感傷的で、あまりに偏狭的な。 -2ページ目

感傷的で、あまりに偏狭的な。

ホンヨミストあもるの現在進行形の読書の記録。時々クラシック、時々演劇。

台風、事前に報道されていたほどひどくなくて良かった〜!

でも私はちっとも良くなかった。

 

盆前はヒーヒー忙しかったが、これが終わればお盆休みだ!

とひたすら頑張っていた私。

そしてお盆休みは老眼鏡(中近両用)を新調したり、演奏会聴きに行ったり、酒飲んだり(後日アップ予定)、としっかり楽しんだ。

 

↓演奏会の話。

 

そしてお盆休み最終日(木曜)。

翌日金曜は、台風が上陸してどえらい事態になるかも!

とかどこの局も興奮気味に伝えている。

 

と思ったら母から電話がかかってきた。

 

母「あんた、明日はもちろん休むじゃろ?」

私「いや、どうしよう。明日やらないといけない仕事があるんだよね〜。」

母「台風なのに何かあったらどうするんで!!「台風だから休みなさいってお母さんが言ってました」って連絡して休みなさい!!!」

 

小学生か!!!!笑

 

それはともかく困ったなあ。

マジで急ぎの仕事があるんだよなあ。

盆休み中に資料が届く予定で、明日出勤して終わらせる予定だったのに。

20〜30分もあれば終わる作業だし、ちょっと出勤して帰りにランチしてか〜えろっと。

 

と出勤することにした。

事務所全体が休みなので、ボス(導火線の短さ世界一)にも連絡を入れておいた。

 

〇〇の件で確認したいので事務所にちょっと顔出します。

何かやることあったら、やっておくのでついでに言ってください。

 

とメールを送るや否や、電話がかかってきた。はっや!

 

ボス「今どこ?」

私「まだ家ですけど。これから出るところです。」

ボス「え?なんだ、まだ家か。」

 

何か文句でも!?本来なら今日は休みなんですが!…なーんてあもちゃんは大人なので言わない。

 

ボス「事務所に行くなら××の件でお願いしたいことがある。詳しくは後でメールする。」

 

そして事務所に着きましたらば、ボスから山ほど指示メールが届いていた。

いや、ちょっとこれ今日中に終わるか!?

と大量の指示に青ざめるあもちゃん。

 

というか、お前は来んのんか〜い!!!!

 

指示を出すだけ出して、ご本人は家でゴロ寝ですか(知らんけど)?いいご身分ですなあ。

ぶん殴ってやる。

 

と思いながら、ひたすら数字と格闘すること10時間。

昼ごはんを食べるヒマもなく、なんとか作業を終えてボスに膨大な量のエクセルデータを送信できたのは20時であった。

20〜30分で帰る予定がぁぁぁぁ!

あもちゃんの可愛いお目目もショ〜ボショボ。

どの資料も文字が小さくてさあ。買ってて良かった老眼鏡。

 

そして盆明けの今日。

作ったデータは超高速の見直しゼロで作成したため、書面起案には影響ないレベルの軽微なミスはあるだろう。数字も小さかったし。

と確認も兼ねてそのデータを元に別作業を進めたところ、ミスが0でビビった。

自分で自分が信じられない笑!

買ってて良かった老眼鏡。本日二度目。

 

数字がビシーッッと合うって気持ちいい。

とか言いながら、盆は明けても残業は続く。。。。。

 

 

(あらすじ)※Amazonより

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はー「違う羽の鳥」  

調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがー「特別縁故者」  

先の見えない禍にのまれた人生は、思いもよらない場所に辿り着く。 

稀代のストーリーテラーによる心揺さぶる全6話。

 

※ちょっとネタバレしています。

 

◆◇

 

第171回直木賞受賞作&あもる一人直木賞受賞作である。

あもる一人直木賞(第171回)選考会の様子はこちら・・

 

 

 

 

 

 

 

 

変な作品読まされるんじゃないか、と不安にさせる作家さんがいる一方で、絶対的な安心感のある作家さんもいる。その一人が一穂さんである。

前回の候補作は長編だったが(「光の中にいてね」)、一穂さんはやっぱり長編より短編の方でよりその本領を発揮するなあと思った。

かなりヘビーな内容も、文字数の限られた短編できっちりおさめてくる技術はとにかく見事の一言。短編に収めるために内容や表現を大胆に削っているのにも関わらず、その仕上がりは自然で、物足りないわけでもなく、むしろその読後感には重みすらある。

すごく軽いのにちゃんと重い。

 

ただ賞レースにおいて考えると、短編集は全ての作品の完成度をある程度は揃えないといけないというところに難しさがあると思っていて、最終的に私の中で直木賞に挙げたはいいが実際はどうなるか!?とその点を多少危惧していた。

というのも

ウー⚪︎ーイーツにまつわる犯罪を書いた「ロマンス☆」

集団自⚪︎を描いた「さざなみドライブ」

この2作がなあ…

どうだろうかなあ…

この2作がもう少し頑張っていれば、絶対一穂さんを激推し(魔のあもる推し)するんだけどなあ…

と思っていたからである。

 

いやしかし待てよ。3歩歩くと忘れる鳥頭あもちゃん、再読したら「あれ?やっぱりイイじゃん!」ってことになるかも。

と正式に候補作に挙げられた際に期待して再読したところ、やっぱり感想は変わらなかったのであった笑

 

「ロマンス☆」の書き振りがイマイチな内容に対してなかなかのハイテンション(タイトルについてる「☆」からもわかる笑)で、こちらがどういうテンションで読めばいいのか最後までムムムだったし、「さざなみドライブ」は冲方丁氏の「十二人の死にたい子どもたち」がちょっとチラついちゃうのが気になった。

 

とはいえ、この2作品を除けば本当によく練られた作品が揃ったと思う。

しかもその練られた感を全く見せない自然さがこれまたすごい。

再読したことで残りの作品の凄さを再認識できたのは良かった。最初は気づかなかった絶妙なテクニックにも気づけたし。

この作品は「犯罪小説集」と銘打った短編集であるが、まず最初の作品(「違う羽の鳥」)がSFチックというかスピリチュアルというか、不思議系の作品でその強気な姿勢に好感度爆上がり。この最初の作品で読者の好みが分かれると思うが私は好きだった。曖昧な結末にもちゃんと納得できたし。

「憐光」はれっきとした(?)重い犯罪なのにその恐ろしいほどの軽さに、きっと読者は恐怖する。そしてなぜか優しく温かい気持ちになってしまう不思議な作品。すでに亡くなっているのにその子の幸せを祈らずにはいられない。

「特別縁故者」も「祝福の歌」も素晴らしい作品だった。ノリは軽いのにちゃんと重い。軽すぎるとせっかくの重いテーマが台無しになってしまうが、その絶妙なギリギリのラインを踏み越えないいい感じの匙加減が、一穂さんの個性でありセンスだと思う。この絶妙なラインを是非ともその舌で味わってもらいたい。くぅ〜。

 

あもる一人直木賞選考会の記事の中でも書いているが、もしかしたら受賞作ナシになるかもしれない、とも思っていた。

一穂さんは嫌いじゃないし、この作品も受賞に値しないとは言わないが、ちょっとパンチがない、と感じたから。そして小粒であるのは否めないから。

ただこういう優しい小さな作品が受賞する回があってもいいかもなあ、と受賞してよかった気がする。

 

未成年の妊娠やウクライナ情勢にコロナ禍…などなど大きさはさまざまであるが世界や日本の社会問題をこの小さな短編集にギッチリ盛り込んでいるにも関わらず、ちゃんとお茶碗サイズに収まっているのがすごい。

しかもその1つ1つの事件がちゃんと一穂さんの味付けで仕上げられている。

簡単に書いたけれどこれってとても難しいことだと思う。自分の色を出せるってすごいこと。

派手な料理は1つもないけれど、どの料理も家庭的でいつ食べても胃に優しい味。

ふふって笑えたり、ジーンとしたり、小さく心が動かされる。

ちょっと血迷ったムムムな2作品はきっと温かい家庭料理コースに味変を、と刺激強めのスパイス料理を挟んできたに違いない!…ということにしておこう。

 

「コロナ禍」という異常事態に作家さんがどう向き合ったか、というのは読者としても大変興味深いところであり、今までなかったマスク姿だったり、ソーシャルディスタンスだったりをどう日常的な当たり前なものとして描くのか、今までにない難しい描写であったと思う。

