感傷的で、あまりに偏狭的な。

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

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私の活字好きはどこからきたのだろう。
私の読書好きはどこからきたのだろう。
現在読んでいる本を記録し、語り、私の根っこを探しにいく。
ときどきクラシック。
ときどき演劇。
そしてときどき犬。


(書評についてのお知らせ)
基本的にすべて現在進行形で書いているため、
再読していない限り、
ブログを始める以前に読了している作品については書いていない。

 

(あらすじ)※Amazonより

第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成!
日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化!

ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った感動作。

解説は『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した佐藤多佳子さん。

 

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

 

高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律に魅せられた外村は、念願の調律師として働き始める。ひたすら音と向き合い、人と向き合う外村。個性豊かな先輩たちや双子の姉妹に囲まれながら、調律の森へと深く分け入っていく―。一人の青年が成長する姿を温かく静謐な筆致で描いた感動作。

 

◇◆

 

第154回直木賞候補作である。

→あもる1人直木賞選考会の様子はこちら・・・

あもる一人直木賞(第154回)選考会ースタートー

あもる一人直木賞(第154回)選考会ー途中経過1ー

あもる一人直木賞(第154回)選考会ー途中経過2ー

あもる一人直木賞(第154回)選考会ー結果発表・統括ー

 

ピアノ、そして調律師の物語・・と聞き、すんごく楽しみにして読み始めたのだが、読後はなんだかすんごく残念な気分になった。

とはいえ、全然面白くなかったわけではなく、どちらかというとまあ楽しめた作品ではあった。
湿気たっぷり、内声を歌い上げちゃったことが裏目に出ちゃったんだよね~。
(内声は外声に比べてひそやかなる存在。まさに調律師のような影の力持ちのような旋律。)

 

とにかく読者の感覚に訴えかける小説で、比喩や感傷的な表現が多く、子宮で感じろ!的な作品であった。
それが的確な表現であればいいのだが、ちょっと読者に頼り過ぎでは?という点も多かった。
また主人公が男性調律師、という設定にも違和感を覚えた。
女性調律師だったらわかる表現も多かったのだが、想像で女性の調律師に変えてみると今度は物語としてリアリティがなくなって小説が成り立たなくなる。
難しいよねえ。。。
 

ピアニストを目指す双子ちゃんもどうせ書くならもう少し魅力的に書いてほしかった。
地味な世界に脚光をあてて描こうとしているわりに、物語の展開が平凡かつ滅多になさそうな事件が起こってそこも残念だった。

ピアノを長年やってきた身からすると、こういう話ってあるようでないんだよね〜。


あと、きっとこの作者はピアノ歴が長い。だからこその欠点が出てしまっていた。
ピアノの説明が極端に省略されすぎているのだ。
グランドピアノの中を見たことのある人がどれだけいるだろうか。
なんでグランドピアノの中を「森」と感じたのか・・だって、感じたんだもん。って言われりゃそれまでだが。

ダンパーペダルが何を指すのか知っている人がどれだけいるか。それが同時に上下するように調節するとどういう効果が得られるから、同時に下げるようにしなきゃね、と言われたのか。
説明が全くないから、読者はまーったくわからないんじゃ・・・?

私は知ってるけど。
 

ただ!この作品に真摯に向き合って、一生懸命に言葉を紡ごうとしている姿はピアノを通してすごく見えてきた。

小説家として言葉を紡ぐ覚悟っていうの?そういう気合いというか覚悟というか気持ちが強く感じられる作品で、その姿に私は大変好感を持った。
言葉も美しいし、感覚を刺激される作品が好きな女性から好かれる作家さんだと思う。
今後、どういう作品を紡いでいくのか、期待できると思う。
 

最後に・・・
帯に
「村上春樹のドライさと湿り気。小川洋子の明るさと不穏。2人の先行作家の魅力を併せ持った作品です。」
とあったが、それは言い過ぎ~~~~~~。と思わずツッコんでしまった。
 

いくら出版社が売りたいからってそれは言い過ぎだから!

って私が作家の宮下さんだったら、やめて〜><とジタバタしちゃうわ〜笑

 

以前の直木賞選考会の記事で、

宮下奈都さんの「羊と鋼の森」は、映像を意識したものではないが、ストーリー展開といい、双子とかキャラが非常にマンガっぽい印象・・・

と書いていたのだが、どうやら映画化するようである。

 

 

豪華出演陣で映画完成!
外村青年を山﨑賢人、憧れの調律師・板鳥を三浦友和、先輩調律師・柳を鈴木亮平、ピアニストの姉妹を上白石萌音、萌歌が演じています。6月8日公開。

 

この国には若い俳優は山﨑賢人くんしかおらんのか。

どの映画観ても山﨑賢人を見る気がするんですけど!!!

まあ男前で見栄えがいいからいいんだけどさ〜。

あとこの予告しか見てないけど、小説と世界観とか雰囲気がちょっと違う感じ・・

映画の方がドラマティックですね。まあ当然か。

 

比べるもんでもないが、同じ音楽ジャンルの小説を読むならこちらのほうが読み応えが100倍あります〜。

 

蜜蜂と遠雷 蜜蜂と遠雷
1,944円
Amazon

 


テーマ:

さかのぼること数ヶ月前。

私は祭りを前に静かなる闘志を燃やしていた。

クラシックファン/ピアノファンならご存知(かどうか知らんが)、別府のアルゲリッチ祭のチケット一斉販売の日がやってきたのである。

※念のため説明しますと、アルゲリッチとは世界的女性ピアニストのマルタ・アルゲリッチ。

 

一度行ってみたかったんだ〜

大分の別府で毎年5月の中旬頃に開催される、別府アルゲリッチ音楽祭に。

なぜわざわざ大分で?かといいますと、ご友人でもあるピアニストの伊藤京子氏が別府在住だから、だそうです。

 

しかし正直なところ、大分まで行くの大変じゃないですか。

飛行機代だってバカにならないし。

宿泊代だってかかる。

しかもアルゲリッチのコンサートともなればチケット代だけでもなかなかのお値段。

ラ・フォル・ジュルネに来てくれたらいいんだけど、今年は来ないみたいだし。

 →参考記事「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014

ムゥ〜と思っていたら、2018年は東京公演があるというではありませんか!

 

何が何でもチケットを取りたい!

と思った私は、とある日の朝10時数分前。

前日大酒飲んでベロベロだったにも関わらず、飛び起きてパソコンの前に陣取った。

 

ピッピッピッ、ピー!!

 

チケットぴあの購入ボタンをクリックしまくれどもしまくれども、混み合っております、という非情なる文字がクリックするたびに出る。

そして数分後、

 

あ!つながった!!!

 

と思ったら、完売・・

 

私「私の中のアルゲリッチ祭が数分で終わった・・・」

汗「お疲れさん。」

私「あ!!そういや、私、アルゲリッチ祭の会員なんだった!」←そんなこと忘れるなよ。

 

わたくし、行ったこともないのに別府アルゲリッチ祭の会員だったのだ。

(いつか行くことを夢見て、会員になってました笑)

 

私「もう遅いだろうけど、とりあえず別府のHPからチケット見てみよ。・・・

  ギョギョーーーー!!!!数枚残ってる!!!」

 

慌ててクリック。

無事、私と汗かき夫の分の2枚買うことができた・・・幸せ・・

 

そんなわけで楽しみにしていたアルゲリッチコンサート。

ドレスアップして行くぞー!

と張り切って仕事も休みにしていたのに、例のごとくボスの仕事が遅いせいで結局出勤。

しかしなんとか頑張ってもらって、早退することができた。

家に帰って着替えるヒマはないので、そのまま会場へゴー!

カフェで読書でもしてよ〜っと。

 

というわけで、ケーキ食ったり、珈琲飲んだりしてゆっくりとした時間を過ごす。

それでもまだ時間があったので、オペラシティ内にある書店で立ち読み&本購入。

幸せな時間を過ごしました。 →『もう ぬげない

 

そして開場時間になり、汗かき夫と合流して会場へ。

 

アルゲリッチとともに・・・

 

私「今日はドレスアップするつもりが、仕事だったから麻のスーツになっちゃったよ。」

汗「でもよく似合ってるよ。あもさんっぽくていい!」←妻褒め選手権15連覇中!

汗「ロングスカートってのもいいし。」

私「スカートと見せかけてパンツなんで〜す☆」

汗「あら、ほんとだ。」

私「イメージは、ベニスに死す、のじいさんだよ。頭から白髪染めを流すジジイ」←口が悪い。

汗「は?」

 

これ。

全身クリーム色の麻のスーツ・・と思いこんでいたのだが・・・

 

あれ?なんか違うっぽい・・かんちが〜い。

 

そんな話なんぞしているうちにお時間です!

