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「アンチエイジング」という言葉があります。
これは『抗老化』を意味する、元々は医療用語です。
老化を抑止するための医療技術やその研究をそのように言います。
そして現在では医療の分野にとどまらず様々な分野でこの言葉が使われてます。
もちろん化粧品・美容分野においても使われてます。
むしろ超有名です。
特に2000年あたりからアンチエイジングコスメの人気は衰えを知りません。
ただ以前からかずのすけが言うように
このアンチエイジングコスメの抗老化には結構無理があります。
特に日本のアンチエイジングコスメというと「美白」と「抗シワ」が2大巨塔ですが、
→美白作用② 美白効果のデメリットと危険性
→有名会社が販売中止!? レチノール化粧品の危険性とは
以上の記事で解説してるように
美白化粧品の多くには肌に大きな負担を与えるものがありますし、
肌を守る天然のアンチエイジング機能(メラニン活性)を阻害する働きが本当に抗老化と言えるとは思えません。
シワ改善については現状スキンケア化粧品の効果としてシワを消したり生成を抑制する効果は認められてません。
レチノールや肌を固める系のリフトアップ化粧品は皮膚に刺激があるだけで、
根本の解決にはなりません。
これを考えると、
今の日本で言われている「アンチエイジングコスメ」というのは
ほとんど真の抗老化には役に立たないということになります。
う~ん、だとすれば超高額の美容医療などに手を出せない庶民には老化に逆らう術は一切無いのか?
しかしそれはさすがに理不尽過ぎ…。。
(と言っても美容=お金をかければなんとでもなるっていうのは昔からよく誤解されてますが…;)
しかしかずのすけは
化粧品でのアンチエイジングは不可能ではない
と思ってます。
「アンチエイジングコスメ」はほぼ無意味ですが、
きちんと正しく化粧品を利用すれば
ある程度老化を抑制することは理論上十分可能です。
そのためには高いお金なんて必要ありませんし
もちろんさほど手間もかかりません。
その方法をご紹介してみます。
◎第一には可能な限り紫外線を避ける・遮断すること
まず第一に肌を老化させる最も大きな要因は
「紫外線」です。
これは前々から同じことを何度も繰り返してますね。
→「アンチエイジング」本当に有効な対処法とは
この記事でも「最大のアンチエイジングとは紫外線対策であること」をお話してます。
紫外線に当たることが最も肌を老いさせるのであれば、
その紫外線をカットすることが最も大きな効果を発揮する抗老化対策になります。
なので実を言うと
高級ブランドの何万円もする美白美容液だとか抗シワ美容液なんぞよりも
その辺のコンビニに売ってる数百円のふっつーの日焼け止めの方が
圧倒的に肌の老化を抑制する効果が高いということになります。
(もちろん安物は刺激のあるものも多いので出来るだけ低刺激の日焼け止めが吉ですが)
実際に男性と女性の老化の速度を見て頂くと分かるのですが、
紫外線対策に頓着の無い男性は女性より肌老化が圧倒的に早いです。
それだけでなく、
『白人さん』は肌に紫外線防止効果のメラニンを作る機能が無いので、
黄色人種や黒人さんと比較して肌の老化速度がもの凄く早いです。
なので紫外線を避けること・遮断することは肌を黒くしないこと以上に
「老化を抑える」為に非常に重要なことです。
◎可能な限り肌に刺激を与えないこと
そしてこれも忘れてはいけないことなのですが、
『肌への刺激』
それが蓄積することも肌の老化を促進するのではないかと考えられます。
例えば紫外線の影響によって老化するということも、
そもそもは「紫外線が肌に与える刺激の蓄積」に当たります。
こういった刺激が蓄積することで、皮膚だけでなく様々な組織が老化していきます。
一説によればこの「刺激の蓄積」は、何も紫外線だけにとどまりません。
単純な皮膚刺激やケガ、化学的なダメージなども含めどのようなものであっても
『刺激』は蓄積する(回を重ねる)だけ組織を老化させる可能性が高いです。
