作品紹介『葉ざくら』 | なかのたいとうの『童話的私生活』

作品紹介『葉ざくら』

『葉ざくら』(両面)



「瑠璃葉どの」
 使者を帰したあとで雲水五大が口を開きました。
「瑠璃葉どのは、このたびの火竜の怒りを人の手でしずめることができると本当に、お思いなのでしょうか」
 雲水五大のまなざしは、とてもけわしいものでした。
 けれども、いっぽうの瑠璃葉はといえば、すでに夢見心地です。
「さあ、どうでございましょう」
 そう言うと、瑠璃葉は、わきに置いてある籠に手を入れて、花をすくい取りました。
 それは桜の花。
 瑠璃葉みずから今朝摘みとったものです。
 それを両手にいっぱい。
 そっと宙に放ります。
 花は思い思いに散って、床に落ちていきました。
 そうやって、瑠璃葉は占うのです。
 床の上に散らばった花を、瑠璃葉はしばらくながめていました。
「五大さま。五大さまは甘露をお持ちだったはず。それをわけてはいただけないでしょうか。あと、金剛杵も、できればお借りしたいのですが」
「よろしいでしょう。ですがいかようにして……」
「それは日ノ丸と月影が来てから、お話しすることにいたしましょう」
 瑠璃葉は雲水五大の言葉をさえぎりました。

 

『葉ざくら』の1シーンです。

季節は春。

桜の咲きはじめた桜園宮に住む花摘みの巫女、瑠璃葉のもとに各地より使者がおとずれます。

ある者は疫病を、ある者は噴火を、またある者は戦争を止めてくれと。

瑠璃葉はそのたびごとに占いをおこない、弟たちを派遣させます。

命を賭して人々を救う弟たち。

瑠璃葉の一族は空を飛び、雷さえも操ることのできる神通力をそなえた一族です。

代々民につかえてきたのです。

それは瑠璃葉たちの父も、母もまた、おなじです。

それは一族にあたえられた使命であり、運命なのです。

民を苦しめる厄災は多く、日を追うごとに、状況は悪化していきます。

最後にはとうとう瑠璃葉も、そして旅の修行僧、雲水五大も、人々を救うために桜園宮を離れなければならなくなるのです。


『葉ざくら』は今までのお話しとは様々な点で異なります。

まず、登場人物が複数いること。

そして、それにともなって登場人物たちには、きちんと名前が割りふられています。

【瑠璃葉(るりは)】
長姉。一族の長。桜園宮(おうえんきゅう)の花摘みの巫女(はなつみのみこ)。神通力(じんつうりき)を使って占いをおこなう。
 
【飛天童子(ひてんどうじ)】
長弟。瑠璃葉の弟にして、ふたごたちの兄。姉弟の中でもっとも自在に空を飛ぶことができる。
 
【日の丸(ひのまる)】
ふたごの兄。まだ幼さの残る子ども。楽天的な性格。
 
【月影(つきかげ)】
ふたごの弟。日の丸よりは慎重。日の丸と月影はいつも一緒に行動する。
 
【雲水五大(うんすいごだい)】
桜園宮に滞在している旅の修行僧。密教(みっきょう)の宝物(ほうもつ)を保持し、姉弟たちをサポートする。自らも密教の法力(ほうりき)をあつかう。
 