 

◇◆

 

日本生命 presents オーケストラ・コンサート〜

アルゲリッチ Meets プロコフィエフ 躍動する未来

[出演]
 マルタ・アルゲリッチ(Pf)、チョン・ミョンフン(Cond)、桐朋学園オーケストラ
[曲目]
 ・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
     (休憩:20分)
 ・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 op.26
 

オケが学生ってところがミソなのだが、←そのおかげでチケット代も少し安め。

私は音大生の演奏をわりと高く評価をしておりまして、しかもアルゲリッチと競演だなんてチャンス、この先一生ないかもしれない。

私が桐朋学園の生徒なら、死ぬ気で演奏するね。

そう思って期待して耳を研ぎ澄ませて演奏に聴き入った。

 

私(あああああっっ!!)

 

ブラームス交響曲第一番の出だしのティンパニが、コンマ1秒早いっっっっ!!!

これは目立つ!!!!

 

私がティンパニなら、このミスをめっちゃ引きずりそう・・・大丈夫かなあ・・・

と心配していたのだが、この彼はタフだった!

その後はよい音を出していてよかったです〜。ほっ。

 

ご参考までに・・小沢征爾指揮の天覧公演。

出だしのティンパニはチョー緊張すると思います(しかもこの動画は両陛下の御前だし)。

ティンパニ次第でその後の展開が決まる。

 

 

ちなみに演奏全体の印象だが、第一楽章の最初はどんだけすばらしい音を出すんだ!!と感激していたのだが、後半進むにつれポロポロと粗が出てきちゃって、非常に惜しかった。

まあ、この曲って詰め込みすぎなんだよね〜

好きな人も多い曲なのだが、私はそうでもないんだよね・・・

 

汗「この曲、すごく疲れない?」

私「ブラームスが気合い入れ過ぎて、詰め込みすぎなんだよ。」

汗「すごくガチャガチャしてて疲れた・・」

私「それはブラームスが半分悪いんだよ。」

 

あもちゃん、ブラームスの悪口ならいくらでも言える(笑)

でもブラームスファンってすごく多いのだ。好きな理由もわかるんだけども私はイマイチ。

 

 

そして20分の休憩。

ザワザワザワザワ。

2階に大量のカメラマン&テレビクルーがいた。

 

私「なんであんなにたくさんカメラがいるんだろ。別府の音楽祭の撮影かなあ。」

汗「にしても多くね?」

私「ライトとかすごいし。・・あ、林文部科学大臣がいる〜。」

汗「だからかな。」

私「多過ぎだよねえ。大げさだわ〜。大臣1人来るだけでこんなにカメラが来るもん〜?」

 

と思ったら、なんだか2階のからまばゆい光(オーラ)が!!!!

 

美智子皇后陛下のご登場であります。

 

ぬぁんと!!!

まさか皇后陛下がいらっしゃるとは存じ上げず〜。

もっとドレスアップしてくればよかった!!!←誰も見てないって。

く〜仕事なんぞしてる場合じゃなかった。

ああそれにしても、美智子皇后陛下の肌がきれいすぎてあもちゃん、目がつぶれそう!!

本当にお肌が白くて光ってました!!!

私は1階席で、手を振ってくださる2階席の皇后陛下を見上げる形だったのだが、遠目からでもわかるきめの細かさよ!

 

 

そして舞台にアルゲリッチが登場。

なんだか足が悪そう・・・・少し心配だわ。

汗かき夫が休憩時間にプログラムを見ながら

「今年アルゲリッチ祭20周年を最後に、来年から冠だけ貸して本人は身をひくんじゃないの?プログラムやほかのアイテムとか結構金かけてるし。」

と言っていたが、信じたくはないがそうかもしれないなあ、と歩きにくそうにする彼女の姿を見て思った。

 

しかし演奏が始まってみると今年76歳とは思えぬ力強さであった。

鍵盤の上を自由自在に飛び回る〜。

アルゲリッチの演奏に学生たちのオケが圧倒されておりました・・・しっかりせんか!!

もっとがむしゃらにギラギラした演奏をせんか!!

よくまとまってはいたが上品すぎるのがよくなかったのかもしれない。

 

プロコフィエフの第3番って私の好きなピアノコンチェルトで、アルゲリッチのピアノ技術がたっぷり堪能できるはずの選曲であった。

(記念すべき第1回アルゲリッチ祭と同じプログラムで、同じメンバーなのだそう。学生は違うけど学校は同じ。)

 

だがこの日のアルゲリッチの演奏は本当に力強くて、相変わらず卓越した技術を堪能できたけれど、いつもより(数回しか生で聞いたこと無いが)、ちょっとだけお疲れ気味のようであった。76歳で別府やら水戸やら東京やらを飛び回ってたらそりゃ疲れる。

 

それでもピアノに対して真摯な姿勢は本当に胸を打たれるわ。

オケの高音部とピアノがピヨピヨシンクロするとことか、本当にピアノの誠実さが伝わる。

オケがそんなピアノにもっと応えてほしかったす〜。

(求め過ぎなのはわかってはいるのですが!!)

 

アルゲリッチのピアノでプロコフィエフピアノ協奏曲第三番。

この演奏はすんばらしい〜!

特にオケが必死で本当にすばらしい笑

 

 

この日アルゲリッチはアンコールを2曲も弾いてくれた。

 

・シューマン(リスト編曲):献呈
・山本正美(三浦一馬 編曲):ねむの木の子もり歌

 

シューマンの献呈って歌曲の方が好きで、ピアノはリストっぽくて(編曲がリストだから当然だが)あまり好きじゃないんだよなあ〜と思いながら演奏に聴き入る。

そして2曲目。

 

私「ん?これはどっかの子守り歌かな?別府とかの民謡とか?」

 

曲は知らねどすんごくいい音を出していてじ〜んときた。

譜見台を設置してからの演奏だったので、おそらく初見弾きだと思われたがとてもよかった。

最後にいい音が聞けて本当によかった〜。

 

私「ピアノコンチェルトはちょっとお疲れ気味だったけど、アンコールとかよかったよね」

汗「ピアノコンチェルトもよかったよ〜。すごかったね〜。」

 

鍵盤を飛び回るアルゲリッチの姿に感銘を受けたそうです笑

 

汗「クロークに荷物取りに行ってくるわ。」

私「あ、私はアンコール曲が張り出されてるから見てくる〜」

 

 

汗「2曲目はなんだった?」

私「ねむの木の子もり歌だって」

汗「ネムノ・・・どこの国のうたなの?」

私「は!?日本だよっっ!ねむの木知らんの!?エミネムじゃないよ!」

 

 

 

※画像はお借りしました

 へー。ねむの木の花ってこんななんだ。私も知らんかったけども!

 

私「ねむの木学園とかってあるじゃん。なんとかまりこ(※)とかさ〜。吉行淳之介の・・」

汗「知らん。」

私「もーーーーーー!!!!!・・ま、いいや。でもなんでこの子もり歌なんだろ。」

 

(※)宮城まり子さんでした。宮城まり子といったら吉行淳之介。私の中で。

 

 

あとでグーグル先生に聞きましたところ、この曲、作詞したのが学生時代の美智子皇后陛下だというのだ!・・あ、もしかして有名な話だったりします?

私は知らなかったので、衝撃でした・・・

 

私&汗「あ〜美智子皇后陛下に合わせてのアンコール曲だったんだね〜」

 

納得した一夜でありました。

美智子皇后陛下(多分、半分プライベートでの来訪)も魅せられるアルゲリッチの演奏。

 

次も次もアルゲリッチの演奏を聞けるといいなあ・・・

 

 

スイート・ホーム スイート・ホーム
1,620円
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(あらすじ)※Amazonより

幸せのレシピ。
隠し味は、誰かを大切に想う気持ち――。
うつくしい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる、
愛に満ちた家族の物語。

香田陽皆(こうだ・ひな)は、雑貨店に勤める引っ込み思案な二十八歳。
地元で愛される小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を営む、腕利きだけれど不器用なパティシエの父、明るい「看板娘」の母、華やかで積極的な性格の妹との四人暮らしだ。ある男性に恋心を抱いている陽皆だが、なかなか想いを告げられず……。(「スイート・ホーム」)
料理研究家の未来と年下のスイーツ男子・辰野との切ない恋の行方(「あしたのレシピ」)、
香田一家といっしょに暮らしはじめた〝いっこおばちゃん〟が見舞われた思いがけない出来事(「希望のギフト」)など、
稀代のストーリーテラーが紡ぎあげる心温まる連作短編集。

 

どんなに疲れて帰ってきても、仕事でうまくいかないことがあっても、ここまで来れば、もう大丈夫。駅からバスに乗って、ふたつ目のバス停で下りて、色づき始めた街路樹を眺めながら、甘い香りのする場所へと向かう。そこでは、おいしいスイーツと、なごやかなパティシエ一家が、
私の到着を待っていてくれる。(本文より)
さりげない日常の中に潜む幸せを掬い上げた、心温まる連作短篇集。

 

◇◆

 

不思議な短編集だなあ、と思いながら読んでいたのだが、奥付を見て納得。

 

阪急不動産株式会社ホームページ「阪急宝塚山手台(急阪急宝塚山手台 くらしさいと)」

とあり、どうやら阪急不動産×原田マハ WEB公開小説ということであった。

 

舞台は宝塚。

あたたかな街に暮らす、あたたかな人たち、そしてあたたかな暮らし。

そりゃ阪急不動産の宝塚の建て売り?住宅の広告の小説に、悪人が出てくるわけがないわな。そんなもん書いたら家が売れ残るわい。

 

そういう裏事情を差っ引いて読んでみても、なかなかよく出来た短編集で、あたたかな物語を束ねて作った小さなブーケのような短編集であった。

 

一番よかったのはやはり表題となっている「スイートホーム」であったと思う。

華やかで積極的な性格の妹に比べ、地味で要領が悪く真面目な姉の陽皆(ひな)。

そんな彼女が1人の男性に深く恋する様子はすごくよかったなあ。

片思いに胸をじゅくじゅくさせたり、勝手に落ち込んだり、勝手に盛り上がったり。

そして決定的な失恋。・・と思わせて・・・。

 

地味な姉に華やかな妹。まるでマンガのような姉と妹であったが、実際の姉と妹はどうですかね、姉である私よ!!

