正月の読書を振り返る。
なんだかんだで4冊くらいですた。

『今度は落とさないでね』
2ちゃんねる新書編集部
今度は落とさないでね―2ちゃんねるの怖い話 (2ちゃんねる新書)
2ちゃんねるの面白いスレをまとめたという驚異の2ちゃんねる新書。

「webで無料で読めるものに金払うか」という意見があるのは
知ってるんですが、私、実はもう3冊くらい買ってます。2ちゃん新書。

理由は面白くて便利だから。

本はすばらしい。
買う→読む。以上。

僕は昨年、ひとつのことを確信した。
それは「人は手間にお金を払う」ということ。

広告の分野だと広告マーケットプレースもそうだし、
こういう類の新書もそう。

「手間をかければ自分でも実現できるじゃん」って事には
お金がある人はお金を払う。

とあるブロガー関係のプロモーションをやってる人と
話したとき、とっても素朴に
「一旦ブロガーさんを紹介してしまったら、僕が広告主だったら
間を飛ばしてやり取りするような気がしますけどね。」

と言ったら間髪いれずに

「絶対無いです。手間がかかるから。広告費が大きい企業になるほど
 社内会議が増えるんだから、僕らみたいな存在は必要なんですよ。
 連絡先知ってても、企画考えてー発送準備してーとかやりたくないでしょ?」
とおっしゃってました。

ウェブラジオで聞ける曲を何で俺がCD買うかとかも同じく、手間が嫌だから。

超無理やりモバイルで聞けないことも無いんだろうけど、
そんな手間かけるくらいなら買っちゃった方が早い。

というわけで、
2ch新書おすすめです。

この巻でいうと、
「息子を娘にしたい」という相談に
「金玉をつぶせば大丈夫」と具体的方法をアドバイスするストーリーが
とても不気味。