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自律神経をより深く知ることで、ストレスと向き合いたい。

 

この思いからたどり着いた考え方が、ポリヴェーガル理論。

 

始まりのお話はこちら。

右矢印自律神経は交感、副交感の2種類だけじゃない…ポリヴェーガル理論①

 

 

以前、このブログに投稿した記事。

 

マウスモデルでの研究結果をご紹介しました。

 

成育環境と社会生活上の困難さの関係が指摘されていました。

 

 

 

 

 

インターネット、IoT、AI…

 

技術は目まぐるしく進歩し、本当に便利な世の中になっています。

 

いつでもどこでも、他の人と直接のやり取りをせずに

 

情報を得たり、商品の注文など

 

生活に必要な事ほとんどを済ますことが出来て

 

私もその恩恵を受けている一人です。

 

 

 

 

 

 

 

直接の人との関わりがあまり必要のない世の中となり

 

腹側迷走神経複合体による社会交流システムが

 

さほど必要のない世の中になりつつあるのかもしれませんが

 

ネットやニュースなどで

 

「社会生活上での困難さ」がとり挙げられていることを考えると

 

今の世の中にも

 

腹側迷走神経複合体による社会交流システムの働きが

 

欠かすことのできないものなのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ポリヴェーガル理論にあてはめてみると

 

直接、人と関わったり、うまくやっていくという経験が少ないと

 

腹側迷走神経複合体を働かせて

 

人とつながるという社会交流システムが十分に育たない(働かない)

 

ということが考えられます。

 

 

 

 

 

 

以前、ご紹介した研究で用いられたマウスは哺乳類ですよね。

 

ヒトほどではないかもしれませんが

 

健全な成長のためには

 

やはり、腹側迷走神経複合体の発達が欠かせないものと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

腹側迷走神経複合体の発達のためには

 

落ち着く環境を整え

 

食事、睡眠、運動など生活習慣を工夫することは基本ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

そして、信頼できる他者との絆を確かめ合い

 

つながり合うことなどの働きかけを通じて

 

無意識のニューロセプション(神経知覚)のレベルで

 

「安全」と感じられて初めて

 

腹側迷走神経複合体が健やかに発達し

 

他者との絆をつくったり、学び、喜ぶなどの

 

腹側迷走神経複合体の

 

素晴らしい神経回路を発動させることができるものと考えます。

 

 

 

 

 
 
 

ストレス反応は、生きていくためには必須のシステムですが

 

一方で、その反応があるために、逆に苦しめられることがあります。

 

腹側迷走神経複合体を

 

ゆっくりと活性化させる働きかけをしてみてください。

 

色々試してきて、しっくりいかなかった方は

 

ポリヴェーガル理論の考え方を取り入れると

 

気持ちが楽になるかもしれません。

 

 

 

 

 

ご興味ある方はこちら。

 

 

 

 

 

ご自分に合ったものを活用して体調を整えてくださいね。

よろしければご覧くださいニコニコ

右矢印自律神経は交感、副交感の2種類だけじゃない…ポリヴェーガル理論①

ストレス反応やコミュニケーション障害への新たなアプローチ。8回シリーズ。

右矢印他の人を思いやるように自分を思いやる。

疲れた時こそ、セルフコンパッションで労わって。

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