毎週金曜の夜に
元夫が大事故に遭ったときの事を、記憶を辿りながらお話しさせて頂いていますが、昨夜アップできなかったので、今日アップさせて頂きます
過去のブログはこちら
(元夫の大事故①)
(元夫の大事故②)
(元夫の大事故③)
(元夫の大事故④)
(元夫の大事故⑤)
(元夫の大事故⑥)
(元夫の大事故⑦)
先週のブログの続きです
退行といって、高次脳機能障害により
すぐ他人を頼る・子どもっぽくなる、と言われる症状が出ていた彼でしたが、当時三次救急医療のICUに運ばれたにも関わらず、何の説明もなくてずっと不安だったお話しをさせて頂きました
ただ子供っぽいだけなら、まだよかったのですが
記憶がある部分と、何も覚えていない部分の差が顕著にあって
このまま記憶が戻らず、普通の生活は送れないのではないかという不安とも私はたたかっていました
それでも、お医者様がビックリするほど驚異的なスピードで回復していったので、
入院して1カ月経つ頃には、リハビリ病棟に移る事が出来ました
まだまだ記憶も定かではなく、覚えていない事も沢山ありました
それでも後の息子の大事故の時とは違い、
首から下には大きなけががなかった彼、これは不幸中の幸いと言っても良かったかもしれません
1か月後にリハビリ病棟に移れた事は奇跡的でしたが、
頭を強打し脳挫傷になっていました
脳からは様々な意思が伝達されていきます
例えば、歩くとか食べるといった事も脳で考え、指令を出すから歩くという行動が出来る訳です
その脳の一部が壊れてしまった訳です
壊れた脳は再生しません
元気な脳が、壊れた部分を補う訓練が必要でした
例えば、骨が折れていなくてもどこも悪くなくても、歩く部分をつかさどる脳が壊れてしまっていたら
歩く事が出来ません、ですから歩けるように歩く部分をつかさどる脳をリハビリで訓練して鍛えていくのです
足の怪我なら手術で治すことが出来たかもしれませんが、実はこの脳の訓練は簡単な事ではなく、
色々と苦難が待っていたのでした
続きは、また来週の金曜日の夜に…
to be continue …
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