今日はいのち煌めいての更新させて頂きます(人 •͈ᴗ•͈)
待ちに待った退院おねがいアップ
悩まされてしまった後遺症ぐすん
それでも幸せだった、楽しかった思い出がありますチョキ

91年秋、
退院してからも外出はほとんど出来なかった。

まだ抵抗力が無いから、
人混みなどはあまり良くないと言われていたので、
一週間に一度、点滴と検査のために
病院へ行く以外は殆ど家から出ることはなかった。

先生からも予後が大事だと言われていたので。

がん患者は、手術後 1〜2年を
充分注意しなければならないと言う。

退院してついつい家事や子供の事など、
オーバーワークしてしまうから…。
先生はもう、ヶ月のお付き合い。
そんな私の性格をよく把握して

「家にいてもちゃんと休養をとって
決して無理をしないように!
定期的にきちんと検査をするように!」

と、私の顔を見る度にそう念を押された。

それでも私は少しでも早く体力を戻そうと
家の中をウロウロ歩いたり、
階段を上り下りしたり、
庭のゴミを拾いに行ったり、
リハビリと称しむやみに無駄な動きをしていた。

そして、出来る限りの時間を子供たちと過ごした。

克基の国語の朗読を聞いたり、
苦手な漢字の宿題をしたり。
仁美のピアノの練習を聴いたり、、、。

「克基はよく読めるようになって偉い!」
と褒めると、とても嬉しそうに
ちょっと鼻の穴を膨らませて得意げに笑う。

仁美も一生懸命弾いてくれた。
拍手をするといつものようにちょっと
照れてはにかんだ笑顔になった。

しばらく見ないうちに 二人とも
背が少し高くなった気がする。

克基には、以前にも増して「お勉強は?」と、
何度も言うようになったので、内心
「うるさいなぁ〜」と思っていたかもしれない。

仁美はサマースクールから帰って以来 
自分の事を「あたしねぇ〜」と言っていたのが、
不思議だったけれど、
退院してしばらくすると、
また「ひとみね~」に戻ってしまった(笑)

 
【第17章】家族パーティ②に続きます…カナヘイきらきらカナヘイきらきら


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化粧品開発プロデューサーの第一歩として日本化粧品協会 化粧品プランナーを取得しました!
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