さらに、いわゆるファンタジー的性格が、かなり強いお話しであるということ。

善と悪、さらには敵が存在し、宝物や神通力、法力を使って相手を倒していくさまは、まさにファンタジーです。

ただし、ぼくは善と悪を絶対的な形で明確に区別するのは好きではありませんので、民を救うもの=善、民を苦しめるもの=悪といった形の相対的な善悪になっています。

それでいったい何が違うのかと言えば、ここで言う相対的な善悪とは、神が介在しない人間の事情によって定義された善悪です。

つまり、立場が変われば善悪もまた、逆転するおそれがあるということです。

逆に、人外の神の掟でさだめられた善悪は、神が存在している以上、絶対に逆転することはありません。

また、ファンタジーといっても妖精が出てきたり、杖をふるって魔法の呪文をとなえたり、鉄の鎧に身をかためて剣をふる、といったことはありません。

『葉ざくら』は和製の密教ファンタジーです。

防備はなく、武装も最低限。

頼れるものは自らの神通力と、仏の力、すなわち法力だけです。

そしてその法力がこめられた密教の宝物が何点か登場します。

【倶利伽羅(くりから)】
密教における五大明王(ごだいみょうおう)、その中心に鎮座する不動明王(ふどうみょうおう)が右手に持つ剣。知恵の剣。
 
【甘露(かんろ)】
密教における五大明王、その南の位置に鎮座する軍荼利夜叉明王(ぐんだりやしゃみょうおう)の持つ霊薬。不死の霊薬。
 
【金剛杵(こんごうしょ)】
密教における五大明王、その北の位置に鎮座する金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)の持つ武器。雷を放つ。
金剛杵
 
【降三世印(ごうさんぜいん)】
密教における五大明王、その東の位置に鎮座する降三世明王(ごうざんぜみょうおう)が結ぶ印相(いんそう)。印相とは両手を使ったジェスチャー。武器ではないが、印を結ぶことにより仏敵を降伏(ごうぶく)させる。
降三世印
 
【宝棒(ほうぼう)】
密教における五大明王、その西の位置に鎮座する大威徳明王 (だいいとくみょうおう)の持つ武器。仏教を守る護法のこん棒。
 

また、物語には、いわゆるミッションが3つ出てきます。

あえて名前をつけるとすれば、

【魑魅魍魎の章】【火竜の章】【魔王波旬の章】

となるでしょうか。

最後の章の波旬(はじゅん)とは、仏教における悪魔の名前です。

仏教には、人間界の上に、天上界という世界があるとされているのですが、その天上界も、人間界に近い下位の六つは依然として人間界と同じように欲に支配されているため、六欲天(ろくよくてん)と呼ばれています。

そしてその六欲天の最高位を他化自在天(たけじざいてん)と言います。

この他化自在天に生まれたものは、他人の楽しみを自由に自らのものとすることができるとか。

ここに住む魔王のことを。第六天魔王、天魔(てんま)、波旬などと言います。

名前は違っても、どれもおなじひとつの存在です。

悟りを開くために修行している僧たちを誘惑し、堕落させる、仏教における悪魔です。


長々と解説を書いてしまいましたが、『葉ざくら』は、こうした難しい言葉がたくさん出てくるという意味でも、今までのお話しとは毛色が違います。

予備知識がなくても読めるよう、十分配慮したつもりですが、ひょっとすると漢字が多く、字面の堅さにすっかり根負けしてしまって、読むのをあきらめてしまう人が出てくるかもしれません。

お話しとしても、今回は少々長めです。


あと、登場人物は先にあげた5人の他、

物語の外から物語を見つめる男がひとり存在する形をとっています。

『葉ざくら』の世界は、ここではない、どこかにある世界です。

そして、過去か未来かはわかりませんが、それは、今現在ではない、時を超えた、いつかのお話しなのです。

 
原画:『葉ざくら』
『葉ざくら』表紙原画 (C)2011 TSUBASA

 
『葉ざくら』
2011年6月13日 初版発行
著者・発行者 中野苔桃(なかのたいとう)
印刷・製本 FedEx Kinko's
制作部数全5部
B5版縦書き55ページ[35字×15行]
18,000字/400字詰原稿用紙換算60枚
(C)2011 NAKANO TAITO

 


このお話しは、秋葉原にあるコンセプトカフェ&バー『声優のたまご』に勤めているキャストのひとり、もかへのバースデープレゼントとして書かれたものです。


もかとバースデイイベントで



『葉ざくら』のあとがきには控えめに、もかとは一番よく話しをさせてもらっていると書いていますが、実際には、もかがいるから声優のたまごに行っているようなところが多分にあります。