一穂さんはそのコロナ禍を上手にちゃんと扱えた作家さんだと思う。

新コロ初期、作家さんは作品を書くのも大変だったろうなあ。当たり前のことが当たり前じゃなくなるっていう。

今だから言える、そう言う事もあったよね〜ってさ。

当時は大変だったよなあ。

ワクチンだって打たないといけないし、そのワクチンの予約取るのも至難の業でさ〜。

全国で感染者が出る中で岡山県は感染者数0で頑張ってたのに(頑張ってたから?)、感染者が出たらエライ大事件みたいになってたしなあ。

(ちなみに「感染者0大会」決勝戦は岩手と鳥取だったよね〜。岡山は確か準決勝だか準々決勝敗退だった気がします笑)

その他アレコレアレコレアレコレ…。

まだ4年前のことなのになんだか懐かしい。でも二度とゴメンですな。

2024年8月12日(月祝)、半年に一度のチケット強奪相手である中野さんのご紹介により、合奏団ZEROの演奏会を聴きに行く(in なかのZERO大ホール)。

(あ、そういや4月のチケット強奪した中野交響楽団の定期演奏会のこと、書くの忘れてた笑)

 

合奏団ZEROとは、中野交響楽団でも指揮をされている松岡究氏を音楽監督・常任指揮者として迎え、松岡氏の目指すより深い音楽表現を実現することを目的に都内のアマチュアオーケストラ有志によって設立。

だそうです。

 

てなわけで、この夏一番の暑さだったんじゃないかって日に行ってまいりました。

死ぬかと思った><

この暑さに強い私が死にかけるとか、今年の暑さ、異常すぎん!?

あと、中野駅周辺がクッソ暑い!!!!

 

 

<プログラム>

◼︎F.J.ハイドン/交響曲第101番 ニ長調「時計」
◼︎C.サン=サーンス/チェロ協奏曲第1番 イ短調
 *チェロ独奏:寺田達郎

(15分休憩)
◼︎L.v.ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調

アンコール(前半終了時):C.サン=サーンス 「白鳥」(動物の謝肉祭より)

 

◆◇

 

この渋いプログラムは一体誰が組んだのか。

あもちゃんハッピーセットやないか!!

このハッピーセットを組んだ方とは仲良くなれそう!

ハイドンってあもちゃんがすごく好きな作曲家で、好きな作曲家を10人挙げろって言われたら絶対に入れちゃう!5人でも入れちゃうかも。

随所にユーモアがあって軽やかで、旋律は美しくて涼やかで、それでいて時折暑苦しかったりして…そこがまたイイ!!ジーン。←一人で感動中です。お静かに。

そんなハイドンの晩年の名曲、交響曲101番「時計」を生で聴けるとは。幸せすぎる〜。

まさにハッピーセット!

 

そんでもってあもちゃんが今イチオシの作曲家、それがサン=サーンス。

(今絶賛レッスン中&追い込み中の「アレグロ・アパッショナート」についてはまた別記事で。日々、色々あるもんで笑)

サン=サーンスはもっと評価されてもいい作曲家だと思うんだ〜。

すごく高い評価じゃなくてもいいけど、今んとこ不当に評価が低いと思う。

そんなサン=サーンスのチェロ協奏曲を演奏してくれるなんて〜。

…ってこの曲、多分知らんな。

と前日にちょこっとyoutubeで聞いて予習しておきました。

無難なとこでミーシャ・マイスキーの演奏を聞いたのだが、ふーん…って感想で、

いやいやいい曲ではあるんだけど、いまいち曲の持つ力が足りんかもしれん。

と思いつつ、演奏会に行ったのであります。

 

ベートーヴェン7番は有名すぎて特に言うこともなく、ただ好きか嫌いかと問われれば普通。

ベートーヴェン交響曲あもちゃんベスト3は、1位5番、2位1番、3位9番です。

1番の演奏機会がもっと増えてくれると私は嬉しい。

 

そんな思いで演奏会に行ったわけだが、それはもう素晴らしい演奏であもちゃん、大感激。

アマチュアオーケストラだから、とそこまで期待せず温かく見守る姿勢で訪問したわけだったのだが、そんな舐めた(?)態度で申し訳ない!本当に素晴らしい演奏であった。

 

最初のハイドンで軽くジャブを食らう。

こんなステキでちょっと小粋なハイドンを聴かせてくれるとは思わなんだ。

終始ハイドンらしい、カラッとしてちょっとオサレな音楽を演奏してくれた。

しかしこの曲、ちょっと長いのよね笑

日頃の睡眠不足が祟り、3楽章でちょっと寝ちゃった。スヤスヤ。いい音楽でスヤァ〜できて幸せでした。

 

そしてサン=サーンスのチェロ協奏曲。

これがもう圧巻!!!!!

あもちゃん、チェリストの寺田さんのファンになっちゃった。

まず背が高くて、チェロを持って舞台に登場した時のお姿が最高にイケメン!!←ソコ笑?

そんな容姿のことはさておき、演奏が始まりましてその第一音目から胸を貫かれる。

ズキューン💘

え!?この曲ってこんなにいい曲だったっけ?

昨日予習した時は、全くそう感じなかったのに。

よくよく聞いたら、ものすごく音楽的によく練られた曲なんじゃないかと感じながら聞き入る。

チェロという楽器1つから壮大な宇宙が奏でられる〜。

時にオケと融合し、時にオケから離れてチェロが華やかに際立って音が鳴らされる。

この曲、もしかして名曲なんじゃないの1?

チェロ協奏曲の名曲と言ったら、ドヴォルザークやエルガー、ハイドンのものが挙げられると思うが、そこにこのサン=サーンスを並べても良い気がする!

 

演奏者を助けてくれる曲と助けてくれない曲がこの世には存在しておりまして。

先日までやっていたシューマンのソナタや、今、レッスン中のサン=サーンスのアレグロ・アパッショナートは完全に演奏者を助けてくれないタイプ。

演奏者がちゃんと演奏しないと、曲の良さがさっぱり伝わらないやつ。

その逆は例えば、去年の発表会で演奏したショパンのノクターン(1番4番)なんかは準備期間が2ヶ月なかったがそこそこ聞けて、演奏者の至らなさをカバーしてくれた。

サン=サーンスのチェロ協奏曲はおそらく、演奏者を助けてくれないパターンなんじゃないだろうか。あのマイスキーですら、ムム?って演奏だったくらいだし。

そんなベテランですら手を焼くこの曲を、寺田さんは見事に演奏していた。

あまりに素晴らしさに、あもちゃん、許されるならスタンディングオベーションで讃えたかったくらい。…誰も禁止してないけどとりあえず恥ずかしいので大拍手を送っておきました笑

からのアンコールは、有名なあの白鳥。

ピアノの伴奏も素敵な曲なのだが、ピアノなしの無伴奏での白鳥も本当に聴かせてくれた。心に染み入る〜。

 

そして休憩後はベト7。

うん、たぶん、合奏団の方々はチェロ協奏曲で全ての力を全て使い果たしたのだと思われる笑

なんだかいささか覇気の感じられない7番でした。

それでももちろん上手だったんですがね、ハイドンやサン=サーンスに比べるとちょっと見劣りならぬ、聞き劣りする演奏でした。

 

演奏終了後、団員の方々が舞台前方に並んで聴衆に挨拶したのにちょっと驚き。

これがこのオケではデフォルトなのかしらん?

と思っていたら、舞台前方に移動するチェロの方々の中に寺田さんを発見!!!!!

協奏曲演奏後、オケに混ざって一緒に弾いていた模様。

くぅ〜。そういうとこも好き!←もうなんでもいい。

それにしても寺田さんの隣で弾いてた団員の方はド緊張したでしょうな笑

 

クッソ暑い日ではあったが、素敵な演奏がひとときの涼を与えてくれたのであった。

 

(おまけ)

最近、諸事情によりインスタのアカウントを作ったのだが、新コロ発生時期に荒れまくるSNSが嫌になって放置したTwitter(今はXでしたっけ)と同様、放置状態であります笑

が!寺田さんがインスタやってたら嬉しいな〜と探したら、見つけたの〜。

で見つけたまんまなんですが笑

今回の演奏会の感想とかさっとインスタで投稿できたら嬉しいな〜と一瞬トライしてみたのだが、スマホの画面がちぃせぇ!!

