皆さま〜こんにちは
香港在住のネクタイ作家、
洋裁教室ナインビーを主宰しています
身体醜形障害。
これは、自分の容姿が必要以上に
醜い、と思い悩む精神障害で、
私は44歳の時に偶然これを知り、
今までの苦しみの正体を、やっと知ったわけ。
まさに、運命の出会いだったな
てか、物心ついた時から、
当たり前のようにして共に生きてきた
得体のしれない苦しみに、
そもそも正体なるものがあったのか
ということに、衝撃を受けたよね。
「あなたのそういう所、かわいい」
「スタイルいいね」
そう褒め言葉を言われても信じられず、
まったく受け入れられないんだよ。
言われれば言われるほど、
100倍返しで全否定するのに、必死。
苦しいよ(笑)
相手にも失礼だしね。でも無理なの。
「こんなに醜い自分」の
考えること、やることに、
自信が持てなくて、いつも怯えてて。
自分の発言、一つ一つに、
いちいち自信がないの。
なんなんだろうね(笑)
でも実はこれってね・・・
「思い込み」からきていました。
元々、可愛い顔をしているのに、
整形を繰り返して、
恐ろしい顔になっちゃった人、
見たことある人も、いると思うけど、
何回、整形を繰り返しても、
「自分は醜い」と思い込んでいるから
外側を変えても、意味ないの。
だって、じゃあどうして繰り返すの？
問題はそこじゃないのよ。
変えるのは、そこじゃない。
変えるべきなのは「思い込み」
思い込みって、
周りからの言葉で、作られる。
主に親。それに友達や学校の先生。
子供は、親の言うことが全てだから、
親のいうことを、そっくりそのまま
自分の脳にインストールする。
だから、親子の価値観は似ているの。
それが潜在意識に落とし込まれて、
その後の人生を、操作していく。
子供時代に知った言葉で形成された
潜在意識のまま、一生を過ごすことになる。
「かわいいね」
と言われて育てば、そうだと思うし、
※どんなブスでもね
「顔は残念だけど」
と言われて育てば、そうだと思う
※どんな美人でもね
「いつもがんばってるね」
と言われて育てば、やる気がでるし
※今はできてなくても、いずれ現実が伴っていく
「そんなんじゃやってけないよ」
と言われて育てば、希望をなくす。
※実際にはできていても
気の強い子だったら、
(私はそんなんじゃない)
って跳ね返す力に変えられるけど
気の弱い子だったら、
(そうなんだ、私はそうなんだ)
と、自信をなくして下を向くよね。
だから、大人になってからの行動に
違いが生まれるの。
美人なのに自信なさげな人、いない？
反対に、それほどでもないのに、
自分の容姿なんか全く気にせず、
力強く生きている人、いるでしょ？
しかもそっちの方がモテるっていう。
自信満々のブスの方がね。
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言われた言葉によって
自分は「醜い」という
思い込みができあがると、今度は
自分の中で繰り返すようになる。
毎日、
鏡を見るたびに、
人に会うまえに、
独りでいる時にもずっとずっと、
頭の中で繰り返し、唱えつづける。
(私は醜い、ブスだね、ここがダメ、ここもイケてない)
黙っている時も、人って、
頭の中で何か言葉を喋ってる、でしょ？
こうして「思い込み」は益々強化され、人生を支配するようになっていく。
何年も、何十年も、
長〜い、長い時間をかけて、
マイナスな言葉を自分に浴びせていたら
自分の可能性を活かす力が沸かなくなる。
人の幸せを、素直に喜べなくて当然。
私もずっと長く自分自身に唱えていたから
かなり強固な、思い込みだったよ。
【身体醜形障害を克服するには】
まず、この思い込みを書き換えること。
顔にメスを入れる前に、
まいにち自分が自分に唱え続けている、その言葉を変えること
自分にかける言葉を変えれば、
必ず、
これまでの思い込みは、変わる。
周りから言われた言葉、それが
親でも、友達でも先生であっても
それが正しいと誰が決めたの？
他人から言われた言葉の通りに、
自分を合わせなくても、いいんだよ。
そこをまず一つ一つ、
本当にそうなのか、丁寧に疑ってみてよ
とは言え、いきなり今日から、
「わたしって、かわいい」
なんて言えない、言えるわけがない
いまの思い込みのまま「かわいい」
なんて思ってもないこと言ったって、
脳は全力を挙げて、抵抗するよ。
だから・・・まずはこれだけでいい。
【自分に対して、否定的な言葉を唱えるのをやめる】
かわいいなんて、言わなくていい。
ただ、否定的な言葉はSTOPを
つい脳内でまた、呟いてしまっても、
できなかった自分に、OKを出す。
(少しずつでいいからね)
って、自分に言ってあげながら。
繰り返していくのよ、これを。
また言っちゃった→ OK。
次はきっと、うまくできる。
また言っちゃった→ OK。
次はきっと、うまくできる。
どんな自分にもOKを出して、
繰り返していくのよ、ひたすら
自分が頭の中で唱えている言葉なんて、
意識を向けてないと思う。だから、
普段、自分が何を呟いているのか、
知るところから。
時間はかかる。私も時間かかった。
だって40年以上も、それで生きてきたんだもの。
でも私は・・・諦めなかった。
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久しぶりに見直したら、ちょぴっと泣けた。
ちょぴっと泣けた、それは
辛いからなのではなくて、
一時的にこの時の気持ちに共感したから。
いまは克服してるから、すぐに、
現在の位置に、戻ってこられる。
いまいる、高い位置に。
昔はずっと、底にいた。
ずっと暗い闇の中で、隅っこに座って怯えてた。
大人になった今の私たちなら、
周りからの言葉に、バリアを張れる。
何か言われたって、それを
自分の中へ侵入させなければいい。
他人からの不用意な言葉を受けても
自分の価値が揺るぐことはない。
ただ子供時代はそれが弱い。
まだその技術が、ない。
そんな子供時代に刷り込まれた
いとも簡単に放たれてしまった
単なる「言葉」に、
これから先も、支配され続ける必要は全くないの。
「イヤだったね」
子供のころの自分の言い分、聞いてあげてよ。
私からも、今のアナタに告げる。
それ、実はただの思い込みかもよ。
それが真実だと信じるのも、分かる。
けど、違う可能性があるんだよ。
それが当たり前ではないんだよ。
拒否しないで、面倒くさがらないで
一度その価値観、疑ってみて。
諦めなければその先に、
容姿のことで、苦しまない自分がいる。
絶対に無理だと思ってたことが、
まさかと思うほど現実になる。
怖くない。やりたいことが見つかって、
なんでもやれるし勇気が出る
幸せな未来への希望が持てる
「醜い」と思って諦めてきた、
あれもこれもが、取り戻せる
今からでも
かならずほんとう
あ、いま「そんなこと言われても・・・」って思った？
いいよそれでも 笑
いい。
だけど、
ちょっとは頭の片隅に、残しておいて。
いつかきっといい働き、するから
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