金曜の夜に
元夫が大事故に遭ったときの事を、記憶を辿りながらお話しさせて頂いています
過去のブログはこちら
(元夫の大事故①)
(元夫の大事故②)
実家に戻った時はもう深夜になっていました
病院から母にはおおよその概要は伝えていたので、私を出迎えてくれた両親は心配しながらも優しく接してくれました
当たり前だと思うかもしれませんが、前回のブログにも書いたように私の母はとても厳しい人で、当時徒歩で行き来できるところに住んでいながら、ベビーシッターなどをしてくれるような人ではなかったので
例え夫の事故とはいえ、こんな夜中まで子供たちを預けっぱなしにして
私はきっと母に怒られるだろうと思いながら実家に行ったので、怒られなかったことは救われました
普段から非常に温厚で優しい父も既に帰宅していて、玄関で迎えてくれた父の顔を見て張りつめていた糸がフッと緩んだ瞬間は、今でも鮮明に覚えています
とにかく明日の朝、また病院に行くので今日は子供たちを連れて帰る
と言い、夜中に可哀そうだったのですが子供たちを連れて帰宅しました
もう一度子供たちを寝かしつけ一人になって、
いっきに涙があふれ出しました
夕方からの慌ただしい出来事が走馬灯のように全てよみがえって
涙が止まらず、嗚咽が出そうになり慌てて枕を口に当てて声を出さないようにしました
まさか夜中に母親が泣いているところを見てしまったら、3歳の娘が不安になると思ったからです
いきなり祖父母のところに預けられ、夜中に歩いて帰宅しただけでおかしいと思っているはずです
3歳だって充分色々な事は理解できます
生後半年の息子はわからないにしても、3歳の娘のためにとにかく子供の前では笑っていよう
と思いました
それでもこの子たちを抱えて、どうしたら良いんだろう
夫はいまこの瞬間も生死の境を彷徨っている
命を取り留めても植物状態になるかもしれない、何も悪いことはしていないのになんでこんな事になってしまったんだろう
とそればかり頭によぎり涙が止まりませんでした
そして、最後は今日だけは泣こう、でも明日からはもう絶対に何があっても泣かない
泣いていたらこの子達を守れないから、泣くのは今日だけ
と決めて、枕に口を当てたままずっとずっと泣いていました
今から考えると、この時生後6ヶ月だった息子が後に大事故に遭って生死の境を彷徨ったときは
私がかわってあげたい、この子は何も悪い事はしていないんだから、私が変わってあげたいとそればかり考えていたんです
でも元夫の事故の時は、私がかわってあげたいとは思わなかったので、
しかも息子の大事故の時は、泣いている暇があったら、どんな事をしても生かす、治す
それしか考えなかったので、元夫の事故の教訓が生かされたのかもしれませんね
結局泣きながら疲れて娘の隣で寝てしまった私
とにかく、夜中に連絡がなかった事も良かったと思えました、もし連絡がきたらその時は彼が危ないという知らせです
明け方には目を覚ましてしまい、当然良く眠れませんでした
起きて最初に思ったことは、
夢じゃないんだ、事故に遭って彼はいま死にそうで、私はまた子供たちの支度をしたらすぐに実家に連れて行って
病院に行かなきゃ
と我に返りました
この夜のことは今でも鮮明に覚えていて、私の一生の中の出来事でも絶対忘れられない日トップ3に入っていると思います
病院に戻ってからのことは、また来週…
to be continue …
来週の金曜日の夜に続きはアップさせて頂きます
Have a good night
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