これは老化の「プログラム説」と「エラー説」で説明されているのですが、
まずプログラム説というのは
『動物の組織の細胞分裂回数には限りがある』
というもので、
一定の細胞分裂回数が過ぎると細胞分裂ができなくなる(遅くなる)、とするものです。
『刺激を受ける』ということは細胞が破壊されるということですので、
(刺激を受けると目に見えていなくても微小な細胞破壊が生じています)
刺激を受ける度に我々の細胞(主に皮膚細胞)は物凄い速さで分裂を繰り返します。
細胞分裂回数がまだまだ余裕のあるときには綺麗な細胞が回復しますが、
これが残り少なくなると存分な細胞分裂が行われなくなり、
やがて老化していくことになります。
なので刺激を受ける=その度に限りある細胞分裂回数が削られていくということになります。
(これはテロメアの短縮化と老化の関係を説いた研究論文が多数出ていますね。)
次にエラー説では、
『細胞を回復させる際に毎度極小のエラーが発生するが、数を重ねるごとにそのエラーの蓄積が生じて老化する』
と説かれています。
つまりこれも上に同じく、
刺激を受けて細胞が回復される度にエラーの蓄積が生じやすくなるため、
刺激の蓄積がやがて老化を促進することを意味しています。
この2つの考えが示すことを集約すれば、
『刺激のある化粧品の使用』や『刺激のあるスキンケア』を繰り返すことは
そのまま老化を促進することにつながります。
高刺激の洗顔料で肌をゴシゴシこすりながら洗顔をしたり、
皮膚の組織を破壊するような成分が含まれている化粧品を常用するのは
一回一回は大した刺激にならなくとも、何十年と長期にわたって蓄積されれば
老化の促進行為に充当することになるのです。
さらに
皮膚を一旦破壊して細胞を賦活化する美容医療などがケミカルでも物理でもいろいろありますが、
(ケミカルピーリングやレーザー、ダーマローラーなど様々)
それはその時だけは綺麗な皮膚が出来上がるかもしれませんが
何十年後かの皮膚の老化を考えると賢い選択ではありません。
また話は戻してアンチエイジングコスメに関しても、
全体的に皮膚刺激の強いものが多いことを考えれば
こちらも裏返せばむしろ老化促進の化粧品ということになります。
刺激を与えて破壊された組織はそれに伴って再生されます。
しかしその再生には限りがあり、さらにその度にエラーが出てしまいます。
それが蓄積することが「皮膚の老化」であり、
つまり皮膚刺激こそが肌老化の仇敵なのです。
◎紫外線対策と刺激の少ないスキンケアこそ究極のアンチエイジングケア!
まぁあくまで僕の持論に近いのですがあながち間違ってもいないと思います。
そのように提唱する研究者の多いこと多いこと。
しかし美容界ではこんなことが常識化したらお金にならないのであまり一般化されてませんが・・・。。
ですから肌に負担の少ない洗顔料で優しく洗顔し、
肌に必要な水分と脂質の補給を低刺激に端的に済ませるスキンケアが
(かずのすけ提唱の『オフスキンケア』はまさにこれですね!)
長い目で見た時に肌を若々しく健康に保つためのスキンケアになるのです。
そして可能な限り低刺激の日焼け止めを選び、
紫外線をしっかりカットすることも大切です。
日焼け止めは効果が強ければいいわけではありません。
日差しが強ければ弱い効果の日焼け止めではダメなのでその場合は仕方がありませんが、
日差しの弱い時は肌に負担の少ない日焼け止めを使うのが皮膚への刺激を抑制することで重要です。
その日の紫外線の強さに合わせた賢い日焼け止めの選択が求められます。
→日常生活用にSPF50は要らない!
後は老化によって失われる成分などを配合した化粧品を使った
『その時だけエイジングケア』
っていうのもエイジング世代には有効です。
セラミドなんかはその代表例なので、
エイジング世代の方はセラミド配合の化粧品を使うのをやはりオススメします。
「その時だけエイジングケア」についてはまた今度詳しくまとめたいと思います(^^ゞ
では本日はこのあたりで。
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