地味ではなかったような。華やかでもなかったけど。

しかし色恋沙汰に限って言えば華やか(ある意味)だったのは私だった気がする。

だいたい片思いにひたすら胸をじゅくじゅく、とか私の性にあわん笑。

目の前にいる好きな男性と、ああでもないこうでもない、という状態が気持ち悪い!!

 

ちなみにこの作品が終わって、次から次に繰り広げられる宝塚の街の人たちの物語に陽皆(ひな)さんがちょいちょい出てくるのだが、どこが地味で不器用な女性やねん、ってツッコミたくなるくらい、どうやら清楚美人のようなのです。しかも結構モテモテ。

話が違ってやしませんかね。

まあ、自分が気づいてないだけで実は魅力満載の女性ってことなのでありましょう。

 

広告小説ということもあって、そんなバカな!的な都合のいい話や、いい人ばかり出てくるというところにムムムと思わないわけではないが、そんなことより原田マハという小説家の器用さ、多才さに私はひたすら舌を巻く。

絵画ミステリーからこういうスイートな短編集までと幅が広く、しかも全てが平均値以上で駄作がない、というから驚きである。売れっ子なのもうなずける。

 

宝塚が舞台のあたたかい家庭小説を・・というオーダーだったとして、果してこれレベルの小説を書ける人が今、日本にどれくらいいるだろうか。

それほど原田さんは希少な小説家だと思う。早いとこ直木賞を獲っていただきたいものである。

 

最後にこの作品、ケーキや料理がたくさん登場するのだが全ておいしそう!作品からはおいしそう〜な匂いが漂ってくるのだ。

そしてどのお宅もピカピカに磨き上げられている感じがして、私も掃除や料理をがんばらねば・・という気に一瞬だけなる笑

まあ、一瞬だけなんですけどもね・・・・


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かぐや姫の物語 [DVD] かぐや姫の物語 [DVD]
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(あらすじ)※Yahoo!映画より

今は昔、竹取の翁が見つけた光り輝く竹の中からかわいらしい女の子が現れ、翁は媼と共に大切に育てることに。女の子は瞬く間に美しい娘に成長しかぐや姫と名付けられ、うわさを聞き付けた男たちが求婚してくるようになる。彼らに無理難題を突き付け次々と振ったかぐや姫は、やがて月を見ては物思いにふけるようになり……。

 

※ネタバレします。

 

◇◆

 

私はわりとジブリ作品を見ている方だと思う。

ジブリ鑑賞レベルというとおそらく日本国民約1億人のうち、1%である100万人の中には入れると思うんだ〜。

しかしながらそれってパヤオこと宮崎駿監督の作品であったり、マロこと米林監督(現:スタジオポノック所属)の作品ばかりで、高畑監督のものはあまり見てなかったように思う。

見たことあるのは『火垂るの墓』とかかしら。

せつこぉ・・

せいぜいそれくらいで、高畑作品に特に深い感想があるわけでもないまま、今に至った。

 

先日、高畑監督が亡くなられた。

お別れ会でパヤオがエグエグ泣いてたなあ・・・

追悼作品として日テレが放送したのが『火垂るの墓』、そして先日、追悼番組第二弾として『かぐや姫の物語』が放送された。しかもノーカット版で3時間!!

 

今日見なかったら一生見ないだろうなあ。

これを逃して今後3時間も誰が見ようか。いや見ない。

 

というわけで、今更かぐや姫って!竹取物語って!とエヘラエヘラしながら見始めた私、0時近くのラストでは大号泣でした。エグエグ。

 

高畑監督、これが遺作なのかあ。

遺作にふさわしい・・と言ってよいものかどうかわからないが、とにかくすばらしかったです・・今思いだしても、いつ思いだしても、泣ける。

お風呂に入っていても、汗かき夫に熱く語りながらも、眠りに落ちる寸前でも、泣けてきた。

こんなに延々と私の心を波立たせる作品が今まであっただろうか。

さざなみが立ち続け、永遠に私は泣き続けちゃうんじゃないか、と涙腺が心配になってしまった。

 

まずは絵が抜群にかわいい。

特にかぐや姫の赤ちゃん、幼児時代の描写が本当にかわいいの。

もちろん少女、女性になったかぐや姫もかわいいんだけどさ。

 

物語はみながなんとなく知っている「かぐや姫」と同じである。

けれど高畑監督はかぐや姫が帰っていく「月」は「死」と捉えたんだなあ。と知る。

そしてかぐや姫の人生は、私たち皆の人生に置き換えて描いたんだなあ、と振り返る。

その上で高畑監督は、私たちに強く生きろ、と言っている。気がした。

 

この物語には私たちの人生の全てが詰まっている。

のびのびと生きていく子ども時代。

成長するにつれ、親からの期待と愛情の行き違い、思いのままにならない恋、そして人生。

辛いことばかりでそこから逃げてしまいたい気持ちにぶつかり、人生の岐路に立つ。

 

私たちはその時どうすべきなのか。

 

かぐや姫は「死」を願った。

かぐや姫は、生きていくのが辛くなって月の世界に戻りたい、と願う。

そしてそれは簡単に叶えられてしまった。

確実にお迎えが来てしまうことになった。

かぐや姫は「死」を願いながらも、それを後悔し、生きること(地上に居座る)を願う。

しかしもう遅かった。全てが遅かったのだ。

死を選んだら、もうやり直しがきかない。

 

そして約束の日。

空からお迎えがやってきた。

仏様が楽団を引き連れてやってきたときには笑ってしまったが、天上の音楽が流れる中、ひたすら無表情の仏陀がおそろしくもあった。

しかも天女の羽衣を有無を言わさず、ジジババに駆け寄り想いを語ろうとするかぐや姫にファサっとかけるところとかこわかった〜

(天女の羽衣を身にまとうと地上の記憶が全てなくなる、すなわち死である。)

 

辛いことや哀しいことだらけのこの地を去って、辛いことも哀しいこともない美しい地へ。

全てを忘れ去って。

けれどこの地には哀しいことや辛いことも多いけれど、同じくらい、それ以上に喜びも嬉しさも感動も詰まっていた。

かぐや姫はそのことに気づいた。けれど気づいたときには全て遅かったのだ。

それが罰だった。

 

罰として地上におろされたかぐや姫。

辛いことや哀しいことを体験させる罰。

しかしそれ以上の罰は、哀しみや辛さと同じほど喜びや楽しさもあることを体験し、それから引きはがされる、いや自ら手放すという罰。

 

なんかもう辛かったなあ。もう。

今も泣けてくる。

音楽も大変よかった。

特に二階堂和美さんのエンディングの歌がよかったです。

最後にYouTubeを貼っておきます〜。

 

ところで私が泣けてきたのと同時に、ムムッと思ったところ。

月に還らなくてはいけないとなった時、偶然初恋の「捨丸」に再会したときのこと。

「捨丸兄ちゃんと一緒になっていれば、私は幸せになっていたんだと思う。」

と想いを告げる。

(ここももう時既に遅し。もっと前に1度、再会して一緒になれたかもしれないチャンスがあったのにかぐや姫は逃げたのだ。せめて話だけでも、言葉だけでも交わしていればまた違ったかもしれないのに。色々なしがらみ(身分違いとか生活とか色々でしょうなあ)や想いが交錯して行動に移せなかった。我らが人生もまた然りである。)

 

それを聞いた捨丸兄ちゃん、

「今からでも遅くない。一緒に逃げよう」

と言う。

 

うぉーーーーーい!ちょっと待てーーーーい!!!!

おのれは数秒前まで、妻子を連れて歩いていたやないか。

その妻子を捨てて、かぐや姫と逃げる、そう言うんやな!!!!

今の暮らしを捨てて、幼い頃の一瞬を過ごしただけの女性と逃避行しよう、そういう覚悟なんやな!!

