19頭を笑顔で看取った
ペットロスカウンセラーReibiです。
ツイたぬちゃんの火葬が無事に終わりました。
細胞診の結果が出て、
やはり、高グレードの悪性リンパ腫でした。
ものすごい勢いで核分裂しているので、
お薬を続けていただかないと…
と獣医さんが電話をくれるころには
既に、ツイたぬちゃんは、
お薬要らないって言ってましたね。
トイレ掃除もごはんの準備も
１人減っただけで、ずいぶん物足りない感。
昔は、大切な子が旅立つと
ぽっかりと穴が空いたような
自分だけ周りから切り離されてるような
そんな感じがしていた。
でも、今は
旅立っても、何も変わってない。
空を見上げて、
あー、ツイたぬちゃんと一緒にいられて
幸せだったなー。って思う。
昔は、最期の時の
苦しそうな姿を何度も思い出しては
「苦しかったよね。」と思い返して
自分も苦しくなっていた。
でも、今は
ベランダを
とことこ歩いている姿が思い出され、
ベッドに乗って
窓から外をみているツイたぬちゃんに
「たぬ～、ツイたぬ～。」って呼ぶと
振り向いて、こちらに走ってくる姿が思い出され、
朝や帰宅時に
一番にお出迎えしてくれる姿が思い出され
サランラップの引き出しあけると
そこで寝ている姿が思い出されて、
かわいかったな～って思う。
昔は、
ごはんをお供えしては、
「ごはんだよー。ごはん食べてー。」
って言ってみるものの
ごはんが全然減らないことに
もういなくなっちゃったんだ…と感じていた。
でも、今は
ごはんをお供えしようという
意識さえなかったー(笑)ことに今気づく。
ごはんが無くても完全体なツイたぬちゃんが
元気に走り回ってると感じる。
昔は、
残ったお薬も
「まだ、こんなにあるよ。」
「あと○日飲めたよ。まだ生きられたよ。」
って思って捨てられなかった。
でも、今は
残ったお薬も何の未練もなく
はい！終了！
ツイたぬちゃんを支えてくれてありがとー！
って思って、速攻ゴミ箱へ。
ツイたぬちゃんのこの動画を見た母が
仕方がないとはいえ、涙が出るね。
っていってたのを聞いて
そっか、
きっと目の前で起きてることは
そんなに変わってなくて
それを見てる私の捉え方が
昔とは全然違うから
全然違う体験をしているんだなーと実感。
死ぬから悲しいのではなく、
死ぬのを悲しいと捉えている自分がいるだけで
死ぬのが辛いのではなく、
死ぬのを辛いと捉えている自分がいるだけで、
少しずつ衰えていくことを切ないのではなく、
少しずつ衰えていくことを切ないと
捉えている自分がいるだけ。
目の前で何が起きているかよりも
目の前で起きていることを
どう捉えている自分がいるのか？
そっちの方がずっと重要なの。
肉体は、いずれ死を迎えるのが自然の摂理。
それは変えることができないけど、
自分が死をどう捉えるかは変えることができる。
変えられないことに抵抗するから苦しい。
変えられないことは受け入れて
変えられるものを変えていったら
大切な子の旅立ちだって
穏やかであったかい時間になる。
そんな簡単に言うけど、
やっぱり死だけは、別。そう思えない！
そう、あなたが思うとしたら
死だけは別！
って思ってるからこそ、
そこから抜けられないでいる。
ということに気づいてね。
全ては、わたしたちがどう捉えて、
どう意味付けするか次第だよ。