カゼには生姜・ネギ・梅干し | 春月の『ちょこっと健康術』

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おはようございます ニコニコ


風邪ひいたとき、何が食べたくなる? ブログネタ:風邪ひいたとき、何が食べたくなる? 参加中


カゼ、流行ってますね。私の周りで多いのは、のどの痛みと咳が出るアデノウイルスにやられてる人。熱がポーンと出ちゃえば、仕事も休んで…ってなるんでしょうけど、そうでもないらしく、休めばいいのに休まないから長引く。いけませんねぇ。


カゼを本格的にひいちゃったときは、私は食欲が落ちるので、ほとんど何も食べずに、ひたすら寝ます。もちろん水分補給はしますよ。よく飲むのは、生姜湯、梅干しを入れたお茶、ハーブティー、スポーツドリンクかな。


生姜湯は、からだを温めるため。梅干し茶やハーブティー、スポーツドリンクは、ビタミン・ミネラル補給も兼ねています。梅干しはクエン酸も含んでるんで、代謝をよくしてくれますしね。


まだ食欲のあるうちや、回復してきて食欲が出たときに必ず食べるのが、ネギたっぷりにショウガを加えて煮込んだウドン。ネギは1本分入れちゃいます。


ネギの四気 は平または微温、五味 は辛味、帰経 は肺脾胃経、作用 は昇散です。おなかを温め、風寒邪 を追い払って、気のめぐりをよくしてくれます。


ショウガは、生のものを刻んで、ネギと一緒に煮込みます。生のショウガは、「生と乾燥したものとで使い方が違うショウガ」 でご紹介したように、温性・辛味・肺脾胃経。作用は昇散です。 ネギと同様に、おなかを温め、風寒邪を追い払い、肺の機能を高めて咳を止めてくれます。


ね、ネギもショウガも、カゼにはもってこいでしょ? ひきはじめなら、これを食べて早く寝るだけで治っちゃいます。回復期なら、残ったカゼのウイルスを追い出してくれますからね。で、ウドンは消化もよく、エネルギー源になりやすいから。


そのほか対処法は、「かぜをひいたときには」 にまとめてあります。漢方薬のカゼ薬については、ひきはじめには「漢方のかぜ薬は葛根湯だけ?」 を、こじらせたときは「こじれたカゼの漢方薬は?」 をご参考にどうぞ。


お茶に梅干しで思い出したんですが、マクロビオティックでは梅醤番茶が勧められているそうですね。免疫力強化のためにも、冷え性(冷え症)さんにもいいとか。


① 中くらいの大きさの梅干しを湯のみに入れる。

② はしで、タネを取り除き、実を突いてよ~く練る。

③ 練った梅干しに、醤油を小さじ1杯加えて、さらに練る。

④ すりおろしたショウガの汁を数滴加える。

⑤ 熱い番茶を注いで混ぜ、熱いうちに飲む。


なるほど、カゼにもよさそうですね。すりおろしたレンコンの絞り汁を加えたら花粉症に、ダイコンおろしを加えたら胃もたれに、それぞれいいかも?


醤油を加えるのは、発酵食品だから? それにしても、小さじ1杯は多くない? しょっぱい梅干しだったら、塩分過剰になっちゃいそうなので、梅干しは塩分控えめなのを選んだほうがよさそうですね。


あ、マクロビ食の人は、全体に塩分控えめ食だからいいのか。ということは、そうじゃない人が取り入れるには、やっぱり塩分は気をつけなくちゃ…ですね。


一天一笑、今日もいい1日にしましょう。


春月の『ちょこっと健康術』-ヒイラギ
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