男ってやつは初恋は一生忘れられないのだ、と高畑監督はしかと描き付けておりました笑

 

その話を号泣しながら汗かき夫に熱く語っていた私に、汗かき夫は

「それでかぐや姫は、それは奥さんに悪いわ、って言って断ったの?」

と聞いてきたので、

「不倫とか駆け落ちとかそういう生々しい物語じゃないんだよ笑」

思わず笑ってしまった。

 

ちなみにこの愛の逃避行の提案は、夢オチで終わった。

夢から冷めた捨丸兄ちゃんは、何事もなかったかのように妻子と普段の生活に戻って行った。

男ってやつは〜〜〜〜〜〜!!!

 

とは言いましたものの、この捨丸兄ちゃんとの最期の逢瀬に泣けたのも事実。

かぐや姫にとっては夢ではなく、幸せなひとときだったのでそれは良かったな、と。

最後に恋しい人と一緒に過ごせた時間があってよかったな、と。

あと、お母さんがずっと変わらず、ずっとかぐや姫の心に優しく寄り添ってあげる存在でよかった。かぐや姫は不幸なときもたくさんあったけど、幸せなこともたくさんあってよかった。

(お父さんもずっとかぐや姫に愛情は注いでいた。かぐや姫のためにはならなかったけど。これが本当に複雑。娘のため、が全く娘のためになっていない、という哀しさ。)

おそばについていた女童もやさしくて、かぐや姫に寄り添ってあげられる存在でよかった。

 

そう考えるとかぐや姫の人生は、そりゃあもう思い通りにはいかないし、哀しいことも多かったし、死にたくなるほど窮屈な籠の中の鳥ではあったけれど、それでもかぐや姫を愛するたくさんの優しい人たちに囲まれた人生でもあったのだ。

 

私たちの人生には、哀しみも幸せもたくさんたくさん詰まっている。道は1つじゃない。

高畑監督、すばらしい作品をありがとうございました。

 

こんなん泣けるわ・・・

 

 

人間の未来 AIの未来 人間の未来 AIの未来
1,512円
Amazon

 

(あらすじ)※Amazonより

10年後、100年後の世界と日本の未来を、ノーベル賞学者と国民栄誉賞棋士、最高の知性を持つ二人がとことん語り合う!
iPS細胞、将棋界とAIといった二人の専門分野に加えて、「ひらめき」「勘」の正体、世界で通用する人材をつくるにはどうするか、人間は不老不死になれるかといった、人類の普遍的なテーマについても熱く討論する。

人工知能、進化するロボット、iPS細胞による最先端医療―私たちの暮らしはどう変わっていくのか?ノーベル賞科学者と史上最強棋士が「10年後、100年後の世界」を予言する。

 

山中 伸弥
1962年、大阪府生まれ。神戸大学医学部卒業。大阪市立大学大学院医学研究科修了(博士)。米国グラッドストーン研究所博士研究員、京都大学再生医科学研究所教授などを経て、2010年4月から京都大学iPS細胞研究所所長。2012年、ノーベル生理学・医学賞を受賞。

羽生 善治
1970年、埼玉県生まれ。将棋棋士。1985年に史上3人目の中学生プロ棋士となる。1996年には竜王、名人ほか7つのタイトルすべてを獲得。棋聖のタイトルを保持していた2017年に竜王に返り咲き、前人未到の「永世七冠」の称号を得る。2018年2月に国民栄誉賞受賞。

 

◇◆

 

ラインの無料スタンプ欲しさに、ライフネット生命だったかと友達になった。

すると当然だが、ライフネット生命から色々とお知らせが来るわ来るわ・・

普通は中身も確認せず、どんどん消去するのだが、見出しに羽生さんと対談とかなんとか・・が見えたので、一体なんじゃろな、と読んでみると、ライフネット生命の社長だかと羽生さんの対談があって、その中の羽生さんの面白い話を発見した。

 

「この1局に勝つならこの手だが、この先10年後を考えた時には違う手を打つことがある」

 

というもの。

 

なにそれ!!!

将棋に疎いわたくし、常に1局1局を勝つためだけに戦っているのだと思っておりました。

しかし10年先を見据えて将棋をしてる、とかなんという宇宙!

と1人感激したのであった。

 

それに私は羽生さんって案外ちゃんと話せるんだなあ・・と感心。

というのも、以前、私がおしりを指揮棒でぺんぺんされたい佐渡ちゃん(世界の佐渡裕さん)と羽生さんがNHKの番組で対談したときが、なんかち〜っとおもしろくなくてさ〜。

二人が全然噛み合ってなくて、最後までよくわかんなかった・・・

という苦い経験があり(私は見るだけだったからどうでもいいが、佐渡ちゃんは辛かったであろう・・・)、羽生さんは人と話すのが苦手なんだわ、と勝手に思っていたのだが、ライフネット生命の対談を読む限り、ちゃんと話していたし、むしろ興味深い話しをしてくれてる!と羽生さんに対するイメージが変わった。

佐渡ちゃんのときはきっとたまたまだったのだ。もしくは圧倒的に音楽に興味がなかったか笑

 

そこへこの山中教授との対談、ときたら、読まないわけにはいかぬ、と早速読んでみた。

どの頁もおもしろいことばかりが書いてあって、どこを抜粋したらいいのか困るほどおもしろかった。

山中教授は本当によい聞き役でもあり、話し上手でもあり、羽生さんと深く話しこんでいるであろう様子が手にとるようにわかった。

そして羽生さんも特にAI分野には大変深い理解があり、さらにはips細胞だけにも興味津々で色々とつっこんだ問いかけもしていて、こちらも大変おもしろく読めた。

 

お恥ずかしい話なのだが、私は今の今までips細胞っちゅーのがどういうもんか全くわかっていなかった。もちろん今だってわかってはいないのだけど、この対談を読んですこ〜しだけ、どういうものかがわかった気がした。

 

色々と挙げたいのだが、挙げていくと全部挙げていきたくなるので、本当に1つだけ!

 

山中先生のお話から・・
 

僕がいつも言っているのは、他の人と違うことをやろうと思ったら三パターンしかないということです。

一つ目は、アインシュタインみたいにもともと天才というパターンです。

(略)

二つ目は、他の人も考えているようなことだけれども、一応自分も思いついた。生命科学の場合は、その仮説を実験で確かめます。(略)予想通りの結果ではなく、まったく思いもかけなかった結果が返ってくることがあります。

 そのときがチャンスです。(略)実験をしてみて、予想していなかったことが起こったときに、それに食らいつけるかどうか。それが他の人と違うことをやる二つ目のチャンスですね。

(略)

三つ目は、自分も他人もみんな「これができたら素晴らしい」と考えているんだけれども、「無理だろう」とあきらめて、誰もやっていないことに敢えてチャレンジするというパターンです。この三つが、僕が考え得る、他の人と違う研究をするパターンです、僕は、一つ目はもうダメだとわかっているので、二つ目と三つ目に懸けてきました。

(「第6章 (羽生さんから山中さんに質問)新しいアイデアはどこから生まれるのでしょうか?」より153頁〜155頁)

 

だそうです〜。

とまあ、こんな具合で将棋のこと、生命科学のこと、ノーベル賞のこと、悪夢を見る睡眠薬のこと・・多岐にわたって語りまくってて、本当におもしろかったです!

 

私だったら誰と語りたいかなあ・・

どんなことを教えてもらったり、教えてあげたりしたいかなあ。

違う分野の人で、教えてもらいたい人・・・

うーん。

違う分野ってそもそも私はどんな分野なんだっつー話ではある・・笑

 


テーマ:

夏日が続く毎日だっつーのに、まだGWの話である。

前半はこちら・・・

 →『私が2人の伯母さんになっても。その66。〜鴨川シーワールド篇/前半〜

 

水族館に飽き飽きしてきたダッコマンを説き伏せて(ほぼ無理矢理笑)、イルカショーを見ることになった。

 

甥「イルカみたくなーい」

私「ジャンプとかしてかわいいよ〜」

甥「かわいくな〜い」

 

などと押し問答が続いていたのだが、ショーが始まるとキラキラお目目でイルカを見つめるダッコマン。さきほどのアシカのコントショーに比べてわかりやすいのであろう。

 

甥「イルカ〜キュッキュッ」←鳴きまね

 

モチコは妹の膝の上でイルカを見ながらラムネをモグモグ、マイペース。

 

しかしショーが終われば、やはり水族館飽き飽きのダッコマン

「汗お〜じちゃ〜ん!」

さっさとイルカのステージを後にして、汗かき夫のもとに駆け寄って行くのであった。

 

※妹撮影(笑)

汗かき夫、ショーなど興味ないご様子、会場の外で主のいないベビーカーを守っていた。

 

鴨川シーワールドの目玉のシャチ(多分)のショーまでもう少し時間はあるが、

こんな調子で果して見ることができるのかしらねえ・・・

 

小姑のように目ざといダッコマン、クジを発見!

 

甥「クジがある〜」

妹「ひいてみる?」

甥「やりたーい」

妹「じゃ、やろっか」

私「へー、ハズレなしだって。すごいね!!」

 

と思ってお値段みたら、ななななななんと1回1000円!!

