松涛美術館で「穎川美術館の名品」を観た! | とんとん・にっき

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松涛美術館で「穎川美術館の名品」を観てきました。 僕はまったく知らなかった美術館です。西宮市上甲東園に開館して43年、だそうです。ホームページには「小さくともキラリと光る美術館」とあります。

チラシには、以下のようにあります。


30年ぶりの大航海

穎川美術館の名品

名物「無一物」全期間展示


長次郎赤楽茶碗の代表作で松平不昧所持の中興名物として知られる名椀「無一物」(重要文化財)、織田信長所持で本能寺の変からからくも逃れたと伝えられる大名物肩衝茶入「勢高」(重要美術品)などの茶道具の名品、そして、近世後期の文人趣味の元で流行した煎茶具や文房具、さらに、伝能阿弥筆「三保松原図」(重要文化財)をはじめとする室町絵画、池大雅・円山応挙・谷文晁などの近世絵画の収集で知られています。


展覧会の構成は、「出品目録」によれば以下の通りです。


やまと絵

漢画・水墨画

南画

写生画

近代絵画

工芸

浪花百景



やまと絵



漢画・水墨画



南画



写生画



工芸






「穎川美術館の名品」

頴川家は、江戸時代から廻船業や山林業をいとなみ、長崎・上方文化の発展に寄与した大阪の商家でした。4代目頴川徳助(1899~1976)は、家業を継ぐ中で歴代家蔵の美術品を通して審美眼を養いましたが、伝来の名品は戦災により、灰燼に帰してしまいました。戦後、家業の復興に尽力するかたわら、美術品の収集に努め、美術品は本来個人に属すべきものではないと、1971年に財団を設立、1973年に兵庫県西宮市に美術館を開館しました。長次郎赤楽茶碗の代表作である重要文化財「無一物」を中心とする茶道具の名品、伝能阿弥筆「三保松原図」(重要文化財・前期展示)をはじめ、平安から近世にかけての日本絵画の名品など、135点を紹介します。


「松涛美術館」ホームページ


「公益財団法人 穎川美術館」


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