老眼だからとかじゃなくて(いやそれもあるが)、とにかく画面が小さくてムリムリ。

なんでみんな、あんな小さい画面で色々できるの!?

あもちゃん、あんなミニ画面なんかでインスタの記事とか書けないんですけど。

大画面で全体を確認しないと怖くて投稿できない!!!

 

あもちゃんがスマホでできること一覧

・LINE

・ショートメール

・楽天アプリでのお買い物(でもできればパソコンで確認したい笑)

…以上です笑

 

Gmailも無理。

Amebaの投稿はもちろん、コメント返信だって無理よ。

記事全体、コメント全体をPCの大画面で確認しないと〜。

 

てなわけで、一生インスタに投稿できなさそうなあもちゃんでした。

しばらく寺田さんを眺めることにします笑

 

 

>数ヶ月後にあるという暴れるちゃんのピアノの発表会に、私も聴きに行きたいわ

>とダメもとで言ったら

>「ぜひ聴きに来て!」

>とまさかの前のめりで言われた

 

そんなわけで、リアル友兼ブログ友のsaryaさんの娘、暴れるちゃんのピアノ発表会を聞きに行って参りました。

 

あもちゃんが聞きに来る

と知ってから、暴れるちゃんのモチベーションが上がっていると聞き、その肝っ玉の座りっぷりにひたすら感心。

トンデモ演奏になったら申し訳ないから来てほしくない!

とか言ってる私に、その座った肝っ玉の1gでも分けて欲しいものであります。

 

発表会1週間前。

ポストにsaryaさんから手紙…?

と思ったら、プログラムと一緒に暴れるちゃんからの招待状が同封されていた。

 

あもちゃんへ

頑張るからぜひ聞きにきてください!

 

キュ〜ン❤️

イラストまで添えられていてなんちゅ〜かわいい招待状なんや!

あもおばちゃん、たとえ脚が折れても這ってでも行くで。

 

そして当日。

クッソ暑い中、わざわざ遠くのホールまで行ってきました!!←恩着せがましい。

初めて行く場所だから何かあってはならぬ、と常に早め早め行動のあもちゃん、超絶早く家を出た笑

そして当然何か起こることもなく予定どおり30分早く最寄り駅に到着、しばしカフェで読書。

うちの近所にもそういうカフェがあればいいのになあ。

ドトールでいい!ミスドならなおいい!!

 

↓人にプレッシャーを与えるレベルに早く到着するあもちゃん

 

暑さに負けず無事ホールに辿り着くと、saryaさんと暴れるちゃんを発見!

暴れるちゃん、可愛くドレスアップしていてキラキラ。

か〜わ〜い〜い〜。

特に髪型!めっちゃお似合いじゃないか。

超絶上品に仕上げてあって、どこのお嬢様かと思ったよ。

あ、お嬢様なんですけども笑

 

後で聞いたら美容院でセットしてもらったとか。

なるほど納得。

素人じゃあのヘアセットはできん。

うちの妹も超絶器用で(三つ編みとポニーテールしかできない私と違ってw)、姪っ子の髪をいつも見事に整えるのだが、それでもやはりプロの仕上げは一味違った。

暴れるちゃんのヘアスタイルを色んな角度からマジマジと見ちゃったよ。

特別なことはしてないのに、このキラキラの仕上げ感よ。

さすがプロ。

 

私も美容院でセットして舞台に上がりたいなあ。

(ショートだからいじれる箇所は少ないだろうが、だからこそプロの腕に頼りたい)

と毎回思うものの、発表会当日に美容院行ってセットして、そこからドレスや靴持ってバタバタ会場へ移動して、控え室で着替えして…考えるだけでゲンナリ笑

美容院が家の隣にあればいいのに〜。

 

そんなこんなでちょっと立ち話をした後、

私は後ろで聞いてるね〜

と一旦ふたりと別れて、ホール後方中央に陣取った。

そしてカメラをセットし、ああでもねえこうでもねえと思案しながらアングルを決めた。

座席といい、アングル決めの真剣な眼差しといい、もうほぼ業者(笑)

 

ちなみになぜ私がこんなに真剣かと申しますと、saryaさんのご主人(別名:絶望カメラマン)が撮影失敗した場合の保険として写真撮影を申しつかったからである!

いや〜うちの汗かき夫のカメラの腕も大概なのだが、saryaさんのご主人も汗かき夫に負けず劣らずの大概ぶりで、毎回失敗に失敗を重ねるそう。

それはいけない、と私も頑張って撮影するね!とその大役を引き受けたのであった。

 

最近の汗かき夫の大概エピソードは〜。

汗かき夫が撮った私とモネ先生とのツーショットの写真の全てが二人の頭が切れていたこと。

ガビーン。←昭和的衝撃音

何がどうなったらそうなるんや!とものすご〜くショックでしばらく立ち直れず。

この絶望を誰かに言わないと、ウッカリ(?)汗かき夫を手にかけてしまいそうだったので、saryaさんにそれらの写真を送りつけ、私の愚痴を死ぬほど聞いてもらったことをまるで昨日のことのように思い出します…

 

sarya「こ…これはヒドイ!どうしたらこんな写真が撮れるの笑!?」

 

このsaryaさんの言葉のおかげで私は汗かき夫を手にかけずに済みましたw

 

↓この時の悲劇であった…記事には書かなかったけど!

 

とかなんとか思い出にふけっていると、前方から暴れるちゃんが走ってくるのが見えた。

 

暴「あもちゃ〜ん…え〜っと、ん〜っと〜」

私「ん?暴れるちゃん、どうしたの?」

 

と暴れるちゃんの後ろに男性が。

 

…だ…だれ??

 

冷静に考えたらsaryaさんのご主人に決まってるのだが(笑)、何せsarya旦那さんと会うのは25年以上ぶり。しかもマスクしてるからますます顔が分からず。

それにほら、私、失認症気味だし。…ただの加齢…

 

私「えっ…と…パパ?(ヒソヒソ)」

暴「そう!!」

 

私「わわっっ!〇〇くん、お久しぶりです!マスクしてるからすぐ分からなくて」←自分の加齢は棚に上げて人のせいにするオバサン

sarya旦「今日はわざわざ来てくれてありがとね〜。」

私「こちらこそ今日はすごく楽しみにきました〜。演奏を楽しんでね。暴れるちゃん!」

暴「うんっ!!」←マジでこの肝っ玉を見習いたい。

 

ところでこの逆のパターンが先日の大人の愛好会の発表会でもあった。

途中から会場に入ってきたsaryaさん親子に汗かき夫が声をかけているのが見えた。

(私は出演者席に座っていて遠くから見ていた👀)

 

そんな汗かき夫にsaryaさんは

「あれ!?汗かき夫さん、太った!?」

と言ったらしい笑

汗かき夫は、え?太ったかな?と思いつつ、そうかも〜的な返事をしたらしいが、後でその話を聞いた私ら(私&汗&母)は、

最近体型は変わってないよねえ?

いつと比べたんだろ?

というかいつぶりに会ったんだっけ?

と話し、学生時代の汗かき夫(ヒョロ長)と比べたんじゃないか!?と大笑いしてしまった。

(学生時代の汗かき夫を私&saryaさんは知っているのです。長〜い付き合い〜)

 

流石に30年近く経てば、そら太って体型もおじさんになりますて。

ちなみに私は学生時代から体重はほとんど変わってませんけどね(強調)!!!

…だが体型は変わっているだろう…重力がニクイ!

 

それでも汗かき夫やsaryaさんは互いをちゃんと認識していたのに、saryaさんの旦那さんを認識できてない私って一体><

 

そうこうしているうちに発表会が始まった。

子供達がひたむきに演奏している姿はとにかく微笑ましかった。

演奏を聞きながら、子供たちみんなを応援する気持ちに。←もはや親戚のおばちゃん笑

 

ポップスはもちろん、クラシックでも私の知らない曲もたくさんあって勉強になったり。

昔は子供が発表会で弾くクラシックと言ったら、モーツァルトかベートーヴェンかハイドンか、くらいだったのに時代が変われば演奏曲も変わる。

今や超絶ポピュラーなギロックも私の子供の頃はなかったぞ。いや、あっただろうが少なくとも私は弾いた記憶はない。…鳥頭が覚えてないだけ?