そりゃハズレなしだわ。

 

皆「いいもの当てろよ〜〜〜〜!!」

 

店員「あっ!おめでとうございます〜!!!」

甥「きゃーーー!!!イルカ!」←イルカではない。

 

カランコロ〜ン♪

なんと出ました!3等!

シャチのでかいぬいぐるみが当たりました!!

 

義弟「すげえな。さすが神の手。」←甥っ子、ヒキがいいらしい。

 

あんなクリームパンみたいな手が神の手だったとは!!

 

姪「・・・モッチャンも!」

妹「モッチャンもするの?」

姪「モッチャンもするの!」

妹「こんな(くだらん)ことに2000円がきえていくぅぅぅ。」

私「まあまあ、ハズレはないんだし我慢したまえ。」

 

皆「いいのがあたりますように〜」

 

残念、5等(一番下)。

だが、サイズ感としてモチコにぴったりのが当たってよかった。

 

後日・・。

甥っ子はこのシャチたちにそれぞれ名前をつけたそうな。

 

自分の黒いシャチには

「ルカ」←イルカ・・イルカじゃないんだっつーの笑

そしてモチコのぬいぐるみには・・・

「シャチ」

 

・・・ってそのまんまーーーー!

 

汗「自分以外のことに全く興味がないとことか、あもすけソックシ!!!!」

私「うっ」←図星。

 

てなわけでクジのところで思わぬ時間を食ったため、シャチショーが始まる時間ギリギリに会場に行くと、まさかの押すな押すなの大盛況。

 

皆「全然見えない・・・」

 

義弟「ダッコマン、見えるか〜?」

甥「見える。・・下ろして。シャチ見ない〜」

 

私「シャチは見たことあるから、私も別にいいよ〜。」

 ←私と元同僚Kは過去、色々ありましてこのシーワールドに来たことがあるのです。

妹「私も見たことあるからいいけど。」

 

義弟&汗「シャチだけは見たかった・・・泣」

 

なぜか男性陣に大人気のシャチであった。

が、人だかりで見られない、と。

 

甥「あもおばちゃん、あっち行こ〜」

私「シャチはいいの?」

甥「いいの。あもおばちゃん、行こ〜ダッコ〜」

私「今、モチコをダッコしてるから」

姪「モッチャン、ダッコしてるの〜」

甥「あっち行こ〜モッチャンも行きたいって言ってるから〜」

 

誰もそんなことは言ってないぞ(笑)

 

が、チビ二人がグズグズ言ってるので、とりあえず「あっち」へ行くことに。

 

あっち、とは本日ダッコマンが一番楽しそうだったキッズスペースであった。

鴨川まで来た意味って一体・・・

 

私「あ〜なんかスマホの充電がヤバイかも。あとは帰るだけだからいいけどさ。」

 

これが後々大変なことになるのだが、この時の私はまだ知らない。

 

ピロ〜ン♪

 

同僚K「シャチ、すごい水しぶきーーー><」

私「私、シャチ見てない。ダッコマンが飽きちゃってさ、今キッズスペース。」

K「えー笑」

私「多分、そろそろ帰ると思うわ。」

K「もう〜?うちは最後のシャチを見てから帰る〜」

 

 

私「妹が、Kさんの旦那さんイケメンじゃん!!いいなーって言っておりました」

K「ハゲだよ」

 

ピー・・

 

私「あっ。電源が・・・ハゲだよ、という旦那さんの悪口を最後にスマホが死んだ笑」

 

そんなわけで我らは鴨川をあとにすることに。

入り口とは別の出口から出て駐車場に向かっていると・・・

 

甥「あもおばちゃん・・」

私「なあに?」

甥「入ってきたとこと違うけど大丈夫?」

私「大丈夫よ。ちゃんと違うところから出てるって分かって駐車場に行ってるから。」

 

朝入ってきたところと違うところから出てると認識できてる方向感覚抜群の甥っ子!

それにひきかえ・・

 

汗「え〜?入り口ってここじゃなかったっけ〜?」

 

超弩級の方向オンチ、汗かき夫。

入り口と違ったことすらわかっていないのであった。

 

そして私とダッコマンが先頭を歩いて駐車場に向かっていますれば、後ろから声がかかる。

 

妹「駐車場ってこっちであってたっけ?」

汗「こんなに遠かったっけ?」

義弟「・・どうでしたっけ?」

 

私「あってるよ、こっちのこの先だよ。」

私「ダッコマン、駐車場ってこっちだよね?」

甥「この先まっすぐ行ってすぐだよ。」

私「ダッコマンがこっちで合ってるって言ってる」

 

妹&汗&義弟「なら、合ってるね。」

 

大人らがそろいも揃って4歳児に頼るという恐るべき事態。

 

方向感覚選手権

 1位 ダッコマン

 2位 私

 3位 妹&義弟

 最下位 汗かき夫 

※モチコ 不戦敗

 

ダッコマンの言うとおり、まっすぐ行ってすぐのところにちゃんと車はあった。

そして出発した途端・・・

 

モチコ、爆睡。

 

ダッコマン、爆睡。

つーか、なんだその寝方は!!!

どこぞの社長か!!

 

この後、順調に走っていた私たちの車だったが、とあるところで渋滞にハマり、まんじりとも動かない事態が発生。

 

一体いつになったら到着するのか・・・という感じ。

しかもこのままだと、妹の家に到着後、そこから私の家に帰る・・0時回っちゃうんじゃ!?

という心配も現実的なものになってきた。

 

妹「ナビで見ると、この先をしばらく歩いて行くと内房線の浜野駅ってのがあるから、

  そこから電車で帰った方が早いと思う。」

私「どんだけ歩く感じ〜?」

妹「1キロくらいかな」

私「えーーーーー」

汗「いや、この感じだと電車で帰った方が早いと思う。」

私「そうかな。じゃあ、ちょっとナビで駅までの道のりを確認させて・・・」

妹「スマホ見ればいいじゃん」

私「スマホの電源が死んだんだよ・・・」

 

ふむふむ、だいたいわかった。

駅まで早歩きで行くぜ〜!!

 

というわけで、さっきから全く動かない車から飛び降りて駅に向かった。

 

テクテクテクテクテクテク・・・・・

 

私「◎◎って交差点を右なはずなんだけど・・・まだかなあ」

汗「ここじゃない?」

私「いや〜こういう感じじゃなかったと思う。地図上だと・・」

私「ここでグダグダしてても仕方ない。あ、コンビニがあるから聞いてみよ」

 

とコンビニに行きますれば、レジがめっちゃ混んでてとてもじゃないが道を聞ける雰囲気ではない。

と思ったら、ちょっとヤンキーちっくなお兄ちゃんが自転車に乗ってコンビニに向かってきた。

 

私「わ〜ちょっとちょっと!」

兄「えっっ。なんすか〜」

 

走ってる自転車を止める無謀なあもちゃんに対し、ちゃんと止まってくれた優しいあんちゃん。

 ※ちなみにこういう時の汗かき夫は、邪魔にならないようにひっそりしてます。

  顔がこわいので、余計な威嚇にならないように・・・笑

 

私「浜野駅ってところに行きたいんですけど、こっちで合ってます?」

兄「あ〜合ってますよ。」

私「よかった〜。この先の大きい道を右でしたよね?」

兄「大きい道まで行くと駅に行けないんですよ。その手前で・・説明しづらいんすけど、大きい道の手前で右に曲がってそのまままっすぐって感じで。」

私「・・・ま、多分行けばわかると思う!!ありがとーーー><」

兄「いえいえ。」

 

テクテクテクテクテク。

真っ暗な道をひたすら歩く。

 

私&汗「この先をもう少し歩けば大丈夫だよね〜多分・・・」

 

知らない道&暗い道ってのはこんなに人を不安にさせるものなんだわ・・・

 

テクテクテクテクテク。

 

チリリ〜ン♪

 

私(あっ後ろから自転車・・?)

 

とひょい、と横によけましたらば、さきほどの兄ちゃんであった。

 

私「あれー?こっちの方向でしたか。」

兄「・・ではないんすけど、駅まで案内しますよ。わかりにくいんで。」

私「えっわざわざ!?いいよいいよ、大丈夫だよ。多分。」

兄「家近いんで、大丈夫っす。」

私「マジで!?ほんと、ありがとー><本当は不安だったんだ〜。

  スマホの電源がキレちゃってさ〜。」

兄「あはは。こんなときに限ってツイてないっすね〜」

 

ものすご〜〜〜〜〜く親切なお兄さんで、本当に助かった。

3人で10分ほどテクテク歩き、彼のおかげであっという間に駅に着いた。

 

私&汗「ありがとーーーー><!!」

私「あ、これ。大したものじゃないだけど、もしよかったら食べて。

  要らなかったら捨てていいから!!!!」

 

とたまたま持っていたせんべいの袋を押し付けたあもるおばさん(笑)

おせんべいなんて、イマドキの若者のお口には合わんかったかもしれんが私の気持ち。

未開封のお菓子を持っててよかった〜笑

 

彼のおかげでちょうどホームにすべりこんできた電車に乗れて、

乗り換えも驚く程よくて、あっという間に家に着いた。

 

最近の若者は〜とかよく聞きますが、世の中全然捨てたもんじゃないって思いました!

