金曜の夜に
元夫が大事故に遭ったときの事を、記憶を辿りながらお話しさせて頂いています
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(元夫の大事故①)
(元夫の大事故②)
(元夫の大事故③)
事故の翌日、朝からまた実家に子ども達を預けて病院に戻りました
前日、深夜に駆け付けたときは、病院の独特の雰囲気や緊張感でずっと気が張っていたのですが
一夜明け、逃げられない現実を突きつけられ、
翌日病院に着いたときは、妙に冷静な自分がいました
まずは昨夜病院に運び込まれたときに当直でいらした先生とは別の先生からお話しを再度伺う事になりました
伝えられた状態は、
とりあえず一命は取り留めたという嬉しい事実と、その後に続く悲しい現実でした
事故原因としては、
目の前に止まっていた車を避けるために仕方なく対向車線に出たところ、反対車線からきた車との正面衝突でした
その結果
当時はシートベルトが義務ではなかった事もあり、フロントガラスを頭を強打し突き破り、車外に飛び出してしまった事により、頭部を強打してしまったのです
結果、脳挫傷でした
脳挫傷は、脳にダメージを受けてしまった状態です
意識不明もそのせいでした
脳はダメージを受けると再生はされないため、
このまま一生意識は戻らないかもしれない
戻っても五体満足で退院できるとは思わないでください
と本当に辛い2つの事をハッキリと言われました
やはり植物状態を覚悟しなくてはいけないんだ
しかも意識が戻っても五体満足で退院できない
今の私なら何パーセントの確立で
とか、五体満足で退院できないって具体的に
と沢山、質問したと思います
ただ当時の私はまだ20代前半で、とにかく2人の小さな子供たちがいて、どうやってこの状況に向き合えば良いかで精一杯で
お医者様に何かを質問するという事すらできない状態でした
それよりも一生植物状態、、、
頭の中で言われた言葉がずっとグルグルと復唱されていました
先生からのお話しの後は、夫と前夜以来の再度の対面を許されました
もう一生笑っている顔も見れないかもしれない
私の事も子供の顔もわからない人になってしまうのかな
何でこんな事になってしまったんだろう
と、悲しい現実を目の当たりにして、不安と悲しさでいっぱいになりながらICUに向かっていました
続きは、また来週の金曜日の夜に…
to be continue …
Have a good night