もかが声優のたまごにいるのは、たいていは深夜ですから、必然的にぼくが声優のたまご行くのも、深夜になります。

ぼくは完全に深夜午前4時の声優のたまごの常連です。

秋葉原の街をうろついてお話しの構想を考えたり、執筆を行ったりして最後にたどりつくのが、声優のたまごというわけです。

そして営業終了までの1時間ほどをそこで過ごし、始発で家に帰る。

それが、今のぼくの生活パターンです。

とはいえ、もかがいるからといって他のキャストの子と話しをしないなどということは、ぼくにはあり得ないことですし、もかがいなくても声優のたまごには行きます。

当然、他のキャストの女の子に会いに行くためだけに、昼の声優のたまごをおとずれることもあります。

そして、もかがいる日の声優のたまごに行かないこともあります。

ぼくの感覚としては、もかのことが特別好きなわけでもないはずなのですが、彼女を中心に今のぼくの生活がまわっていることは、ほぼ間違いないと言えるのではないでしょうか。

ぼくは、女の子たちと、たのしくおしゃべりができていれば、それでじゅうぶん。

きっとそういった環境が、ぼくの創作活動を支えてくれているのだと思います。

そしてそれこそが、今のぼくの『童話的私生活』です。

「童話的」という言葉から連想される様々なものに、ぼくは囲まれて生きています。

リアリティは希薄ですし、約束された未来なんて、なにひとつないかもしれません。

けれどもそこには、限りなくピュアな情熱があるように思います。

そして、そうしたピュアな情熱があるからこそ、ぼくは童話を書いていられるのです。


ただ、ここで、ひとつ触れておかなければならないことがあります。

もかのバースデーイベント当日に渡すことができたのは『葉ざくら』の予約引換券であって、『葉ざくら』の完成品ではありません。

予約引換券といっても、まったく何もない状態のものを渡したわけではなく、渡したのは冒頭の10ページ弱、『葉ざくら』を三章だてにしたとするなら【魑魅魍魎の章】と名づけることができる最初のエピソードと、最低限の体裁を整えるために、あらかじめ書いた、あとがきをあわせて製本したものです。

もかに何かお話しをプレゼントすることは、相当前から決めていました。

けれども、もろもろの事情があって、この『葉ざくら』を書きはじめられたのは4月29日。

当然、5月14日のバースデーイベント当日に間に合うとも思っていなかったのですが、ぼくは執筆を開始し、書き続けました。

結果、やはり間に合わず、ぼくの決断としては予約引換券を渡さざるを得なくなったというわけです。

声優のたまごの既定では、キャストへのプレゼントはバースデーイベント当日以外は認められないことになっていますので、いつかこの予約引換券と完成した『葉ざくら』が交換される日が来ることを願って渡した、ということになります。


『葉ざくら』予約引換券

 

以下は、あとがき全文です。
 


 あとがき

 この『葉ざくら』は当初、今まで書いたお話しの中でも一番童話らしいお話しになるかもしれないと思って書き進めていました。より短く、より抽象化されていて、ロマンチック。すべてを語らずに、常に想像力を羽ばたかせられるようイメージに幅を持たせていて、読み終わったあとに余韻がぼわんと響いて残るように話しを区切る。けれども実際に出来上がった『葉ざくら』は、限りなくファンタジーです。和製の、密教ファンタジーです。
『葉ざくら』を構想した時期は、前作の『白水仙』とほぼ同じです。それは三作目の『時の記憶』を書いている最中の一月末。次の次のあたりに花をモチーフにしたお話しを書きたいと思って色々と思案していたときにその原型が生まれました。ただ当初思い描いていたイメージと、今の『葉ざくら』はだいぶ異なります。当初考えていたのは、ある男と座敷童のような女の子とのお話しで、桜の季節にひっそりと現れるその女の子を、夜の桜庭園に迷い込んだ男が引き寄せられ、誘われるようにして、知らず追っていく、といった古典的な幽霊譚のようでいて、ノスタルジックな色彩の強いお話しです。それが今の形になったのは、やはり東日本大震災の影響を抜きには語れません。実際、創作ノートを見ても今回のお話しに関する記述は地震の翌日の三月十二日からはじまっています。
『【犠牲】をテーマにした物語。【生命】をテーマにした物語。【希望】をテーマにした物語。多大な犠牲のはてに命を未来へつなごうとする精霊(もしくは人)の物語』
 また『葉ざくら』は日本賛歌でもあります。
『サクラは日本人にとって魂の花。その花が咲き誇る国こそが日本であって、だからこそ春は、日本では特別な季節。花の色の淡さはとても奥ゆかしく、みないっせいに咲き、みないっせいに散っていく。そのはかなさ、それは祈りであって、誓い。また来年、いいえ、いずれまた、ここでお会いしましょう』
 この『葉ざくら』も、一連の童話シリーズ「ダークメルヘンのための連作」の『灰色の虹』『雪だるまのアルフレッド』『時の記憶』『フローラの不思議な本』(いまだ未刊)『白水仙』に続く、シリーズ第六作目として書かれたお話しです。
 そして前五作同様、秋葉原にあるメイド喫茶『声優のたまご』で知りあったある女の子への誕生日プレゼントとして書かれたものです。彼女とは、おそらく一番よく話しをしているはずです。彼女とぼくは、ちょうど二十、年が離れていますので、いったいそんな若い子と何をそんなに話すのかと疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。ぼくと彼女は時折、ある種の対話を行います。前作の『白水仙』のあとがきの中に少しだけ、その様子が書かれています。かつてぼくはそうした対話をよく行っていました。ぼくは彼女を通して二十年前の自分自身と向き直っているのかもしれません。そしてそうした彼女の存在が、今のぼくを支えているのは間違いなく、ぼくは彼女にただただ感謝するのみです。
 ありがとう。いつも、本当に、心から。
二〇一一年五月、六月 秋葉原某所にて