むしろなんてすばらしい若者なのか!とあもちゃんと汗かき夫、二人で感動しまくっていた。

もう一度彼に会ったら、ちゃんとお礼を言いたいところだが、浜野駅だなんてこの先二度と行かなさそうな駅ではある・・

 

日中は甥っ子姪っ子と触れ合い、そして夜は見知らぬ親切なお兄さんとの小さな交流。

ほんわかあたたかいGWの幸せな一日であった。

 

 

もう ぬげない もう ぬげない
1,058円
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(あらすじ)Amazonより

ふくがぬげなくたって、なんとかなる!?

人生の悩みごとは、ヨシタケ流ユーモアでのりこえよう!

ふくがひっかかってぬげなくなって、もうどれくらいたったのかしら。

このままずっとぬげなかったらどうしよう。でも、なんとかなりそうな気もする・・・!

さて、どうする??

 

◆◇

 

抱腹絶倒のおもしろさ!!
大爆笑しそうになりました・・・(書店だったのでかろうじて堪えた!)。


本の町西荻窪で、いい1日を。」で『あるかしら書店』に出会って以来、あもちゃん注目の絵本作家のヨシタケさん。
このたび「小学生がえらぶ!“こどもの本” 総選挙」ではヨシタケさんの作品が4作もランクイン!
いずれも読んでみたいわ~、と思っていたのだが、このたび本屋に長居する用事があったので(後日記事アップ。アルゲリッチと美智子皇后陛下のご尊顔を拝謁して参りました)、並んでいたヨシタケさんの作品を片っ端から立ち読みしたのだが、この作品が一番ツボであった。
この作品は買いたいなあ・・・ダッコマンもモチコも喜んでくれるかなあ。

この作品は「小学生がえらぶ!“こどもの本” 総選挙」には入っていなかったが、内容が幼児対象だったからかもしれない。

しかし大人である私がハマってしまったのはな~ぜ~笑

表紙のイラストでわかるように、内容は「ぼく」が服を脱ごうとしたら脱げなくなってしまって、そこから色々妄想が始まって・・というヨシタケワールド全開の物語なのである。
思えば「あるかしら書店」も妄想書店だった。


ちなみに「ぼく」は服を脱ごうと考えた末の行動(何をしたのかは伏せます)が大失敗。
その失敗をやらかしたときのシュールなイラストと、「ぼく」の台詞に果てしない絶望を感じ、私は大爆笑してしまった、心の中で。

家だったら間違いなく腹抱えてケタケタ笑ってたと思う。

あまりにおかしくて、かわいくて、待ち合わせた汗かき夫にも読ませたくて書店まで連れて行って無理矢理読ませたほど。
私ほどではなかったが、んふふって笑っていた。

 

そしてもう1つ、気に入った作品をご紹介。

 

これ、おもしろかった。

なつみ、サイコー!!

心の底からかわいくてかわいくて、いとおしかったです。

 

 

りんごかもしれない りんごかもしれない
1,512円
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言葉遊びとして読む分には面白かった。らんご/りんご/るんご~

でも絵本として読むには内容はなかなか難しいと思った。

小学生がえらぶ・・の3位にランクインしたということは、絵本というより児童文学としてみんな読んだのであろう。納得。

 

こちらもまたハートフルな絵でありながら内容がか~な~り~難しい。

そしてちょっとお説教くさいのが、わたし的にはムムム。

でも「死」というものがなんとなく理解してきて、その曖昧さに恐怖を覚えつつある小学生には死後の行き先、天国と地獄、そして今を一所懸命生きる指南書としてちょうどいい内容なのかもしれない。

 

 

こねてのばして こねてのばして
1,058円
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かわいかった。

空白が多くて、色々考えることができる。

 

 

 

 

 

子供のための作品・・というより、親のための禅問答集みたいな感じであった(笑)

 

どんだけ本屋で立ち読みしてるんや・・と思われそうですが、ほんとおっしゃるとおりなのですが笑、自分のための本も数冊買い込んだのでご容赦いただきたいす~

 


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週末、親戚の結婚式のため家族総出で帰省しておりました。

 

プライベートな内容が多過ぎるので結婚式の詳細については省略するが、

ダッコマン(甥)のおもしろエピソードを1つだけ。

 

楽しいイベントの最中、結婚式の司会者から、

「ここでサプライズ!ダッコマンくんとモチコちゃん(姪)に登場してもらいましょう。

 出てきてもらえるかな〜」

と呼び出しがかかった。

 

モチコを抱きかかえて、母が舞台に登壇!

一方のダッコマンは、というと・・・

 

トイレでふんばっておりました笑

 

間の悪い男よのう・・・笑

 

サプライズに参加できなかったダッコマンはどこ吹く風だったが(むしろスッキリ笑)、

一生に一度(?)のチャンスを逃した、と妹がひどく悔しがっていた。

文句はダッコマンのお腹に言いたまえ。

 

 

そして帰りの新幹線にて。

 

「この新幹線は、オーミヤまでつながってる?」

と盛んに聞いてくるダッコマン。

 

残念ながら東海道新幹線は東京までなのじゃ。

オーミヤにはつながってないと知ったダッコマン、どこか哀しげであった。

そんなダッコマンに、ごめんよ。となぜか謝る私(笑)

 

→オーミヤの話はこちら・・

 「私が2人の伯母さんになっても。その47。〜E7でGO!前編〜

 「私が2人の伯母さんになっても。その47。〜E7でGO!後編〜

 「私が2人の伯母さんになっても。その59。〜はやぶさでGO!前編〜

 

 「私が2人の伯母さんになっても。その59。〜はやぶさでGO!後編〜

 

 

そして疲労困憊のダッコマン、グースカピースカ私の膝で寝て帰りました。

(ちなみに写真下の象の足は疲労でむくんだ母の足・・)

 

ダッコマンだけじゃなく、みんな疲労困憊。

翌日以降もなかなか疲れがとれず、蕁麻疹も再発するし、で、つくづく年をとったなあ、と感じる私であった。

 

明日からブログも通常営業にもどります〜。

とりあえず備忘録・・

 

人間の未来 AIの未来 人間の未来 AIの未来
1,512円
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これを読みました。

すご〜くおもしろかったです。

 


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さかのぼること1か月ほど前。

元同僚Kより

「鴨川シーワールドの無料入場券を何枚かもらえることになったんだけど、ピカチン(私のこと)、ダッコマンたちと行くならもらってあげるよ?」

というありがたいお言葉をいただいた。

 

タダということに目を輝かせるあもちゃん、それ以上に目を輝かせる妹うーちゃん。

もちろんそのタダ券をありがたく頂戴することにした。

 

GWという鬼混雑しているであろう中、行ってまいりました鴨川シーワールド。

しかし思っていたほど渋滞もなく順調に進む。

電車も車も大好きなダッコマン(甥)、車内でも寝ることもなく超ご機嫌で過ごしていた。

 

道中、そこここでダッコマン妄想劇場が始まる。

 

甥「急カーブだー!あもおばちゃ〜ん落ちないでねー!」

私「わかったー!」

甥「着いたら車が落ちないようにタイヤにドロを塗っておかなくちゃ」

皆(何する気だ!?)

 

そんな楽しい妄想劇場を繰り広げながら、鴨川シーワールド発見!

しかしさすがGWということもあり、多数の仮設駐車場が点在、誘導員に言われるがまま車を走らせる・・・

 

鴨川シーワールドがどんどん遠くなっていく〜(笑)

 

甥「わーーーーーい!!」

 

ようやく到着。

 

山道みたいな道路を歩き、ようやく誘導員の誘導により鴨川シーワールドに到着。

 

シーワールドの入り口近くでアシカショーをやっていた。←アザラシだったかも?

 

皆「見よう見よう!」

甥「・・・・」

 

すご〜く嫌な顔をする甥っ子(笑)

 

私「ダッコマン、見えないでしょ?ダッコしようか?」

甥「ん・・・・」

 

コリコリコリコリ・・・・・

 

私「ちょっ!ダッコマン、耳たぶコリコリするのやめて〜っ。ひ〜くすぐったい><」

 

不安な時や眠い時やストレス?感じる時などに、(人の)耳たぶをいじくるダッコマン。

アシカのほほえましいショーを見ているだけなのに、なにがそんなにストレスなのか!

 

汗「アシカが気持ちわりんじゃねえの?俺、アシカの顔、気持ち悪ぃもん。」

私「そんな言い方ヤメレ。」

 

結局アシカのコントショーに全く興味を示さないダッコマンであった。

 

汗かき夫が入場口でもらった園内マップに、チョーご機嫌で食いついていた・・・。

 

鴨川まで来た意味って一体・・・

 

エイをタッチできるコーナーがあったのでそこに行ってみる。

 

エイにはちょっと興味を示し、一緒にタッチした。

ようやく鴨川に来た甲斐があった!

