「チネイザン」という、気功療法による腹部マッサージがあります。
チネイザンは「氣内臓療法」とも呼ばれる、2500年以上前から伝わる中国のタオ(道教)の気功療法の一つで、お腹へのマッサージにより内臓の滞りを整える内臓セラピーのことです。
各内臓に気を巡らせて、内臓を本来の状態に戻していくのです。
さらに、内臓に溜まった「感情」 も浄化するといわれています。
最近ふと思い出し、その創始者であるマンタク・チア氏の記事を読み返していたら、「お腹の虫」について興味深いことが書かれていました。
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「人間の体内には小さいパラサイトがいる」
「パラサイトは死ぬ前に卵を産み落とし、ヒトの血のなかで孵化する」
「パラサイトを自分の体から出さないと、そいつに殺されてしまう」
フフフ・・・
「千と千尋」では、ハクはお腹に「虫」を入れられ、それにより湯婆婆に操られていました。
そしてその虫が「体の中で命を食いあらす」と言われていました。
マトリックスでも、ネオがお腹に虫を入れられますね。
エージェントに虫を入れられるネオ
「お腹の虫を使って、宿主をコントロールする」
・・いろいろな作品で、こんな概念がある気がします。
以前にもそんな記事を書いたのですが・・
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これって、虫を使った呪術「蠱毒(こどく)」と言えますよね!?
( ゚д゚)
「蠱毒」についてはこちら
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さらに、中国道教をもととする「庚申信仰」では、
「人間の体内には三種類の虫が棲み、寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の悪行を告げ口する」
・・といわれます(=「三尸説(さんしせつ)」)
そして三尸虫(さんしちゅう)は人間に、欲望を起こさせたり、寿命を縮めさせる、といわれています。
「三尸虫」
「虫が内側から人間を操作している」・・?
自分で動いていると思っているけれど、実はお腹のムシたちに、コントロールされているのかも・・? ^_^;
(甘いものを食べさせるため、コンビニに向かわせる・・
とかねー!・・( ̄∇ ̄))