毎週金曜の夜に
元夫が大事故に遭ったときの事を、記憶を辿りながらお話しさせて頂いています
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(元夫の大事故①)
(元夫の大事故②)
(元夫の大事故③)
(元夫の大事故④)
(元夫の大事故⑤)
(元夫の大事故⑥)
(元夫の大事故⑦)
先週は、リハビリ病棟で出会った
両膝から下がない、車椅子の男性についてお話しさせて頂きました
私はその男性の顔、髪型も今でも鮮明に覚えています
その男性が車椅子を一生懸命動かして
笑顔で元夫と私の元にやってきたときは、少しビックリしてしまいました
そして彼は、
このリハビリ病棟、新しくてきれいでしょう
自分はこのリハビリ病棟の建築工事現場で働いていたんだけれど
そのとき、この場所で事故に遭い足を切断したんです
青森から出稼ぎに来ていたから、家族は皆んな青森にいるんです
誰もお見舞いに来れない
すごく寂しくてね…
お嬢さんいるでしょう
良かったら次にお嬢さんが来たとき、少し話をさせて貰えませんか
と仰ったのです
何という事だろう
まさか、このリハビリ病棟を建てるための工事現場で、両足を切断する事故に遭い
そのままもう何ヶ月もの長い間、完成したこのリハビリ病棟に
家族にも会えず一人で入院しているなんて…
私は即答で、
もちろんです
近いうちに必ず連れて来るので、良かった抱っこしてあげてください
と伝えると、その男性は
満面の笑みで
ありがとう
と仰ってくださいました
それから私たちは、その男性ととても親しくなりました
その方はとにかくポジティブにもの事を考える方でした
家族を抱えた男性が、地元青森から離れた場所で
事故に遭い両方切断
不安や焦り、もしかしたら絶望感など色々あったのではと思います
でもいつも笑顔で、話す事もポジティブな方でした
だから元夫の後遺症を心配しながらも、その男性と話すとパワーを頂く事が出来ました
もちろん娘も抱っこしてもらいましたし、
病院の廊下で、雑談をしたりと
楽しい事が少ないリハビリ生活・入院生活の中で
素敵なお友達が出来た事は、本当に有り難かったと思います
続きは、また来週の金曜日の夜に…
to be continue …
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