【空蝉3-1】手さぐりの、細く小さきほど

【古文】

手さぐりの、細く小さきほど、髪のいと長からざりしけはひのさまかよひたるも、思ひなしにやあはれなり。

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【源氏物語イラスト訳】

手さぐりの、細く小さきほど、

訳）手触りの中、ほっそりした小柄な感じや、

 

髪のいと長からざりしけはひのさまかよひたるも、

訳）髪がそれほど長くはなかった面影の様子が空蝉と似通っているのも、

 

思ひなしにや、あはれなり。

訳）気のせいであろうか、しみじみ愛しく思われる。

 

【古文】

手さぐりの、細く小さきほど、髪のいと長からざりしけはひのさまかよひたるも、思ひなしにや、あはれなり。

【訳】

手触りの中、ほっそりした小柄な感じや、髪がそれほど長くはなかった面影の様子が空蝉と似通っているのも、気のせいであろうか、しみじみ愛しく思われる。

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■【手さぐり】

■【の】

■【細し（ほそし）】

■【小さし（ちひさし）】

■【ほど】

■【髪（かみ）】

■【の】

■【いと】

■【長し（ながし）】

■【ざり】

■【し】

■【けはひ】

■【の】

■【さま】

■【かよふ】

■【たる】

■【も】

■【思ひなし】

■【に】

■【や】

■【あはれなり】

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☆本日の『源氏物語』☆

自分の気持ちに寄り添って、涙を流してくれる小君――。

いとしいと思いつつも…

その面影にかいま見える、空蝉に心動かされ…

…てか、手探りで、

小君の肢体をまさぐってるんですか？(￣Д￣；；

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