最近お腹の虫のことが今まで以上に気になってきました。(前回もそんな内容でした)

 

 

宿主をも操作する寄生虫。

 

 

腸内細菌さえも、人の思考をコントロールしていると言われています。

 

 

 

 

 

 

映画「マトリックス」でも、エージェント・スミスがネオのお腹の中に仕込んだ機械の虫を、おへそに器具を突っ込んで除去する場面があります。

 

 

 

アニメ「千と千尋の神隠し」でも瀕死のハクに苦団子(にがだんご)を食べさてせて、虫を吐き出させる場面がありました。(苦団子→ニガヨモギ 団子かな??)

そのおかげでハクは命をとりとめます。

 

 

 

これらのお話は、虫が寄生して人間に悪さをすることの象徴のように思えます。

 

 

 

 

もともと「虫」という漢字の由来は「蛇」をかたどった象形文字だそうです。(古代中国)

 

    

 

 

 

本来は蛇、特に「マムシ」に代表される「毒を持った蛇」を指していました。

 

  

      

 

 

読みは「き」であり「蟲」とは明確に異なる文字や概念でした。

 

 

「蟲」という漢字は、もとは、人間を含めてすべての生物、生きとし生きるものを示す文字・概念であり、こちらが本来「チュウ」と読む文字でした。

 

 

古文書においては、鳥は「羽蟲」、獣は「毛蟲」、魚・爬虫類は「鱗蟲」、カメ・甲殻類・貝類は「介蟲」、そして人間は「裸蟲」という表現が登場しています。

 

 

 

     「 裸蟲 」

 

 

 

 

そもそも人間はある意味「虫の集合体」と言えると思います。

 

 

  

 

 

 

人間には、たとえば腸内だけでも、約1000種類、細胞の数の約10倍の100兆個もの微生物が存在しています(重さは約1.5kg!)

 

 

そして腸内細菌のDNAの総数は、人間の100倍にも上るそうです。

 

 

 

 

どっちが自分と言えるでしょうか・・(⌒-⌒; )??

 

 

 

まるで八百万の神ですよね! (神はここにいたのかも!?)

 

 

 

 

人の性格は腸内細菌が決定しているとも言われています。

 

 

あなたが苦手なあの人は、その人が意地悪なんじゃなくて、虫が意地悪なだけかもしれません。(お腹が黒くなっているだけ→腹黒い)

 

 

虫の位置がちょっとずれちゃっただけなのかもしれません。(虫の居所が悪い)

 

 

悪い虫には早々に出て行ってもらった方がいいかもしれませんね。(いい虫もいるんでしょうけど(=゚ω゚)??)