 

あとあと、久石譲の曲ってピアノ発表会と相性いいなあ、と思った。

あのキラキラで爽やかな曲調は映えるし、ホールに響いてス・テ・キ。

私も弾きた〜い。

 

 

そしていよいよ暴れるちゃんの名前が呼ばれて暴れるちゃんの登場。

ドキドキ。←自分の演奏時より緊張!

 

カメラをオン!

失敗してはならぬ、と連写連写!

1枚でも多くいい写真を!との思いで撮りまくる。

 

つーか、二人の大概カメラマンたちは撮影を大失敗しても平気でいられるそのメンタルはなんなのか。

胃が悪くなるくらい緊張しろや。

 

我が子を撮る思いで撮った写真&動画はきちんと撮れていて大変喜ばれました〜ホッ。

さすあも〜(さすがあもちゃん)。

 

そんな話はさておきまして、舞台に上がった暴れるちゃんはきちんとお辞儀をし、威風堂々とピアノの前に座って演奏を始めた。

その肝っ玉を見習…略。

 

演奏曲はショパンのマズルカ2曲。

ファーストショパンがマズルカって今は主流なのかな。

私の頃はファーストショパンはワルツが主流だったような。

 

↓私の初めてのショパンはこれだった気がする。もしくは7番だったかも?

 

マズルカ(ポーランド民謡)って独特の曲調で難しいんだよね。

テクニック云々以上にマズルカのあの独特の三拍子が最難関。

三拍子のくせにワルツと違うというクセつよ音楽。

実際私は、マズルカをちゃんと弾いたことないし。

 

そんなマズルカを演奏する暴れるちゃん。

うん、事前に動画とか見せてもらって知ってはいたけど、生で聞いてもやっぱり上手。

どう音楽を奏でたいかがちゃんと伝わってくる。

私みたいに、先生に言われたからじゃあそう弾きますわ〜みたいな受け身ではない(笑)

これはもう本当に見習わないといけません。

しっとりと歌うところもちゃんと歌えていて、おばちゃん心の底から感心。

そして音が何より綺麗。キラキラ〜。

 

暴れるちゃん、素敵よ。最後まで頑張って!

と聞き入っているうちに演奏は終わった。もっと聞きたかった…><

 

いやはや素晴らしかったわ〜!

と誰よりもでかい拍手をするあもちゃん。やんややんや。

 

舞台から降りてきた暴れるちゃんはものすごく満ち足りた表情で、それが何よりよかった。

やり切ったと思えたことが一番素晴らしい。

 

その後もお兄さんお姉さんたちの演奏が続き〜そして終演。

演奏を終えた暴れるちゃんにお花を渡し、写真を撮っていると(それはもう業者レベルに笑)、saryaさんが駅まで車で送ってくれるというではありませんか!

神!

saryaさん(+sarya旦那さん)、神!!

と遠慮することなく図々しく車に乗り込ませていただきました〜。

 

素敵な演奏をありがとう。

と暴れるちゃんに伝え、車から降りた。

そして

うちのポンコツ教室以外の発表会を聞きにいけてよかったわ〜。

としみじみしながら、写真がちゃんと撮れてるかどうか確認しながら帰路についたのであった。

 

またステキな小旅行に招待してもらえると嬉しいな🎵

 

その後、saryaさんと発表会のことなんぞをLINEしながら

まだまだ色々話したいことがある〜!!

とお互い言っていて(おばちゃんあるある)、近いうちに長話大会を開催する予定です笑

オリンピックが始まりました。

そうでなくても寝不足なのに、さらに寝不足の日々が~(嬉しい悲鳴)。

 

 

土砂降りの中、カントロフさんがラヴェルの「水の戯れ」弾いていて、まさに水の戯れ~と思いつつ、ビッシャビシャのピアノ弾かされて気の毒に思うと同時に、豪雨でビッシャビシャでもピアノって音は出るんだ~と感心しました笑

外側はともかくピアノのアクション(中身)って主に木とフェルトでできてるから水を吸ってダメになりそう&音が出なさそうなんだけど。

電子ピアノだったのかな?

 

それはともかく、パリ五輪の開会式ではフランス出身の作曲家の音楽が流れて楽しめた。

ラヴェル「水の戯れ」やサン=サーンス「死の舞踏」、サテイ「ジムノペディ」などなど。

東京五輪でも日本が世界に誇る伊福部昭とか武満徹を爆音で聞きたかった~(ドラクエの入場はサイコーだった)。

 

さてこのたびの開会式について色々ご意見もあろうかとは思いますが、私の個人的ツボは五輪旗が逆だったことです。

 

雨で旗がビッシャビシャの中、送風機で無理矢理風を起こして旗が広がりかけた瞬間

 

私「アレ?上下逆じゃね?」

 

と思ったら、きっと運営側も気づいたんでしょうな、それ以降無風で(多分送風機止めたw)ほぼ旗がヘタってた。

送風機係、有能笑!

 

↓私でも気づくくらいなんだから、そら全世界が大騒ぎ。

 

開会式でこれだから今後も色々あるとは思うが(すでに色々あるし)、出場選手にはとにかく悔いのないよう頑張ってほしいと願うばかりです。

 

※ピアノ話についてのおさらい

20年という長い空白期間を経て、2018年1月からピアノレッスンに通っています。

(登場人物)

 モネ先生=私の現ピアノの先生

 

 

 

 

今回もソロ演奏の後に目玉企画が用意されていた。

そう、音楽と劇画の融合(リレー演奏)、であります。(表現はぼやかしてます)

 

↓去年、初参加で大根女優の演技を披露。

 

去年の私の目標、それは

ド派手に間違えて作品をぶっ壊すことだけはしてはならぬ

であり(レベルひっく笑)、なんとかその低い目標は達成し、二度と参加してくれるな、と言われることなく今年も参加することができた。

 

本番1ヶ月前に行われた軽い打ち合わせにて、参加者の皆さんとご対面。

初参加の方が多く、2回目参加のあもちゃんは先輩風吹かして

 

自分が転けたら、この企画はオワリだと思って心してかかるように!

 

などと脅し、初参加の皆さんを恐怖のどん底に突き落としつつ(笑)

 

自分が転けたらオワリだ〜と思ったらすっごくプレッシャーだったけど、

全てが終わった時のカーテンコール(的なもの)の際の感動は忘れられない。

きっとすごくいい思い出になるよ!!

だから頑張ろうね!!!!

 

と鼓舞したのでありました。

とかなんとか言いながら、まあまずは私が頑張れって話でして。

(企画進行の関係で私はトップバッターとラストの2回の演奏を担当)

 

その打ち合わせの帰り道、今回初参加のお一人と途中まで一緒だったのだが、

 

彼女「去年はソロだけに参加したんだけど、企画がすごくよくて次は参加できたらいいなって思ってて、参加できてよかった。ドキドキ。」

 

と言っており


(あ、そうなんだ。去年も出演してたのね。ん〜覚えてない…)

 

若い子の顔が同じに見える若干失認症(もしくはただの加齢)気味のあもちゃん、彼女の顔を全く覚えておらず、フムフムと話を聞いておりました。

 

彼女「私は去年、ソロで⚪︎番目に弾いて緊張しました〜」

 

(ん!?⚪︎番目!?)

 

私「もしや⚪︎⚪︎⚪︎(曲名)を弾いた?」←顔は覚えないが、ピアノ曲は覚えているオバサン。

彼女「あ、そうですそうです。覚えててくれたんですね!」

 

ええ、ええ、覚えてますとも!

彼女が去年演奏したのは、彼女が自分で言っていたのであえてその言葉を借りて言うと、

「子供が弾く曲」

でありました。

そうなんだけど!

2分ほどの曲ではあるが最初から最後まで丁寧に、ものすごくステキに演奏していて、「子供が弾く曲」でありながらも子供じゃけして出せない色気もあって、

なんつ〜美しい曲なんや。この人のピアノって好きだなあ。

と、その印象は3歩歩くと忘れる鳥頭にもしっかり深く刻まれたのであります。

(それなのに顔は覚えられないという…加齢にも程がある)

 

1つ前の記事で書いたが、この会には難易度の高い曲を弾く人が多くて刺激受けまくりなのだが、一方でそこまで難易度高くない曲も本当にステキに弾く人が多くて、私ももっと頑張らなくちゃ!もっと1音1音に向き合わなくちゃ、とみなさんから勉強するのである。

と同時に、ピアノって本当に器がデカいなあ、と感動する。

初心者から上級者まで、練習の成果や真剣な気持ちを全て受け入れて表現してくれる。

 

そんな器も図体もデカいピアノを囲み、皆が心を1つにしてリレー演奏に挑むのであります!

