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人が生きていくなかで遭遇する
さまざまな場面に活用していただきたいのが、ポリヴェーガル理論。
逆境的小児期体験(ACE)にも
このポリヴェーガル理論を実践していただきたいんです。
国が行っている患者調査によると
2002年の調査では
うつ病患者さんの患者数は約71万人でしたが
2017年は約127万人以上となり
増加傾向がみられています。
逆境的小児期体験(ACE)のこと
ACEにもポリヴェーガル理論の実践を
これまでにご紹介してきたポリヴェーガル理論。
子どもの健やかな育ちには
安全、安心を感じられる周囲との繫がりが大切とお伝えしましたし
それが損なわれると
生きづらさを抱えるようになるともお伝えしましたよね。
こちらは、親子関係の記事。
こちらは、生きづらさの記事。
ACEを有する方は
安全、安心を感じる周囲との絆を作ることが阻まれてしまったため
社会で生きていくために欠かせない
社会交流システムを担当の腹側迷走神経複合体が
成長過程でうまく育まれなかったと考えます。
ACEを有しているかも。とか
生きづらさを感じている。とか。
そんな方はいらっしゃいますか?
本来であれば
小児期に活性化されるはずだった腹側迷走神経複合体。
このシステムは背側迷走神経や、交感神経とともに
人類の進化上、生き延びるために
保存されている神経システムですので
今からでも、働きかけを行うことが大切だと思います。
腹側迷走神経複合体の活性化ってどのように行うんでしたっけ?
落ち着く環境を整えること
食事、睡眠、運動など生活習慣を工夫することは基本中の基本。
人間の相互交流の本質である直に対面する経験を大切にして
安心感を得られるように
信頼できる他者との会話やふれあいを味わうこと。
でしたよね。
相手に対して、笑顔で接すること
鏡を見た時など、自分にも笑顔を向けること
安心、安全を感じる絆づくり。
専門家による支援や治療が必要な方は
しっかりそれらを受けていただきながら
ご自分の負担にならないところから
少しずつ始めて見てくださいね。
もちろん、エピクテトスの言葉とセルフコンパッションも駆使して
自分を癒すのも忘れずに。
順次up予定!
ポリヴェーガル理論、とても参考になります。