おはようございます
昨日の記事の続きです(≧▽≦)
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ベットに横になっている時間は長かったけれど、
我が家のベットと病室のベットとでは大違い!

幸せをしみじみと感じながら過ごした。

昼間は子供達がずっと入ったり出たり
枕元にやってきては、
夏休みの宿題の仕上げをしたり、
サマースクールの話を聞いたり、
夏の間に抜けた歯の話をしたり、、、
ちょっと台所へ行ったり、
ちょっとした片付けをしたり、、、

二泊三日の一時帰宅はあっと言う間に
終わってしまった。

そこで、また問題が起きた。

いざ病院に戻ろうとした時
何処からか私が一時帰宅していることが
漏れてしまい、自宅の前にある石置き場の辺りに
カメラマンの姿があってずっと見ているのだった。

さぁ、困った!

またまた、脱出作戦開始

私のガウンを着てもらったお手伝いさんに
外から見える窓の近くでウロウロしてもらい、
カメラマンの人達の目を引きつけておいてもらう。

私は庭の地下にある倉庫側から出るという作戦。

しかし、地下に行くには庭を横断しないと
いけないので、私はジーパンを履き、
エプロンをして身体が隠れるくらいの
空の大きなダンボールの箱を
お弟子さんの男性と二人で持ち、
荷物を移動しているような様子で庭を横切った。

そして、用意していたワゴン車に乗り込み
無事脱出、病院へたどり着くことが出来た。

行きも帰りもちょっとドキドキする大作戦だった。

日曜日の夜に病室に戻り、
月曜日に検査を受け外泊の影響がないかどうか
チェックが行われた。

もし、何か差し障りが出たら
外泊は勿論、放射線治療にも影響が出てしまう。

祈るように結果を待っていた私に
「検査結果は大丈夫。また、放射線治療を再開しましょう。この調子ならば、また今週末も帰れそうですね。」
先生の報告にホッと胸を撫で下ろした。

そして、確実に私は回復に向かっているのだ、
癌という悪夢が去りつつあるのだと、
感じていたのだった。




いのち煌めいて【第12章】脱出作戦大成功!③に続きます………☆


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