毎週金曜の夜に
元夫が大事故に遭ったときの事を、記憶を辿りながらお話しさせて頂いています
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(元夫の大事故①)
(元夫の大事故②)
(元夫の大事故③)
(元夫の大事故④)
(元夫の大事故⑤)
意識が戻るかこのまま植物状態でいるかは、全くわからないと医師から宣告されていた私
本当に石のように固まったまま、身動き一つしない彼を見ているのはとても辛かったです
生きていると実感できたのは、日に日に伸びていく無精ひげと
歯磨きが出来ないからか何となく匂ってくる口臭のみ
変な話しですが、この二つでしか彼の生存を確認できないという日々が続いていました
毎日子供たちを実家に預けて、慣れない路線の電車を乗り継いで通う病院のICU
とにかくある日突然知らない街の知らない駅の近くにある病院に通う事になった私には、その暗い道のりと、病院特有の匂いだけが今でも鮮明に記憶にあります
通い続けて二週間近く経ったある日、いつものように病院のICUで横たわる彼のそばにいた私にハッとする瞬間がやってきました
彼の手が少し動いたんです
ビックリしてこのまま意識が戻るのでは
とすぐにナースを呼んで、手が動いたと説明するとすぐに先生を呼んで下さいました
でもドクターからは、意識が戻るサインとして動いたとは思えない
とのお言葉が…
何しろこのまま一生、意識が戻らないかもしれないと宣告されている以上、そんなに簡単に戻るものではないんだ
と悲しくなった瞬間でした
私は事故の最初の夜にひとしきり声を殺して泣いてからは、絶対にもう泣かないと決めていたので、その後子供たちの前でも親の前でも、もちろん病院でも一度も泣いたことはありません
ただ、一筋の希望が見えたかと思うと、瞬時に砕かれてしまう毎日は本当に辛い日々でした
続きは、また来週の金曜日の夜に…
to be continue …
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