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Thu, May 14, 2009 20:51:25

『ウェブは馬鹿と暇人のもの』

テーマ:
何故かオンラインの活動について伏せられてますけど、
界隈では有名な中川さんの本。

結論から言うとタイトルは釣り、でも書いてあることはとても面白いし参考になる。


基本、この本はいくつかの章に分かれてますが、トピックとしては、

- やたら正義感を振りかざすネット利用者のおかげで窮屈になりましたね
- 数十年繰り返される「消費者はかしこくなったから新しいチャレンジをせねば」
- とりあえず肩の力を抜け

あたりでしょうか。


一番目の「やたら正義感を振りかざすネット利用者のおかげで窮屈になりましたね」
という部分は本当に面白くて、タイトルはここの内容にかかっていると思います。

オンラインニュースの編集者をやっていると、やたらと正義感を振り回す人や
クレーマーに遭遇することがあり、取れる上げ足は必ず取りに来る人がいるし、
「なんで自分に関係無いことでそこまで怒れるの?」というくらいの勢いだそうで。

この、突騰する人達って結構いろんなところに影響を及ぼしていて、
実際表に出て無いだけでTV番組のスポンサーへの電凸って思ってるより多いという
話を広告会社の人に話を聞いたことがあります。

そうだそうだ。「こうすればクレームが起きずらい」という tips もこの本に
書かれてるんですが、その部分も本当に面白いです。


二番目の数十年繰り返される「消費者はかしこくなったから新しいチャレンジをせねば」も
また面白くて、「今年の風邪はしつこい」よろしく、消費者が賢くなったなんて毎年言ってるんだから、
そろそろ新しい手法を売り込むためにそんなこと言うのやめようぜ、という話。

バイラルマーケティングに関しては「B級企画をやらんと意味がない。やらないなら要らない」
とばっさり。めちゃくちゃストレートに「Yahoo!トピックスに乗せるのが一番。」と言い切ります。

そだそだ。
これは Yahoo!トピックスの「主なニュース」のことだと思われます。
Yahoo!のトップに出ないと「トピックスに出たけどアクセス少ないよー」という現実が待ってるみたいなので。

で、まぁなんだかんだで中川さんはウェブを全否定かというとそうでは無いわけですね。

便利に使えるし、使ってる人もいるし、仕事の役に立ててる人もいる。
鬼嫁日記のかずまさんは有名になった。フェアだから、才能を際立たせるプラットフォームだ。

なんて記述も出てきます。

ようするに、過剰な期待はやめて肩の力を抜こうぜ、という本だと感じました。
表現は時折きついですが、タイトルと一緒で釣りだと思います。


ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
中川淳一郎
光文社
売り上げランキング: 97
おすすめ度の平均: 4.5
5 当たり前
5 集合愚ってホント?
5 皆がどこかで思っていたこと…
3 技術を知らないマスコミの悲しさ
3 あえてバカに(笑)


Mon, April 27, 2009 18:36:05

読書を仕事に活かす、課題解決のためのレバレッジリーディング

テーマ:
まぁ、皆さん似たようなやり方だと思うんですけど。

■お厚いのはお好き?


今日のニッパウ-im_a_reader
by margolove

私が担当している部署では「課題解決の為のレバレッジリーディング」を
実践しています。

課題解決の為のレバレッジリーディングというのは私の造語なのですが、
読書を自己成長の手段としてとらえ、実務のパフォーマンスを向上させる
為に効率的に行う方法です。

とりあえずどんなものかというと、

[手順]
①自分の課題を認識する
----------
②その課題について解決できるであろう本を選択する
③その本から何を得たいかを想定して読み始める
④課題に関連する部分を重点的に読む
⑤想定していた内容と違ったらそこですっぱり読むのをやめる
⑥本を読んで得たポイントを簡単にまとめる →毎週月曜日にこれを報告してもらってます。
---------
⑦実務で使ってみる
---------
⑧レビュー。うまくいっていれば習慣になるまで続ける。
そうでなければさらりと忘れる。

で、自分の新しい課題に関して②から⑧を5冊分ほど繰り返します。

できればカウンターをとりながら、総論、反論、各論、右、左みたいな
感じでいろんな立場の本を読んだ方が良いと思います。

ちなみに私は最近だと、
 『テレアポの達人』を読んで、こころをこめて「お忙しいところ失礼します」という習慣
 『新しい戦略の教科書』を読んで、円を3つ書く習慣
を手に入れてます。

読書一回をちゃんと行動に結びつけながら、どんどん深く掘っていきましょう。

■大事なことだから5回言います。

5冊分繰り返すのは理由があって、
- 6割くらいは同じことが書いてある。
  →要するに、その6割は外せない基本ということ。
  →必ずリピートして出てくるエピソードがある。それは覚えておいて損は無いこと。
  →6割は同じなので、多様性や深堀がとてもやりやすくなる。
- 5冊の違いを認識して、より深く掘る方面を決める事ができる。
らへん。

ビジネス書などは特にそうですが、5冊目は相当早く読めると思います。

読書、というとどうも多読傾向の人に会うことが多いですが、
僕はこんな感じの「フォーカスしてズラズラズラズラーっ」と読む方が性に合ってます。

多読的に支離滅裂な読み方をすることもありますが、それはどちらかというと趣味として
本を読むときですね。
仕事の課題をあんまりマジメに考えて無い時、とも言えるかもしれません。

■現在の課題認識


ちなみに今の私の課題と読む本は、

■ポジショニング(学習課題)
新しい戦略の教科書:読了
ユニークポジショニング:読了
フォーカス!:これから
ポジショニング戦略:これから

■アポ電話(営業してますので)
テレアポの達人:読了
稼げる営業の電話は1分:これから
藤田晋の仕事学:これから
 他2冊選定中

■集中力のマネジメント(今の仕事の特性的に)
イチローの集中力:読了
集中力:これから
 他3冊選定中

な感じです。

一気に5冊選んでもいいですが、「概論も掴めてない」時は概論から
入って次に読む本を決めてたりします。

というわけで皆様、良い読書ライフを!