 

どうでもここのエイ、魚のくせにものすごく賢くて(笑)、人間が水に手を入れるとスイスイ〜と寄ってきて背中を触らせてくれるのだ。

 

曇天の中、記念撮影。

 

鴨川シーワールドに到着した直後ですが、お昼ご飯タイム。

入り口に一番近い、バイキングレストランで食べることにした。

 

姪(自分の食べるものは運ぶでちゅ!)

 

甥「ウホホホホ」

 

ご飯を前にテンションマックス。

 

2歳になったばかりのモチコ(姪)、フォークをとても上手に使ってパスタを食べる。

そんな姿をニマニマしながら見ている汗伯父ちゃん。

親戚じゃなければ通報事案である。

 

私「モチコ、上手に食べられるのね。」

姪「上手?」

私「上手上手。」

姪「もっと食べる!」

 

おばちゃんにええとこ見せたろ、という気マンマンのモチコ。

そんな会話に割り込んでくるダッコマン。

 

甥「あもおばちゃん、セブンイレブンで一緒にアイスを食べたんだよね〜。(どやぁ)」

私「うん、食べたね〜おいしかったね」

姪「あもおばちゃん、モッチャンとボール遊びしたよね〜(どやぁ)」

私「そうね〜ボールで遊んだよね〜楽しかったね」

 

ケンカをやめて〜私のために争わないで〜。

 

河合奈保子、かわいかったなあ。

うたもうまいし。

どうでもいいけど髪の毛も多いし・・うらやましす。

 

 ※アイスやボールの記事はこちら→『私が2人の伯母さんになっても。その65。

 

それにしてもモチコが少し前まで激しい人見知りだったことがウソのようである・・・

 →たとえばこちら。。

  『私が2人の伯母さんになっても。その58。』(半年前)

  『私が2人の伯母さんになっても。その62。』(4か月前)

 

ようやく伯母ちゃんに慣れてくれて嬉しいっす。

汗おじちゃんにはまだ慣れておらず、少し距離をとっている。がプイッはしなくなった笑。

 

 

ピロピロリ〜ン♪

 

私「あ、同僚Kからラインだ。」

K「ピカチン、今どこ〜?鴨川シーワールド、激混みなんですけど!」

 

そう、この日なんと同僚Kも鴨川シーワールドに家族で来ていたのだ!!

 

私「バイキングレストランにいるよ〜。まだ何もみてないのにいきなりランチ笑」

 

と思ったら、窓の外で人の気配が。

振り返るとそこにはベビーカーを押す同僚Kが立っておりました。

 

私「おひさ〜。あら、これが第二子くんね!もう顔がキリッとひきしまってる〜。」

 

最後に会ったときには、お腹パンパンだった同僚K。

コロリと産んで、現在、絶賛育児休暇中である。

(でももう復帰するそうな。タフすぎる〜。産んでもないのに私なら永遠に休みたい笑)

 

 

立ち話をしているところに、妹一家がチケットをいただいたお礼を言いに来た。

そして、モチコは満面の笑みで、ごきげんよう、とシャーロット王女ばりにお手振りしながら近づいてくるではないか!

 

K「か〜わ〜いい〜♪♪」

私「お前の今までの人見知りはなんだったのか・・呆」

 

外面よし男(甥っ子)とさすが兄妹よのう、血は争えない外面よし子。

 

一方そんな外面よし男の方は、というと、

「ダッコマ〜ン!」

とすご〜く親しそうに声をかけてくる同僚Kに対し、

(えっ・・このおばちゃん、誰・・?)

と完全に戸惑っているご様子(笑)

 

そして同僚Kが

「ダッコマ〜ン♪」

と手を広げてハグのポーズをとると、

(お・・おう・・)

ととりあえず距離を取りつつも、同僚Kに抱かれに行ってました(笑)

 

その姿がチョーおかしくて、大爆笑していた私たちであった。

 

私「そういや赤ちゃんマン(と言ってももう小学生!時間の経過は残酷や・・)たちは〜?」

K「アシカショーのとこで席取りしてる。」

私「そうなんだ、残念〜。」

K「まだまだいるから、また会おうぜ〜」

私「おうおう。私は引き続きご飯を食べるぜ」

 

そいじゃ、またあとで〜。

というわけでランチを終えた後、ゲームコーナーがあったのでしばし楽しむ。

 

二人仲良くドライブドライブ。

 

二人仲良くモグラ叩きならぬバイキンマン叩き。

元気いっぱい力の限り叩きまくるモチコに対し、おっかなびっくりで叩くダッコマン。

・・・性格の違いよのう。

 

じゃあ、私たちもアシカショーに行ってみようか。

さっきの耳たぶコリコリが嫌な予感しかしないけども・・・

 

と、さきほどのエイを触れるコーナーの前をフラフラ歩いていると

 

K「お〜い、ぴかち〜ん」

私「あれ?なぜここに?」

K「赤ちゃんマンがエイを触ってるんだよ〜」

私「どれどれ・・・」

 

プールにジャブジャブ手を突っ込んでエイを触りまくってる赤ちゃんマンを発見!!!

 

私「写真で見て知ってはいたけど、やっぱ背が高いね〜!しかし真剣に触ってるわね・・」

K「赤ちゃんマ〜ン、ちょっとおいで〜」

赤「え〜。」

 

エイをもっと触っていたかった・・という表情で渋々やってきた(笑)

 

私「赤ちゃんマン、こんにちは。」

赤「こんにちは〜」

私「相変わらずお利口さんやな。赤ちゃんマンはおばちゃんのこと覚えてないだろうね・・」

赤「?」

 

再会を勝手に祝してツーショット。

まるで親子みたいな格好ですが、他人です(笑)

 

ちなみに約6年前の赤ちゃんマンと私。

 

いや〜大きくなったわ〜。時間の経過はおそろしい・・・

 

赤「もう、エイのとこ戻ってもいい!?」

 

時の流れにしみじみしているあもおばちゃんそっちのけで、さっさとエイを触りに戻った赤ちゃんマンであった。

 

エイがそんなにいいんかー!?

 

私&K「なんか慌ただしいけど、またね〜」

 

 

その後、私たちもアシカショーに行くことに。

すると一番最前列に同僚K家族を発見。

さすがだいぶ前から席取りしてるだけあるわ〜とKの旦那さんに感心する私であった。

 

私たちは後列座席。

アシカショーが本当に気に入らないらしいダッコマン。

 

甥「アシカ見たくない〜」

皆「すぐ終わるって〜」

妹「アシカショーが始まったらアメ食べようね。」

甥「わかった〜(渋々)」

 

そして数分後、アシカがドアを開けて出てきた。

 

甥「はい、アメ出して。」

 

ほんと、アシカなんてどうでもいいらしい笑

 

ちなみにアシカが気持ち悪いと言っていた汗かき夫は、ベビーカーを見ておく、と言い、入り口近くでボヤッとしておりました。

汗かき夫とダッコマンの共通点「アシカギライ」を発見した瞬間であった。

 

アシカショーもなんとか終わり、ペンギンなどを見よう、と水族館コーナーへ向かう。

 

甥「もう行きたくない〜やだ〜」

 

そういや去年の夏に水族館に行ったときも水族館バツ!って言ってたなあ・・・

 →『私が2人の伯母さんになっても。その55。

 

多分、薄暗いというのと、意味不明な興味のないもの延々見さされる、というのが我慢ならないんでしょうなあ・・・(汗「ダッコマンの気持ち、わかるわ〜」←さすが似た者同士である)

 

ちなみにモチコは私にダッコされてご機嫌でペンギンを見ておりました。

 

甥「あもおばちゃん、僕、外に出たい。」

妹「もうすぐペンギンの餌やりが始まるから、見ようよ。」

甥「見ない!ペンギン見ない!!」←長距離ドライブの疲労&睡魔も加わりゴネゴネ。

妹「きー!ワガママ言うんじゃない!」

甥「あもおばちゃん、ダッコして!」

私「えっ。今、モチコをダッコしてるからムリよ〜」

義弟「よし、パパがダッコしてやろう。」

甥「やだ!あもおばちゃんがいいのーーーー!!!」

義弟「あもおばちゃんは今、モチコを抱っこしてるだろ」

 

と言いながら、ダッコマンを抱きかかえますれば、義弟の腕の中でジタバタするダッコマン。

 

甥「ヤダヤダー!」

義弟「おい、ヤメロヤメロ。」

 

そしてダッコマンの手が義弟の眼鏡を直撃したらしく、義弟の眼鏡が大村崑みたいにナナメってて思わず笑ってしまった・・・笑

 

こんな感じ(笑)

 

妹「もお〜。じゃ、モチコは私がダッコするから。モチコ、ママのとこへおいで」

姪「やだっ!!!!(パシッ)」

 

ママの手を強く振り払い、そして私の首にぎゅっと掴まるモチコ。

 

ケンカをやめて〜私のために争わないで〜。←本日、2度目。

 

しかし私は知っている。二人は私のために争っているわけではないことを。

 甥っ子→あもおばちゃんなら、僕のために外に出てくれるからダッコしてもらいたい!