 
 
もかと声優のたまごで
もかのブログはこちらになります

 

5月14日に『葉ざくら』の予約引換券をもかに渡したあと、ぼくはさらに1ヶ月という時間をかけて6月13日にようやく『葉ざくら』を完成させます。

とにかく話しをまとめあげるのに相当苦労しました。

書いている最中にお話しの構成を大きく変えてしまったことが遅筆の最大の原因だったと思うのですが、人がバタバタ死んでいく話しの重さに、ひょっとしたら耐えられなかったのかもしれません。


『葉ざくら』製本完了"

 

表紙は今回も、つばさに描いてもらっています。

絵を受け取ったのは8月12日です。

その日のうちに、いつも表紙に使っているタント紙と呼ばれるカラーバリエーションが豊富な色厚紙を新宿の世界堂に買いに行き、ぼくのセンスで何色かチョイスしました。

そして装丁デザインを決め、最終的にすべての表紙を貼り付け終えたのは翌々日の8月14日になります。

製本が終わってから2ヶ月後、予約引換券を渡してから3ヶ月後のことです。

『葉ざくら』の表紙は、つばさにとって、かなり描きにくいものだったようです。

何度か描けない、とくに桜が描けないと、弱音を吐いています。

ぼくは受け取ったその絵の、あまりのシンプルさに唖然としてしまいましたが、じつは本の表紙としては、これくらいの絵が一番いいのかもしれません。

見つめれば見つめるほど、ぼくはこの絵が好きになりました。


『葉ざくら』完成



苦労したからといって、必ずしもクオリティが上がるとは限らないことは、じゅうぶん、承知しています。

ただ、少なくとも愛着が湧くことだけは事実です。

ぼくにとって『葉ざくら』は、いろいろな意味で愛着の湧くお話しとなりました。


もかと表紙完成後

 


『葉ざくら』は限定5部の完全非売品です。誕生日プレゼントとして作成したにもかかわらず、結局期日に間には合わなかったため、作成した5部のすべてが、いまだにぼくの手元にあります。先に述べたように、現段階では、ぼくがお話しを彼女に届ける手段は、当分は、このブログを介してしかないというのが実情ですので、今回ははじめからWeb公開版を作る予定でいました。Web公開版は見ることができない方もいらっしゃると思いますので、なんとも心苦しい限りなのですが、もし見ていただけたなら、ぼくにとって、これほどうれしいことはありません。

そしてそれがどれであったとしても、ぼくの書いたお話しを読んでいただいた方々には、心よりの感謝、感謝をもうしあげます。

ありがとうございました (⌒▽⌒)






 
 
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