Thu, April 16, 2009 20:15:07

アポ電の品格/『テレアポの達人』

テーマ:

そういえば、ひょんなことからCAテクノロジー内で新規事業をやることになり、
現在事業本部長として働いています。

事業本部長っていう肩書は「親が喜びそうだから」、という理由でこれにしました。

いつものように「何を付けてもいいよ」と言われたので事業責任者、ゼネラルマネージャー
などの案もあったのですが、「部長」ってついてた方が息子がちょっと出世したんだな感
が出るかなと思いまして。

G4に昇格したけれども、CA外の人にはG4が何かなんてわからないですからね。

で、事業本部長とはいえまだ2人での立ち上げなので当然僕も営業電話をしてます。
その時に思ったことととか。

■受話器が爆発してくれないだろうか


僕は、つい先月までマーケティング局にいたので営業電話を受けてました。
で、営業電話を受ける側は何を思ってるかというと大体以下の通りです。

・早く電話を切ってくれ
・切らないなら死んでくれ
・死なないならお前の受話器だけ爆発しろ

まぁ、要するに結構迷惑なわけですね。

この事実は、何をどうしても否定できないことだと思います。

立場が変わり今度は僕が電話をする側になりましたが、
いつも念頭にこのことがあります。

■アポ電の品格


アポ電をなくすことなんて今のフェーズではそもそもできません。
だから、僕は以下の事を気を付けています。

・電話に出てもらえたら「お忙しいところ失礼します」、電話を切るときには
 「貴重なお時間をありがとうございました」と心をこめて言う。

・大前提として、僕らの商品はきちんと社会的意義があること

・受注につながっても、繋がらなくても僕と電話をしたことで相手に何か
 メリットがあること
  ⇒これは「あいさつが気持ちいい」でも「得する情報が分かった」でも良い

今は2人の部署ですが、そのうち人が増えるでしょう。

その時に、入ってくる人達にちゃんと自分の行動は社会的に意義があると
思って働いてほしいし、電話を受けるお客様には不快な思いをしてもらいたくない。

売上を上げるためには電話が必要なんだけど、だからって相手を尊重しなくて良い
ってわけでは無いから。

初心忘れるべからず。
この初心だけはずっと、忘れないでいたい。


そいえば昨日この本を読んだのですが、
生かせるところが多くて結構良かったです。

どちらかというと、電話で完結する営業の本なんですけどね。

非対面こそよく売れる!テレアポの達人―今日から変わる電話のかけ方・話し方
津田 秀晴 太田 淳
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おすすめ度の平均: 5.0
5 わくわくします。




Thu, March 26, 2009 19:51:12

『Googleを支える技術』

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ちょっとした話をしてる中で改めてこの本を読みなおしたんだけど、
検索エンジンの原理を知る上でも良書ですね、これ。

Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
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5 グーグルの電気代は気にしたことなかった...
4 エンジニア向けグーグル本
4 「Google誕生」との併読がおすすめ
5 大変わかりやすい
4 既存の枠に捉われていてはGoogleを超えられない

第1章が検索エンジンを知らない人向けに解説してるので、
分かりやすい。入門書としてとてもいいかもしれないですね。
読めば技術的な側面は分かります。

ただ、残り90%はスケーラブルコンピューティングの話になりますので、
検索エンジンの動作原理を知るためだけに買うと大半が無駄になりますw

でも良い本。

後半部分に興味の無い人は借りて読むといいと思います。



Wed, March 11, 2009 19:05:09

本人 vol.9

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読みました。面白かったです。

本人 vol.09
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この本を買ったのは初めてだったのですが、気合いの入り方が違います。
何せ、ひろゆきのインタビューが巻頭から40ページくらいまであります。

個人的に、単行本以外で今まで読んだ中で一番長い個人のインタビューだったかも
知れません。

個人的には考え方とか、シンパシーを感じる部分が多いです。

例えばこのくだり。

働こうと思えば別に働けるけど、働く気がないっていうタイプです。
考えた結果、今の生活を選んでいる人たちなので、僕は全然オッケーなんです。

人の選択を尊重するし、その結果についてはちゃんと受け入れなきゃね
という考え方をする。

他のところで公開があったのかしりませんが、幼少時代どんな人だったのか
についての話も出てきますんで、40ページは伊達じゃないです。

わりと、どういうポジションを取るかとか、自分の選択をロジックで決めるとか、
身も蓋もなく考えるとか、そういうところが随所に垣間見れ、共感できる人に
とってはとても面白いインタビューだと思います。

人間として生まれた以上頑張んなきゃ、的な価値観の人は合わないかもしれませんね。




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