 

そして当日。

ソロ演奏会終了間際、やってきました可愛いお客様。

リアル友兼ブログ友saryaさんとその娘暴れるちゃんであります。

 

常々、あもちゃんのピアノ発表会に行きたい、と言ってくれていたsaryaさんと暴れるちゃん。

うちの教室の発表会なんて私の演奏が転けたら最後、とてもじゃないが聞けたもんじゃなく(コラッッ!笑)招待する気にもならないが、この大人の愛好家の会なら私の演奏はともかく他の方の演奏が楽しめる!しかもソロ演奏後は企画があるからこちらも楽しめる!

とご招待しましたら、saryaさんは朝イチで町内会の集まりがあって終わり次第行く、とのことで、到着は私のソロ演奏後であった。

 

…間に合わなくてよかった笑!

 

そしてそのまま企画へ突入。

トップバッターのあもちゃん、ピアノの前に座って待機。

私の演奏で物語が始まった。

 

前回参加した時はとにかく失敗してはならぬ、とカチコチで随分と置きに行った演奏になってしまったが、今回は多少の余裕もでき、物語の進み具合を聴き調整しながら、自分の演奏(強弱や速度)をコントロールする余裕まであった。

やはり本番(=板)の数がモノを言うんだな、と改めて知る。

…ソロ演奏の時のモヤモヤなんてどこへやら。ものすごい集中力だったと思う。

 

鳥頭に加えて鳥目のあもちゃん、真っ暗な舞台を慎重に歩いて一旦舞台から降りる。

そして物語は進み、ラストへ。

ドレスに足を引っ掛けて転けてはならぬ、と再び慎重に舞台に上り、物語のラスト、そしてエンディング演奏。

無事トップバッター&ラストとしての使命を果たすことができた…ハズ。

私以外の演奏者の方々も素晴らしい演奏を披露。

みんなで1つのものを作り上げるってスバラシイ。

去年に引き続きやはりカーテンコール(的なもの)は大感動でありました!!←感動屋さんw

やっぱり参加してよかった。

こんなステキな会に参加させてもらって、主催者さんには大感謝。

主催者さんには足を向けて寝られません。

(主催者さんが住んでいるであろう地区とは逆に足を向けて寝ています笑!)

 

観客席の暴れるちゃんからも可愛い拍手をいただきました!ありがと〜。

 

去年の企画も聴いていた母曰く

「去年もよかったけど、今年はさらによかった!」

と大絶賛であった。子供から年寄りまで楽しめるこの企画、サイコー!

来年もやるなら是非とも参加した〜い。

…弾ける曲があったら、だが…。

 

去年に引き続きお世話になった劇画担当者さんから

「ラスト、さすがでした。終わりのタイミング見ながらテンポ調整してくれて助かりました」

とのお褒めの言葉をいただいた。

ま、担当者さんも私のピアノを見ながら進めてくれていたのはわかっていたので、互いのテレパシーの結果、というところだろうか。

参加も2回目ともなると、テレパシーまで使えるようになる笑。板の数ってほんと大事だわ。

 

会の終了後、saryaさんからは

「すごく素敵な演奏だった〜」

「穴が開くほどあもちゃんを見つめてしまった〜笑」

と言ってもらえて、ご招待した甲斐があったと言うものよ。

暴れるちゃんも企画そのものを楽しんだようで、帰宅後、家にあった楽譜を取り出してあれこれ弾いてみたらしい。ええ話や。

 

自分の演奏が云々はともかく、友達を招待するって新鮮でよかった。

トンデモ演奏になったら申し訳ない、と思って友達なんぞ招待したことなかったし、聴きに来て〜って言える人ってすごいなあって思っていたが(今でも思うけど)、それでも友達に聞いてもらうのもいいなと思えるようになった。

だからってうちの教室の発表会に招待するのはちょっと…笑

 

そんなわけで

数ヶ月後にあるという暴れるちゃんのピアノの発表会に、私も聴きに行きたいわ

とダメもとで言ったら

 

「ぜひ聴きに来て!」

 

とまさかの前のめりで言われた笑

さらには私が行くと言ったことで練習のモチベーションが上がっているとのこと。

 

いやいや、肝っ玉座りすぎじゃない?

とひたすら感心。

 

トンデモ演奏になったら申し訳ないから来てほしくない!

とか言ってる私がまるでバカみたいじゃないですか〜とタジタジなのであった。

 

暴れるちゃんが持ってきてくれたお花。

ありがとー!!

※ピアノ話についてのおさらい

20年という長い空白期間を経て、2018年1月からピアノレッスンに通っています。

(登場人物)

 モネ先生=私の現ピアノの先生

 

 

 

①②からの続き。

そして迎えた本番当日。

 

大分食い倒れ旅行で多少(?)肉厚になった私。

着る予定だったドレスはお腹部分がミッチミチ。でも胸部分は余るという悲しき日本人体型。

そうなることは見越していたので(もともとギリだったから)別のドレスを持って会場へ。

(今回のドレスもネットで購入したのだが、なんとドレスかぶり発生!ネットショッピングあるある。

と言ってもデザインも色も違うので他人が見たら分からないが、当事者同士はわかるという笑。お互い確認しあって爆笑!)

 

受付でプログラムを受け取ってざっと見ますれば…

去年も思ったし今後もきっと毎回思うことになるだろうが(今後も出る気マンマン)、本当にラインナップが素晴らしい。

難曲ぞろいで、ピアノ弾ける人がこんなにもいるんだ~と感心してしまう。

ああ、あもちゃん、気後れしちゃう。…嘘。

自分の演奏はともかく、他の人の演奏を聴くだけですごく刺激的。


難曲揃いと書いたが、初心者からプロまで、と会の門戸が広いので、一般的に難曲とされる曲じゃない方ももちろんいる。

だがそういう人含めてみんな、素晴らしい演奏を披露していく。本当に刺激的。

※ここらへんの話は、また別の記事に書く予定。

 

とりあえず舞台に上がってみました、的な人は誰一人おらず、真剣にピアノに向き合い、この日に向けて調整した見事な演奏を披露していた。

(うちの教室もせめてこの会の1/100でも刺激があればなあ。)

そりゃ本番の緊張などでミスなども当然あるが、そういうのって聞けばわかる。ちゃんと仕上げた上でのミスだってさ。

 

ちなみに今回も、いつメン(いつものメンバー=母と汗かき夫)が来ていたのだが、汗かき夫が

 

「みんな、去年よりさらにうまくなっててすごかった。」

 

と感心するほど。そしてみんなの上達ぶりに胸が熱くなったそうです。…親か笑!

その「みんな」には私も含まれるそうで。それはどうもありがとう。

 

なんかみなさんすごいなあ。

と私も感動して聞きいっておりましたら、あっという間に自分の出番が目の前に。

 

その時、なぜか急に暗譜が不安に…

いやいや、一度も暗譜が落ちたことなかったじゃん。

いや…しかし…とちょっとだけ楽譜を確認。

直前にドタバタするオバサン。

結局、直前に慌てて確認したところで何も目に入らないのであった笑

 

そして私の名前が呼ばれた。

今回は楽譜を席に置いていく予定だったけど、やっぱり持っていこうかなあ。

でもどうせ暗譜落ちしたら楽譜があったところで同じだし、いざとなれば座席に取りに行けばいいや。←いいわけない笑

と覚悟を決めて手ぶらで舞台にあがった。

 

客席に向かっていつものようにニマニマしながらお辞儀をし、そして演奏開始。

 

美容院に行くヒマもなく、中途半端に伸びた髪をバレッタでムリクリ留めた。

ショートって頻繁に美容院に行かないといけないからメンドクサイ。

 

3楽章の入りでいきなり軽くミスる笑

今までそんなとこミスったことないやん。なんかハマらないなあ~。

と思いながらも、なんやかんやで乗り切る。

 

そして4楽章。

冒頭の音速のオクターブトレモロから始まり、ゆっくり部分へ。

…のブリッジでの大移動(鍵盤の低音部から高音部へ弾きながら大移動)で

あ、なんか手の位置が微妙にズレてるかも。

と思ったら、大いに間違えた。

 

せっかくステキでかっこいいとこなのに~。わ~ん。

 

と気落ちしながら演奏を続けていたが、ふと我に返る。

 

あもちゃん、しっかりせい!

