン・シャーリー。
エド・ブラウンは軍需産業の効率化のために「戦争建設委員会」の業務を引き受けた。
半年後、軍需産業の効率化を達成した。秘書のスモーキーとも親しくなった。
しかしハーヴェスターが経営する企業の利益が減少し、上院の委員会で問題にされた。


(1946)遥かなる我が子/To Each His Own
オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョン・ランド
ジョディはパイロットのコスグローヴの子供を妊娠したがコスグローヴは戦死した。
私生児との批判を恐れて、いったん知人宅の前に捨て子をするが、子供を失った知人は子供を戻さなかった。
後ほど金ができて息子を取り戻したが、息子はジョディになつかず息子を戻した。
時がたちロンドンにいた。中尉となった息子が来るということを知って迎えに行った。息子はあまりにも親切にしてくれるジョディを不思議がる。


■ (1946)まごころ/Devotion


■ (1946)The Well-Groomed Bride


(1946)暗い鏡/The Dark Mirror
オリヴィア・デ・ハヴィランド、リュー・エアーズ
医師殺人事件が発生した。容疑者は双子姉妹。しかし事件時の所在をどちらも明らかにしないので、捜査は暗礁に乗り上げる。
オリヴィアが二役。


(1948)蛇の穴/The Snake Pit
オリヴィア・デ・ハヴィランド、マーク・スティーヴンス。
ヴァージニアは精神病院に入院している。面会に来た夫ロバートを認識しないばかりか、自分が結婚していたことも忘れている。
キック医師は、ロバートに話を聞いたりして、電気ショック療法や麻酔療法で治療を行い、ヴァージニアの病状は少しずつ改善していった。
しかしキック医師に好意を寄せるデイヴィス看護師の陰謀でヴァージニアは「蛇の穴」に入れられた。


(1949)女相続人/The Heiress
オリヴィア・デ・ハヴィランド、モンゴメリー・クリフト、モナ・フリーマン。
キャサリンは内向的な性格で恋人ができなかった。父親や叔母はキャサリンのことを心配した。
しかしモリスという恋人ができた。キャサリンは夢中になった。しかしモリスはキャサリンの父親の財産が目当てであった。
父親に反対されてキャサリンはモリスに駆け落ちを提案した。しかしモリスは拒否し姿を消した。
数年後、父親は死亡しキャサリンは財産を相続した。そしてモリスが戻って来た。


(1952)謎の佳人レイチェル/My Cousin Rachel
オリヴィア・デ・ハヴィランド、リチャード・バートン
フィリップを育ててくれた従兄のアンブローズは健康を害してフィレンツェに移った。その地でレイチェルと結婚した。
しかしアンブローズは死亡し、財産はフィリップに譲られた。その後レイチェルが訪ねてきた。フィリップはレイチェルの人格に感銘し彼女に財産を譲った。
しかしレイチェルにアンブローズ殺害の疑惑などもろもろ疑いが発生した。
 


■ (1955)王女アナ・メンドーサ/That Lady


(1955)見知らぬ人でなく/Not as a Stranger
ロバート・ミッチャム、オリヴィア・デ・ハヴィランド、グロリア・グレアム、フランク・シナトラ、チャールズ・ビクフォード。
ルーカスはインターンであったが金がなかった。金を持っている看護師のクリスティーナに近づいた。
二人は結婚しルーカスは医師になって赴任した。クリスティーナは看護師を辞めた。
しかしルーカスは美人の未亡人ハリエットに惹かれた。


(1956)恋はパリで、大使の娘/The Ambassador's Daughter
オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョン・フォーサイス。
大使の娘でモデルのジョーンは、ショーの会場にもぐりこんだ軍曹のダニーと知り合った。
パリの町を案内した。いろいろなところに行き、ダニーに対する愛情が生まれた。
しかしジョーンには婚約者がいた。


(1958)誇り高き反逆者/The Proud Rebel
アラン・ラッド、オリヴィア・デ・ハヴィランド
ジョン・チャンドラー(アラン)は言葉が話せなくなった息子のデイヴィッドの治療をしてくれる医者を探して放浪していた。
農場主のリネット・ムーア(オリヴィア)の元で働くことになったが、牧場主のバーリー一家との争いに巻き込まれた。


■ (1959)Libel


■ (1962)Light in the Piazza


(1964)不意打ち/Lady in a Cage
オリヴィア・デ・ハヴィランド
腰を痛めているコーネリア(オリヴィア)は二階に上る途中にエレヴェータが停止して閉じ込められた。
非常ボタンを押すが入ってきたのは泥棒。さらに娼婦を伴ってきて、物品を持ち出した。
さらにチンピラ一味が侵入してきて、さらなる略奪と暴力をふるう。
しかしコーネリアは最後に...。


■ (1964)ふるえて眠れ/Hush… Hush, Sweet Charlotte


■ (1970)冒険者/The Adventurers


■ (1972)Pope Joan


叫ぶ女/埋められた女/THE SCREAMING WOMAN
オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョゼフ・コットン
精神病歴のあるローラは帰宅途中に森の中で犬に出会った。その犬は何かを掘り返していた。女性が生き埋めにされていたっ!
警察や家族に話して捜索するが何も発見されない。ローラの話は信用されない。
ローラは自分で、その付近の家を訪ねて歩いた。ある家で例の犬を発見した。


(1977)エアポート'77/バミューダからの脱出/Airport '77
オリヴィア・デ・ハヴィランド、ジョセフ・コットン、ジェームス・ステュアート
旅客機がハイジャックされて墜落し、海の底に沈んだ。
旅客機の中が大混乱に陥る中で、旅客機の中と外で救助作戦が実行される。


■ (1978)スウォーム/The Swarm


■ (1979)The Fifth Musketeer


 

暗い鏡

 

ロビンフッドの冒険