 姪っ子→お兄ちゃんがあもおばちゃんにダッコしてもらいたがってるから、譲りたくない!

 

以上です。

亀の甲より年の功。

さすがのボンヤリあもおばちゃんもそこはお見通しじゃ!!!

 

ちなみにこんな小競り合いが勃発する中、汗かき夫は何をしていたかと申しますと、やはりベビーカーを見てるわ、と言って水族館の外で待っていました。

ダッコマンは汗かき夫と似た者同士一緒に外にいればよかったんだと思いました・・。

 

水族館に到着後わずか1時間ほどですでに飽き始めたダッコマン、

そしてダッコマンに負けじと張り合うモチコ、

そんな二人のあもおばちゃんの取り合いの行方はいかに!?

 

後半へ続く・・・

 


テーマ:

 

決戦!桶狭間 決戦!桶狭間
1,728円
Amazon

 

(あらすじ)※Amazonより

累計10万部へ!「決戦シリーズ」第五弾!!
成り上がりへの壮大なプロローグ――桶狭間の戦い!

冲方丁「覇舞謡」(織田信長)

砂原浩太朗「いのちがけ」(前田利家)

矢野隆「首ひとつ」(毛利新介)
富樫倫太郎「わが気をつがんや」(松平元康)
宮本昌孝「非足の人」(今川氏真)
木下昌輝「義元の首」(岡部元信)

花村萬月「漸く、見えた」(今川義元)

信長、家康、そして秀吉……「天下布武」へのそれぞれの道は、ここから始まった。
戦、戦、戦――この男たちの熱を体感せよ。

戦国最大の逆転劇を見届けよ。疾駆を続ける決戦!第5弾。

 

◇◆

 

決戦シリーズ、第5弾である。

時代小説に不慣れな人には、つまみぐいできる短編集が最適!ということに気づき、時代小説/歴史小説が苦手だったあもちゃんが夢中になった作品はこちら・・。

 参考記事→『決戦!本能寺

 参考記事→『戦国 番狂わせ七番勝負』※こちらは決戦シリーズではない。

 

前記事2作品(特に「決戦!本能寺」)がすばらしかったため、大いなる期待を持って読んだ。

 

・・・期待しすぎたわ・・・

「決戦!本能寺」に比べると多少見劣りがした。

 

ただ、編集者の構成力というか、物語の配置の妙があちこちで冴え渡っていたことに驚く。

 

冲方丁さんが織田信長が義元の首に向かって語りかける物語から始まり

そして花村さんの義元の首がひたすらひとりごちる、という物語で閉じる・・・

作品の順番もちゃんと考えてあって、直前の作品に出てきた人が実は・・みたいな展開になっていることが多かったりした。

これまでの「決戦!本能寺」では見られなかった現象である。

「決戦!本能寺」では各人が好き勝手(?)に書きたい人を書く、って感じであったが、今回は他の作家さんが何をどう書くか、という情報が、作家さん同士で共有して書かれていたのかもしれない。と勝手に推測。

 

何が一番よかったかなあ・・

やっぱりあもるのノロイにかかっている木下さんはすばらしかったと思う。

岡部元信とか渋い人選にふさわしい、地味でありつついぶし銀の作品であった。

 

また、

富樫倫太郎「わが気をつがんや」(松平元康)に出てくる“今川氏真”と、

宮本昌孝「非足の人」(今川氏真)に出てくる“松平元康”が対になっていておもしろかった。

読み比べてみると、“今川氏真”がまるで別人。

ただ、蹴鞠が得意なおぼっちゃま、という点は同じであり、そこを起点に読み比べ、違った視点からも面白く読めた。

 

この2作品、どちらがよかったか、と問われると・・

どっちもよかったのだが、松平元康の健気さに心打たれたので、わずかな差ではあるが富樫倫太郎さんに軍配をあげたい。

ちなみに松平元康とは、のちの徳川家康です・・念のため(笑)?

「決戦!本能寺」でもそうだったのだが、徳川家康って作家さんに大事にされるキャラなのかなあ。いずれも健気でかわいらしい描かれ方であった。

幼少期からず〜っと人質生活しかも賢い、というのが主な理由なのかもしれん。

伊達に座りしままに天下餅を食ってるわけではない。

(織田がつき 羽柴がこねし天下餅 すわりしままに食うは徳川)

 

今回、一番声をあげてわらったところ。

 

「(雪斎の)気持ちに変化が生じたのは今川の宿敵・織田信秀の死を知ったときだ。信秀は三月三日、齢四十二で亡くなった。雪斎より、ずっと若い。

 (人は必ず死ぬのだ。わしもそろそろ死出の旅に赴く支度をせねば)

 心配なことがあるとすれば、今川家の先行きである。子どもの頃から雪斎がきっちり教育してきた義元の代は安泰だろうが、氏真が家督を継いだらどうなるかわからない。氏真はどう贔屓目に見ても、ただの阿呆である。」(富樫倫太郎「わが気をつがんや」112頁より)

 

ただのあほ〜ぉ!!!

 

これまでに描かれてきた数々の氏真の意地悪三昧/悪行三昧っぷりにイライラしてきたあもちゃん、雪斎のこの台詞に溜飲をさげる思いでした(笑)

 

で、このあと、今川家のあほの氏真はともかく、今川の重臣たちは有能な者が多く、氏真が余計な口出しをしなければ政を誤ろうとは思えないが、とにかく戦に秀でた者が全くいないことを憂慮した雪斎は、幼い竹千代(のちの松平元康であり徳川家康)に白羽の矢を立てて、戦やら何やらの全てを教え込んでいく・・

 

この過程がとてもよかった。

おじいちゃんと孫ほど年の差が離れた二人が戦術について学ぶ姿は大変ほほえましかった。

 

ちなみにこの「決戦!桶狭間」そのものはそんなにおもしろくなかったのだが、桶狭間の戦いそのものには大変興味を持った。

本当に謎が多い奇襲作戦なんだよな〜。

織田信長はどこまで把握してこの戦いに挑んだのか。聞いてみたい!

首を刎ねられた今川義元が話すように話してくれないかな・・(花村萬月「漸く、見えた」)

しかも後にも先にもこういう奇襲作戦は行っていないらしく、信長が、自身の成功例に固執せず、それを簡単に捨てられる合理的な人間であったことに大変興味を持った。

 

ちなみにこの短編集のトップバッターとして信長を描いたのは冲方さんであったが、「決戦!本能寺」では明智光秀、今回は信長・・。主役を描く担当に固定されてるのだろうか?

冲方さんの信長はとっても感傷的で、クビとなった今川義元にようやく会えましたな・・とか語りかけちゃってるところがイマイチであった。しかし桶狭間のシーンでは

「神は頼るものではない、神は使うものだ」

と熱田神宮の神を使って、味方を鼓舞し戦いに挑むところなどはよかった。

桶狭間の戦いまでに至るプロセス(鷲津砦、丸根砦が落ちてからのそれをも計算に入れた桶狭間)など詳細に描かれていて、あとに続く6人の作家さんが描く、様々な視点からの桶狭間の戦いについての詳細な手引きも兼ねた作品となったと思う。

歴史的に本当かどうか知らないが、上記でも述べたがどこまで信長が考えていたのか大変興味深く読んだ。

 

そういえば大トリの花村萬月「漸く、見えた」だが、この短編集において大変異質な存在で、アヤシイ光を放っておりました。

だって〜首だけになった今川義元が延々ひとりごちる・・というお話なのである。

オカルト〜

しかもその話が、さすが首だけになっていることもあって、まとまりがなく、句点が一切なく、ダラダラダラダラ話し続け、自分を見つめている織田信長の悪口を言ったり〜、考えてみれば俺は短足で・・と身体的コンプレックスをグジグジ言い出す始末・・・

ものすごくおもしろかったか、と言えばそうでもなかったが、コンプレックスまみれの超絶オデブな今川義元の気持ち悪さを緻密に描く、という変わった世界観であることは強烈に記憶に刻まれた。

 

戦国武将は皆、馬を上手に乗って崖を駆け下りるイメージ(歴史マンガの読み過ぎ笑)だったのだが、この今川義元って輿に乗っている大将だったのよね〜

なんとなくは知っていたが改めて読むと、輿を担ぐだけでも人手が必要で邪魔でしかないわ・・

というか、輿に乗るとかお公家さんみたいでなんだか緊迫感にかける・・・

実際、桶狭間で信長に襲撃されたとき、輿に担がれながら輿とともに右往左往する今川義元の姿が滑稽であった・・

そういう点でも、桶狭間の戦い、は戦国時代の勢力だけでなく戦い方など全てが塗り替えられた歴史の分岐点だったのかもしれない、と妙に納得した。

 

そういう点では大変すぐれた作品と言えなくもないが、読物としてはそこそこであった。

「決戦!本能寺」がすばらしかっただけに、なんだかもったいない・・

しばらく決戦!シリーズはおやすみしようかな。

 

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