せっかくの舞台で腐ってどうする。最後まで頑張れ!!!

 

と思ったら、急にスイッチ入った。覚醒後はいい演奏を披露!←自画自賛。

おかげで暗譜に不安…なんてどうでもよくなり、結果暗譜が落ちることもなかった笑

 

ジャジャーン!!!

嵐のようなコーダを経て、最後の和音を弾き終えた。

 

おお〜。

 

観客席のおじさまたち(出演者のどなたかのご家族であろう)から感嘆が漏れた。

それは感心からの感嘆ではなく、「なんとか終わってよかった」という安堵であろう><

その節はご心配をおかけしました笑

 

私のあとも素晴らしい演奏が続いて、発表会は無事終了。

ソロ発表会終了後、去年に引き続き企画がありその企画に参加していた私。

そこにはかわいいお客様が聞きにきてくれたのです。

それはまた別記事で。

 

発表会終了後、いつまで経っても消化不良でモヤモヤ。

いつもは大事故起こしても(起こすなや)、終われば満足していたのに今回はモヤモヤ。

そのモヤモヤの最大の原因は、演奏がイマイチだった理由がわからない、ということだった。

 

前記事でも書いたが、

 

・いつもの弾き崩れを起こすことなく本番まで順調すぎたってこと

・本番1週間前の大分旅行のため、3日間ピアノに触れられないこと

・本番前日に東京在住民による高校の同窓会で一日中飲んだくれるってこと

 

確かにこれらは不安要素ではあった。

だが3日ピアノから離れても、その後の練習では今までどおりに弾けていたし、前日の飲んだくれた同窓会だって翌日には酒は残らなかったし。

当日だって特別緊張していたわけでもなかったし、なんならむしろ緊張してなかったし、一体何が悪かったのか。

原因がわからないままだと、今後も無意味に大事故起こしそうでコワイ><

 

やっぱり集中力が足りなかったかな。

やっぱりなんやかんやで大分旅行や酒宴の影響があったかな。

 

と汗かき夫に話しましたらば…

 

それは全然関係ないね。

3楽章は今までで一番よかった。冒頭のミス?あった?

とにかく音がよくて、大きい音(フォルテって言うんやで笑)もギャンギャンうるさくなくて聞きやすかった。

4楽章のミスは、ああ上級者がミスったんだな、程度だった。

それよりなんで、上手く弾いてやろうって鼻息荒くガルガルしながら弾くの?

そこが一番の原因じゃないの?

それに今までで一番いい演奏をなぞろうとしてるから、それもよくないんじゃないの?

でも4楽章のミスからのV字回復っぷりはすごかったけど。

あとさ~…

 

さらに説き続けようとする汗かき夫。

もういいって!!!笑

 

グサグサと言葉の刃(しかも正論)が突き刺さる。

鼻息荒いって!!

ガルガルって!!!

言い得て妙。

確かにあもちゃん、3楽章4楽章はテクニック的には少し余裕があったから、上手く弾いてやろうって欲が出てた気がする。

過去の技術的余裕や時間的余裕がない場合は上手く弾くとか言ってる場合じゃないから、それが逆に1音1音に集中できて満足度が高かったのかもしれない。

 

などと考えているあもちゃんに、汗かき夫が質問してきた。

 

あ、そうそう。

4楽章で同じところが何度も出て来てたけど、忘れてグルグルして抜けられなかったの?

 

・・・。

ロンド形式もわからぬド素人に上記の正論をぶつけられたのね…と思うと、なんだか無性に腹立つのであった笑

 

そしてモネ先生にも会の終了後に報告。

 

モネ「え!?なんで!?直前までほぼ完璧だったのに!?そっか~。あもるさんが満足する演奏ができなくて、私ももっとちゃんと指導できればよかったと反省です。」

 

いやいやいやいや。

先生が反省することは1つもないの笑

むしろせっかくわざわざご指導いただいたのに、こんな消化不良な結果になってしまって申し訳なかった。これが一番の後悔だったかも。

 

というわけで今回の発表会では色々と反省点も多く、そして学ぶことも多かった。

本番に強い方だと思っていた私だったが、そうでもなかったわ笑

ただ本番舞台にあがる(=板にあがる)数だけ色々な学びがある、と知れたことはよかった。

だからってコンクールとか受ける気もないし、本番をいかに増やしていくかが課題だなあ。

 

■今回の反省点

欲深くガルガルしていた笑

競馬でいうところの、かかる状態であった。

あとは本番前は日常生活を普通に過ごそう、でしょうか。

 

 

■今回よかった点

そんな中でもいい音が出せた。

他の出演者さんのご友人から

「ピアノがすごく鳴っていい音だった。私はピアノの先生から、弦を常に意識して音をだすようにってよく言われるんだけど…。弦を意識するってこういうことかと思った。」

と声をかけていただいた。…ヨヨヨ。

1点でも褒めてもらえるとこがあってよかったデス。たとえそれがおべっかだとしても!

 

そして赤いドレスを選んだこと(くだらなすぎる笑)

赤系のドレスは私一人だったので、色とりどりのドレスがバランスよくそろっており、会に花(但しドライフラワー)を添えることができた!ハズ!

 

■今回の学び

上手く弾いてやろうって思うほど、そもそもあんたは上手くないやろ、です笑

 

④(多分最終話)へ続く…

 

(おまけ)

汗かき夫、今回も上手かった人の順位を発表してくれた。

私は前回に引き続き3位だったそうです。…あなたの3位は参加賞かなんかか?笑

 

↓前回も3位w

 

※ピアノ話についてのおさらい

20年という長い空白期間を経て、2018年1月からピアノレッスンに通っています。

(登場人物)

 モネ先生=私の現ピアノの先生

 

 

教室とは関係ない別の発表会(2ヶ月後)に出ることをモネ先生に白状し、今の状態を聞いてもらって先生を絶句させた話…の続き。

 

モネ「3楽章はいいとして問題は4楽章ですね。オクターブトレモロを意識しすぎてフォームが崩れてるんですよ。」

 

結局、毎回コレ。

なんでフォームってすぐ崩れるんだろう?繊細すぎん?

 

モネ「1音1音正しく鍵盤の上に指を置いてから弾く、からやりましょう。」←子ども?

 

そんなことしてて2ヶ月後の本番に間に合う?

とか疑ってる場合じゃないので、テンポアップ禁止でひたすらゆっくり鍵盤の上に指を置く。

そんな練習を繰り返しているうち、ふと気づいた。

 

あれ?この練習と並行して暗譜作業もできるんじゃね?

 

年末のレッスン終了時で8割程度覚えていたが、この程度の曖昧な暗譜だと本番の緊張で落ちる可能性大。よって本番では視奏(楽譜見て演奏)する予定にしていた。

しかし楽譜をめくりながら(今回は15頁)演奏するって結構ストレス。しかも演奏に必死になってめくるの忘れたりするし(鳥頭ゆえ…)。

ならいっそ覚えてしまった方がいいかもしれない。

決断は早いほうが暗譜にも早くとりかかれる。

というわけで、前回、そして教室の発表会に続いて今回も暗譜で臨むことにした。

(モネ先生も、この感じなら暗譜でいける、って言ってくれたし。)

 

若いころは意識せずとも勝手に覚えていたのに、大人になった今、ちょっとした暗譜も一苦労。

しかも15頁とかあもる人生最大の暗譜量である(多分)。

三歩歩くと忘れる鳥頭あもちゃん、この量を捌ききれるか!?

そして4楽章は超絶覚えづらいロンド形式である。

 

ロンド形式とは?

