久々に家庭菜園の話をしよう。
庭でほったらかしの大根が育っています。
昨年の冬に育ったものを 数本収穫せずにほったらかしにしていたのでした。
北海道など寒冷な地域なら、
これが夏に育って 花が咲き 秋に種が落ちて、そこから冬の大根も育つ
というサイクルでいけるみたいなんです。
1年で2回 収穫できるんだって!
でも、愛知は暑いから 温度が合わなくて全滅かな…
人の手がかからないで そこらへんの雑草みたいに勝手に子孫をつないでいく、ワイルドな大根にはならないのか。
と思ったけど、
なんと小さいままで夏を乗り越えました。
生存した…!
強い!!
秋、この子たちはジワジワと大きくなりだしました。
さらに、土に落ちたけれど 夏に発芽しなかった種も多くあったようで、この子らが秋にガンガン発芽。
夏生まれの先発隊と 秋生まれの後発隊、ダブルで生まれる作戦だったのか。
賢い!生存戦略抜かりないな!
現在は 先輩大根と後輩大根がゴチャゴチャに混ざっている状態です。
寒くなってきて どちらもガンガン育ち、もう見分けがつきません。
私はめんどくさがりで間引きをしないので、庭は大根だらけになっています。
強くて賢い子たち!
おもしろいのは、
勝手に落ちた種からの発芽なので、みんな畝と畝の間の低いところ(畑の通路)に生えていることです。
そこは根をのばしにくいだろうに…(^_^;)
種が落ちたときに 転がって低いほうに行ったり、雨で低いところに流れたりしたのでしょう。
可食部は少なめだと思われます。
そこはちょっと惜しいかな。
でも、強い(笑)
私が歩いて踏みかためられた通路の土にわざわざ生えているのだから、めちゃくちゃ強いヤツらです。
食べたら私まで強くなりそうだからよいですwww
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ちょっと説明をば。
これは、もともと「F1」じゃない種の大根から育っています。
「F1」というのは、収穫量を増やしたり 虫に食べられにくかったり 味がおいしくなるようにしたり、そういう改造をする代わりに、
・種ができない
・種ができても それを植えても次の子がうまく育たない
など、子孫繁栄能力が少なくなっているのですな。
そういうのを「F1」の種といいます。
私は ほっといても勝手に子孫繁栄して、庭で雑草みたいになったワイルドな野菜を食べる野望をもっているので、「F1」じゃない種を植えているのでした。
ニンジンも、「F1」じゃない種でワイルドに雑草化しました。
今はもう 雑草エリアで勝手に生きてます。
畝に植えたときは全滅を繰り返したのに、雑草エリアにばら撒いてほったらかしなら育つなんて…
ニラの雑草化は早かったです。
もうそこらじゅうに生えています。
という感じで、ふつうに子孫繁栄能力のある野菜を育てたい人は、「F1」じゃない種でやるのがオススメです。
ホームセンターや スーパーや 100均などでよく見かける種は「F1」が多かったはずです。
「F1」じゃない種が欲しいときは、「固定種」「在来種」と呼ばれる種をゲットするといいです。
要は「昔ながらのふつうの種」です。
私は、雑草化する前の 最初の種がほしいときは、そういう種を豊富に扱っている「野口のタネ」から買っています。
自由研究などで、
先代の野菜から種ができて、それを植えて、また元気な子が育って収穫できた!
野菜が命をつないでいくなぁ。
というのを観察したいときには、こういう種をまくといいですよ
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