秋休み

札幌・函館のおいしいケーキを中心につれづれ・・・


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          おとぎ話の忘れ物

 

 

 

誰でも知っているおとぎ話をモチーフに創作された短編集。

 

この本の面白いところは、読者が〔忘れ物図書室〕に入り込んで、


そこに置いてある本を読むという設定になっているところ。

 

 


〔忘れ物図書室〕はキャンディー屋さんレジの後ろの扉から入ります。

 

ここで売られているスワンキャンディーもおいしそう(?)

 

杏、シナモン、はっか、白バラ、珊瑚、蚕、鱗粉、たてがみ、羊水・・・味。



 

樋上公実子さんの甘くて美しくてエロティックな23の画と、


小川洋子さんの淡々と変態、ちょっと苦く切ない文。


次元の異なる世界に連れて行ってくれるような、そんな本でした。

 

 

 

読み終えると、注文した〈湖の雫〉セットの用意ができています。


結ばれているのは、五百七十六色の中から選んだ涙色のリボン・・・

 


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       title  

                   ブローチ


大切な友人から送られてきたプレゼント。

 

全てのページが透けていて、次の絵と重なっていたり、

次の次のページの文字がみえて、ドキドキしたり。

 

大人の絵本。

 


          1  

              足りないことを数えすぎて

 

          2

                     ・・・ 

 

          3

        満ちているいまを 忘れてしまわないように

 

          4

               小さな祈りを 胸に飾る


 

 

胸にちくりと刺さって、

そこからゆっくりとあったかい何かが広がっていくような

そんな素敵な絵本でした。

 

 

学生の時とは環境も立場も全然違ってしまって、

女ともだちって、くっついたり離れたり・・・

 

それでもこの子をずっと離さずに生きていきたい。

いつもありがとう。

 

 


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            happy birthday

            著者: 青木 和雄, 吉富 多美
            タイトル: ハッピーバースデー
 
ジャケットに魅かれて買った本です。
 
帯には「泣きつくし、癒されたあと、必ず人に読ませたくなる物語」と
ありました。
こういうクサイ台詞・・・あんまり受け入れたくないんです。
言うのは好きなんですけど(笑)。
だから半分無視して読みました。
でも結局、その言葉通りで。。。
こうやって皆さんにお薦しているんです。
 

はじめは、うわ~嫌な本買っちゃったなって思ったんです。

基本的に難しいことは現実だけでたくさんって思っているので。

でも、登場人物の中の1人が私そのもののような身の上で、

思わずドキッとして読みすすめてしまいました。

読み終えてみると、自分にもまわりの人にも優しくなれるかも・・・

という気持ちにさせてくれる一冊でした。


私の場合はたまたまですが、どんな方でも登場人物の誰かに

感情移入せずには読めない本なんだろうなぁと思います。

 

日本にいる全ての人に・・・

中でも子供のいる人、いつか子供をもつ人、そして子供たち

読んでもらえたらいいなぁと思い、紹介しました。

 

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大丸札幌店(JR札幌駅直結)8F書籍売場。

三省堂の一角にuccカフェがあります。

こちらでは書店から本を持ってきて

お茶しながら読むことができます。


本を選びに出たり入ったり・・・

不思議な感じでしたが慣れると自分の部屋のような心地。

もしも汚してしまったときは店員さんに声をかければ良い様子。

弁償する必要もないそうです。


アールグレイのアイスティーも思いのほか香り良く ごきげん。

ちょっぴり大人なひと時を過ごしました。



大丸札幌店には他にもカフェがいっぱいです → こちらへ
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著者: 辻 仁成
タイトル: 嫉妬の香り

私、ミノリ、政野英二、政野早希。

政野英二が設計する大手企業の自社ビル内に

“癒しの空間”をつくる巨大プロジェクト。

「私」はヒーリング音楽を担当、

「私の彼女=ミノリ」は香りを担当する。


早希の陰謀(?)から四人の関係は切ないほど複雑になってゆく。

できあがる愛憎空間。



複雑な話で何度か読み返したがまとまらない。

そもそも辻氏の小説はそういうものが多いように感じる。

眉間に寄せた皺をいつまでも戻せないような苦痛。



ミノリは“アロマセラピスト”そして独特な“体臭”がある。

早希は“香水”を芸術と呼び、こよなく愛す。

さまざまな香りに意識より先に嗅覚が麻痺してしまう「私」。

とても官能的で人間的な一冊だった。
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著者: 宮部 みゆき
タイトル: 蒲生邸事件

文庫で686頁。厚さ2.7cm。長旅用に駅で購入。

大学受験のために上京した主人公が突然タイムスリップ。

昭和11年。2.26事件に巻き込まれ、そこで事件に遭遇する。


現代人の主人公の視点に合わせて同じ恐怖を味わってきた。

戦時下の日本でびくびくしながら生きた人々に思いをはせ、

蒲生邸をとりまく人々のキャラクターに絶句、

主人公のあわい恋心を微笑ましく応援したり、

楽しい旅だった。

よくこんなストーリーを思いついたもんだ。

そしてよく2.26事件について調べたんだろうなぁ。

感心した。日本SF大賞というのもうなづける。


しかし、歴史の苦手な私には、時代背景を語る膨大な頁がつらかった・・・。

「宮部作品だもん、絶対おもしろくなるはず」と切願しながら読んだ。

その甲斐あって、良い作品だった。


下も同じ作品だが、表紙が違う。

何種類かあるようだが、自分が読んだものに愛着がある。

この女性みたいに、祈るような気持ちで読んでいたからかな。


著者: 宮部 みゆき
タイトル: 蒲生邸事件

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著者: 辻 仁成
タイトル: 代筆屋


この話は、どうやら実話らしい。

辻氏が若かった頃、生活のためにしていた『代筆屋』。

手紙を仕上げる工程は、考えるほど意味の深い作業。

便箋・封筒を選ぶ。筆記具を選ぶ。言葉を選ぶ。字体を選ぶ。切手を選ぶ。

いつだって届けたい人を想う。

いかにその人になりきり、相手を想うことができるか。


ほほえましい青春のひとこま。

思わず頁を閉じてしまった悲しい思い出。

とりかえしのつかない過去。

どうにもならない未来。

そのとき辻氏が請負った依頼。その職人技は見事だった。


手紙を書きたくなる、と同時に手紙の怖さにたじろぐ一冊だった。

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