→ロンド形式の特徴は,ロンド(回旋)という名が示すとおり,主題(A)がエピソードを挟んで何度も回帰するところにある。ABACA(小ロンド形式)あるいはABACAB′A(大ロンド形式)が典型で,複数の異なるエピソード(B,C)をもつ。最後にコーダが付くこともある。

 

 

今回の4楽章は最後に不思議なコーダがつくロンド形式となる(ABCAB′C′A+コーダ)。

ロンド形式の何が覚えづらいって、このBCとB′C′というクセモノの存在である。

違う調で同じようなことを繰り返しながら前進していくの。

全く違う調の繰り返しならいいのに、近しい調で一部同じ音や似たような音をかぶせたりしてくるから(ええ~い、小賢しい!)、ちゃんと意識して弾かないとB′を弾いていたのにいつの間にかBに戻ってるという謎の現象が発生。

え?私だけ??

 

これ、なんとなく覚えてる、じゃ絶対にムリだ。

しっかり脳で音の進行を理解して演奏しないと。

とちゃんと意識して楽譜を見つめ片手ずつ音を確認していると、色々なことに気づかされる。

 

あ、ここの音ってBパートのここと被って離れていく形になっているんだ。へー。

あ、ここから実はCのこことリンクさせてるのか。へー。

 

とかとか。

年末に一度レッスンを終えてちゃんと弾けていたし、分かっているつもりだったが、改めて楽譜を見ると忘れていたこともあったし、新しい発見もあった。

本番を念頭においた暗譜をすることで見えてくる景色があることに気づく。

 

今後は実際に暗譜で演奏するかどうかはともかく、毎回楽譜をしっかり確認して覚えてみることを心掛けることにしよう。

と思うのであった。

 

そしてレッスンが進むにつれフォームも矯正でき、暗譜も順調、何もかも順調で最後のレッスン時にモネ先生も

 

「年末の時よりさらに仕上がりがよくなってる。すごくいいですね!」

 

と太鼓判をおしてくれたのであった。

 

残す心配は・・・

 

・いつもの弾き崩れを起こすことなく本番まで順調すぎたってこと

・本番1週間前の大分旅行のため、3日間ピアノに触れられないこと

・本番前日に東京在住民による高校の同窓会で一日中飲んだくれるってこと

 

である。

1番目はともかく2,3番目が心配すぎる!!!

 

どうなる本番!?(まあ結果は火を見るよりも明らか…)

③へ続く…

 

↓楽しかった大分旅行

 

↓去年、いきなり司会をやるハメになった大同窓会

 

※ピアノ話についてのおさらい

20年という長い空白期間を経て、2018年1月からピアノレッスンに通っています。

(登場人物)

 モネ先生=私の現ピアノの先生

 

最近、ピアノ関連の記事がないけどもしかしてやめた?

とか思っているそこのあなた!

ブッブー!←腹立つ言い方(笑)

クッソ忙しい中でも、コツコツ続けておりますよ。

 

 

最後にピアノのことを書いたのがこの時…もう4ヶ月も経ってる!

光陰矢のごとしとはよく言ったものだ。遠い目。

 

この記事で新曲に選んだサン=サーンス(「アレグロ・アパッショナート」)、そろそろ仕上げの時期では?とお思いの方もいるかもだが、ち〜っとも仕上がっておりません。

というのも、「諸事情」により2〜3ヶ月ほど中断していたからであります。

その「諸事情」についてしばし書いていきたい(5月の話だけど笑)。

 

上記の記事でも書いたように、定期的に今の教室でいいのかどうか考えてしまう私。

(そしてそのたびに先生はいいからな~と思いとどまる、の繰り返し。)

このモヤモヤを打開すべく、違う世界を見てみようと飛び出した先が、大人のピアノ愛好家の会であった。

 

去年、とてもいい刺激を受けたので(みんな揃いも揃ってとても上手)今年も出ることにした。

ただ出ると決めたはいいものの、肝心の曲を決めかねていた。

シューマンのソナタ2番の1楽章は教室の発表会で弾いて、絶賛燃え尽き症候群。そもそも去年のこの大人の会で弾いてるし。

せっかくだから新曲のサン=サーンスで出たいなあ。

今回もモネ先生に内緒で出る予定だから(笑)、いつもどおりしれっと練習してピークをこの本番に持っていけたらベスト!

 

とひどく楽観的な予定を立てていたのだが、そのサン=サーンスが一向に仕上がらない。

仕上がらないどころかちっとも弾けない。

しっくり来ないわ、手応えがないわ。

モタモタしている間も刻一刻と本番の日が迫ってきている。

 

あ、これ多分、間に合わない。別の曲にしよう。

と方針転換したのが3月下旬。

2ヶ月後の本番で弾けそうな曲はアレしかない。

シューマンのソナタ2番の1楽章…以外!である。

やっててよかった、全楽章。

迷った末、シューマンのピアノソナタ第2番の第3楽章+第4楽章でエントリー。

レッスン終えて以降全く弾いてないけど、2ヶ月あればなんとかなるやろ。

楽観的観測、再び。

 

↓昨年12月末に全楽章レッスンを終えました~

 

 

方針転換直後に人前演奏の機会があったので、ほとんど練習する時間がないまま(しかも並行してサン=サーンスもやっている。だってモネ先生に内緒だから笑)、3、4楽章を弾いてみた。

 

私(……こ…こりゃヒデェ……)

 

いくら練習する時間がなかったとはいえ、これはヒドすぎる。

ミスしたとかそれ以前の問題として、全く弾けてない。

(そんな演奏にも、圧巻だった、と言ってくれる方がいて気を遣わせて申し訳なかった。前はもっとマシだったと言い訳もしたかった笑)

 

ここまで弾けないとは思ってもみなかった。

あもちゃん、自分の実力をみくびっていた。違う意味で笑

あと2ヶ月でサン=サーンスと並行しながらこの曲(しかも2曲)を本番の舞台にあげられる気がしない。

あもちゃん、そんな器用じゃないし、だいたい大曲を並行できるほど上級者じゃなかろ?

とふと我に返り、モネ先生に

別の発表会に出ること、

シューマン第3、4楽章を再レッスンしてほしい(サン=サーンスは休みで←コレが重要)

と白状した笑

 

モネ「なんでそんなステキな話を内緒にしてたんですか?私も聞きに行きたいな。」

私「絶対に来ないでください!」

モネ「えー。」

私「そんなわけで早速来週からレッスンをお願いします。」

モネ「え?まだ2ヶ月前ですよ?1ヶ月前からでもいいんじゃないですか?」

私「いや、多分今から始めてギリだと思います。」

モネ「え〜?そう?まあ、とりあえず聞いてみましょうか。」

 

そして早速先生の前で弾いてみた。

 

モネ「…こ、これは……(;゚ロ゚)……2ヶ月で間に合うかしら…」

 

先生を絶句させたところで、②へ続く(笑)

わっしょい、わっしょい、胴上げ祭りだ、わっしょいしょ〜い。

宇宙の果てまで、イッテQ!

 

1000年に1度の奇跡…から奇跡を起こし続けること4回目の今回、とうとう125年に1度にまで縮まった。「奇跡」が「日常」に変化する日も近い。

1000年さん(橋本環奈ちゃん)からあなたの街の庶民派美人へ!

…ありがたみが一気に失われたように感じるのは気のせいか?

いや、当たり前に過ごせる日常、それが一番の幸せなのだろう。

少なくとも当て続けることができた(←言いたいw)私は、し・あ・わ・せ☆

 

今まで記事の中で⚪︎打席連続HRとか、⚪︎試合連続HRとか、統一性がまるでなかったが(だってこんなに連続で当てるなんて自分自身が想定してなかったんだもん笑)、これから引き続き奇跡を起こすとして(予定)、よっぽどの乱打戦か延長でしか見ることができなくなる打席数だと話がややこしくなるので今後は「⚪︎試合」で統一したいと思う。

そして「タイトルだけで選ぶ直木賞選考会」などのイレギュラーな選考会を開催して当たった場合は打席と数えるってことで(3歩歩くと忘れる鳥頭、覚えてられるかどうかだけが心配。)。

…とかルールを定めた途端に外す未来が見える気がする〜。高速フラグ回収。

 

ところで今回、一穂さん作品の出版社である光文社、直木賞作家の輩出は57年ぶりの快挙だそうですよ。

 

光文社の記録(57年に一度)に追いつけ、追い越せ!

 

あ〜!

あとここで触れないと忘れちゃうので先に触れるが、芥川賞候補の尾崎世界観、残念でした。

芥川賞を受賞した際には直木賞大当たりと一緒にW祝砲を打つ予定だったのに。

「魔のあもる推し」が芥川賞にも発動しつつあって自分の力がコワイ笑!

