今年の食の流行りワードとして「菌活」というものがあります。
この梅雨時、「菌」と聞けばイメージの悪い食中毒菌を想像しがちですが、
有害微生物もあれば、プラスに働くカビ・酵母・細菌などの有益微生物もあるわけです。
「菌活」とは、もちろんカラダにプラスに働く良い菌のことで、健康維持にはかかせない微生物。
キノコのほか納豆・塩麹などの発酵食品を積極的に、継続的に摂取するための食生活を指します。
「菌活」する食材とは、日本の伝統食では醤油・味噌・漬物・納豆・鰹節・甘酒などや
外国から日本に伝わってきた、パン・チーズ・ヨーグルトなどの発酵食品があります。
またアルコール飲料であるビール・ワイン・日本酒・焼酎なども酵母という菌の力を借りて
つくられた発酵食品なのです。
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「菌」は、音読みで「きん」と言いますが、
訓読みでは「キノコ」と言うのも
元来、「菌」は「キノコ」を意味したものだからです。
ちなみに「菌」のほかに「茸」「木野子」もキノコと読みます。
今日は「キノコ」をたっぷり使った菌活レシピ
菌活きのこピザを作ってみました。
特別においしいピザではありませんが、
キノコの食感を楽しむカラダにはとてもいい菌活のピザです。
使ったキノコはキノコ 舞茸(福岡県産) ブナシメジ(福岡県産) エノキ茸(長野県産)
生椎茸(北海道産) エリンギ(香川県産) マッシュルーム(岡山県産)、
共通して言えることは
低カロリーでコレステロール0 しかも食物繊維とミネラルが豊富なことです。
キノコは便秘解消、大腸ガンの予防、老化防止など生活習慣病にはかかせない食材です。
(五訂日本食品標準成分表を参考に作成)
【使った材料と準備】
●舞茸・ブナシメジ(各1パック) えのき茸・椎茸(各1/2パック) エリンギ(1パック)を
石づきを切り落とし それぞれ食べやすい大きさにカットします。
● ピーマン(2個) 赤・橙パプリカ(各1/2個) たまねぎ(1/2個) ボロニアソーセージ(4枚程度)
にんにく(2片)を このようにカットしましたが、
パプリカは多くてあまりましたので、1/3個が無難です。
もちろんベーコンでもOKです。
画像にはないですが、プチトマト(6個)を輪切り、パセリ(少量)をみじん切りにしています。
●ピザクラフト(直径22cm*2枚) ピザチーズ(適宜) ピザソース(適宜) 塩胡椒(適量)
ピーマンよりも肉厚と甘みのある彩りパプリカは
抗酸化作用の働きのあるビタミンA・C・Eが豊富。
なかでも水溶性のビタミンCは野菜でトップクラス。しかし加熱に弱いとされているビタミンCですが、
ピーマンやパプリカにおいては別物と考えていいのです。それらに含まれるビタミンPにより加熱しても、
ビタミンCが壊れにくくし、熱することで甘みも増すことから、蒸しても焼いても揚げてもおいしい野菜です。
赤のパプリカには、カプサンチン成分で皮膚や粘膜を守り
オレンジのパプリカにはカプサンチン成分に加え、ルテイン成分で眼精疲労にも良いですよ。
黄色のパプリカもありますが、ルテイン成分により眼精疲労に良いですが、
β‐カロテンが赤やオレンジより少ないので、2色のパプリカを使う場合は、
赤と橙が色合いもよくおススメです。
そして親戚のような緑のピーマンは、赤と橙の対照色となるのでお互いに際立って
ヘルシーでおいしく見せてくれるカラーポイントです。
なので茶系のキノコを明るくおいしく見せるのにもピーマンやパプリカは必要な食材なのです。
①熱したフライパンにオリーブオイルを引き、にんにく・たまねぎを軽く炒めてから
ボロニアソーセージを加え炒めます。
②①にきのこを全部を加え、塩胡椒で味を調えサーっと火が通る程度に炒めて火を消します。
*キノコに味が馴染み火が通る程度で水分が出ないよう、やや強火で
また水分が出た場合は水分を捨ててください。
③ピザクラフトにピザソースをまんべんなく塗り、②で加熱した具材(1枚分)をのせます。
④ピーマンとパプリカ、ミニトマトをのせ
⑤ピザチーズ、パセリをトッピングします。
⑥予熱したオーブンに250℃ 7分程度焼きます。
*焼き加減を確認の上、焼き時間の調整が必要です。
7分後、じゅくじゅくっと美味しそうに出来上りました~♪
焼けたのはいいけれど、ピザクラフトが薄いのにもかかわらず、
具材が多くのせたので、切りにくかったこと(汗)
ようやく切れたようで・・・
味はともかく、キノコの食感と彩り味わう菌活ピザ
これといったパンチのない味ですが、カラダのためならという
そういうようなパリパリっとした薄めのピザ。
今度トライするなら、ピザクラフトは厚めに、コンソメや鶏肉などを使ってみようかと思います。
こちらのキノコを中心とした「菌活」メニューの記事もご覧ください。
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