 

※魔のあもる推し=私の推し作家さんはもれなくあもるのノロイ(鈍い)にかかり、直木賞(芥川賞も?)受賞が遅れるというスーパー縁起の悪い現象。

 

一穂さんみたく三度目の正直ってのがあるから、次回に期待!

ただ一穂さんはあもるのノロイにかかってないからなあ…不安でしかない。

尾崎さん、ごめん笑、先に謝っとこ。

 

◆◇

 

というわけで余裕の笑みを浮かべながら4試合連続ホームランの解答を見ていこう。

 

 

 

 

 

 

 

と言ったはいいが、いくら検索すれど講評記事に全くヒットしない!

しをんちゃん(今回の講評の舞台に立った三浦しをん氏)の写真すらない。

お着物をお召しでの登場かしら?とか楽しみにしてたのに。

 

以前から講評の記事、そしてその内容のボリュームが減りつつあったのが、ここに来てとうとう記事そのものが消えた…(私の検索力が至らぬせいもある)

 

選評の詳細は来月の「オール讀物で確認してね」ということだろうが、それじゃ(私が)困るのよ。喜びの記事が書けないじゃん!

まあもっとも、外した時は講評記事なんてない方が(私の)心の安寧のためにはいいかもしれん。通報されるレベルに当たり散らし、罵詈雑言の舞を皆さんにお見せしてしまうからね。

だがそれもまた、美しい。

 

じゃあYouTubeで確認しろってこと?

文字だと猛スピードで読めるけど動画って時間取られるから好きじゃないんだよな。

 

と文句言いながら渋々探したがこちらも講評が見当たらず。

(受賞作家の会見動画はいくつかあり)

デジタル音痴あもちゃん、検索力がザコすぎる!?

ニコ動は!?

と思ったが、例の事件でニコ動やってないのか。

 

↓ニコ動関連事件

 

しかし、デジタルデータを誘拐?して身代金要求とか、おばちゃん、話に全然ついていけないんですけど…

流れる時代のスピードが早すぎる。

 

かろうじてしをんちゃん(三浦しをん)の言葉が掲載された記事をいくつか見つけることができたので、かき集めてピックアップした。

 

 

>直木賞選考委員・三浦しをんさんの話

>「令和元年の人生ゲーム」と「ツミデミック」に多くの票が集まった。後者は、コロナ禍を小説の「ネタ」として扱っているというのでなく、深刻な状況下での登場人物の暮らしや感情が描写されている点が高く評価された。

 

 

>三浦しをん選考委員は「短編集としての味わいが各編バラエティーに富み、コロナ禍で大変な状況に置かれた人の暮らしや感情を見事に書き分けている」とたたえた。

 

…え?これだけ…?

 

コロナ禍をうまく描いた一穂さんについて私は

 

「1つ1つの事件がちゃんと一穂さんの味付けで仕上げられている。」

「簡単に書いたけれどこれってとても難しいことだと思う。自分の色を出せるってすごい。」

「一穂さんは本当に上手に自然と(新コロを)作品に組み込んでいたところもきっと好印象」

「今でこそ新コロ騒動もおさまり、すっかり過去のものとなってしまったが(それはそれで怖くないか?)、騒動勃発時はそれはもう世界がひっくり返ったからね。(略)それをうまいこと見せてくれたのが一穂さん。」

 

こんな感じで賞賛しております。ほぼ一致!←言うのはタダ。

 

最終的には来月の選評を読んでみないとわからないが、私と同様に選考委員たちも全体的に活気のない回だったんじゃないかなあ。と勝手に予想。

 

↓今回171回の候補作に対する私の印象

「今回の候補作なのだが、揃いも揃って予想を下回るデキにちょっと残念な思い。ここまで心に残らない回があっただろうか…何回かあった気がする。」

 

それにしても「「令和元年の人生ゲーム」と「ツミデミック」に多くの票が集まった。」の言葉には腰を抜かすかと思った。

「令和元年の人生ゲーム」に一体誰が票を入れたんだろう。

ちなみに私は5作品中5位でした。すごく悪いわけではないけど、至って普通というかあまり印象に残らない作品だったんだけど。

タイトル、というか作家名はとんでもなく印象的だけど。

「エンタメとはなんぞや」「直木賞とはなんぞや」を私も改めて考えないといけない時が来ているのかもしれない。

そして私より選考委員の方がこまめにアップデートしてたりして、と感じたりもした。浅田次郎大先生はしてないだろうが笑

 

最近、世間から周回遅れでYouTubeの「歌ってみた」を頻繁に聴いているのだが、その原曲のほとんどがあもちゃん、わからないの笑!!

あまりの知らなさにビビったわ。

そしてその曲がデビューしている歌手のものなのかボカロなのかアニメの主題歌なのかもわかんないし、完全に世間に取り残されている。ぽつねーん。

若い芸能人の顔の区別は当然つかないし、なんならその国籍すらわからない子もいるし><

大江戸捜査網の里見浩太朗LOVE❤️とか言ってるようじゃ、そりゃ取り残されるわ。

それでも私は私でできることを!!!

 

こんな幕切れになるくらいだったら当初の予想どおり、受賞作なしで攻めてみてもよかったかも。

そしたら久々の大外しの大三振をエンタメとしてお見せできたのに!

同時に罵詈雑言吐きながらわめき散らす醜態もお見せできたのに!

…とか今やホームラン王の座をオータニさんと争うあもちゃん、余裕の発言をぶっ込んでみた。

 

ま、「好奇心は猫をも⚪︎す」なんて物騒なことわざもあるくらいですからね。

好奇心で受賞作なしなんかにしなくて結果的にはよかったのだろう。命、大事。

 

 

 

顔出しの件で(私の中で)話題になっていたが、一穂さんって覆面作家さんだったのね。

どおりで顔見たことないなあ、って思ってたんだ。納得。

 

偶然見つけたこのニュースでも…

一穂さんだけイラストなのがウケた。

 

そしてどうでもいいけど、このニュースすごくない?

なんで大阪だけなんだよ〜。東京でもやってくれよ〜。

私だって観に行きたい!

黒ちゃん(黒川博行)、どんな演技見せるんだろ?東京でもやってくれよ〜。←本日二度目。

 

ちなみに受賞に関するニュースで一番腹抱えて笑ったのは

 

>選考委員を務めた作家の三浦しをん氏は(略)

>「私自身小説家になったときに絶対顔を出す感じだったんです、当時。それがすごい嫌だった。絶対なんか言われるじゃないですか、ブスとか」と、かつての思いを明かした。

 

ブスて笑!

しをんちゃんの講評、やっぱり文字で読みたかったな。

 

◆◇

 

さてさて今回は宇宙からお送りしたわけだが(ええ、今まで宇宙を彷徨っていたんですよ、私)、そろそろ酸素も尽きつつあるので「4試合連続ホームランを祝う会」も終了としたいと思う。

続きは1ヶ月後の「オール讀物」の選評を参考に「たたかい終えて(第171回直木賞)」で書くことになりましょう。イマイチこの習慣が定着していないから、買い忘れが不安。

 

大三振をしてみてもよかった、なんて余裕をかますようになったホームラン王あもちゃん。

世界のオータニさんと並び称される日も近い。

あっちがデコピン柄のスーツを着てくるなら、こっちはレオ(天国在住)柄のワンピースでレッドカーペットに立ってみせる!

 

次回も決して守りに入らず、ブンブン丸でやったるで。

そして令和のピノ(カープの羽月)のように、走って走ってかき乱しちゃうんだから!

どか〜んと景気良く、やってみよーよ!

 

「プロ野球、1分勝負!」が懐かしい笑

(こんなこと言ってるから、時代に置いていかれるのだ)

 

それでも野球、しようぜ!

それでも読書、しようぜ!

野球見てたらやっぱりワクワクするもん。

そして直木賞だって同じ。いい作品が候補に並びまくったらやっぱりワクワクする。

不甲斐ない試合や作品には腹もたつし頭にもくるけど、ドキドキするような試合も作品もある。

 

私たちはそんな出会いを楽しみに生きている。

 

それでは冬はつとめて。

クッソ寒い年明けの半年後、皆さんまたお会いしましょう!さようなら!!

きっとあっという間に来年やで。

良いお年を〜笑!