当たり前ってなんですか？

おはようございます

岩手からコーチングやリハビリテーション科の管理について発信する

理学療法士の吉田です

久しぶりの更新となってしまいました

さて、本題ですが、

「当たり前のことを当たり前にする」

なんて言われますが、

当たり前ってなんでしょうか？

普通？

常識？

マナー？

ルール？

なんでしょう

「当たり前？

そ、それは、・・・あたり前のことだよ」

と言いそうなので、調べてみました

当たり前とは・・・

１　そうあるべきこと。そうすべきこと。また、そのさま。
２　普通のこと。ありふれていること。また、そのさま。並み。ありきたり。

（weblio辞書より引用）

「そうあるべきこと」「そうすべきこと」

ってのがポイントそうですね

普通っても書いてあるけど、え？じゃあ、他の単語は？

ということで、合わせて知れべてみました

普通とは・・・

特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。

（weblio辞書より引用）

常識とは・・・

一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。

（weblio辞書より引用）

マナーとは・・・

態度。礼儀。礼儀作法。

（weblio辞書より引用）

ルールとは・・・

規則。規定。きまり。

（weblio辞書より引用）

さまとは・・・

１物事や人のありさま。ようす。状態。
２姿かたち。かっこう。また、人の目に恥ずかしくない、それなりの形。→様になる
３方法。手段。
４理由。事情。いきさつ。
５おもむき。趣向。体裁。
（weblio辞書より引用）

こうやってあらためて定義を確認すると、

整理されてくることがありますね

まず、

常識ってのは、社会人としての知識や判断

普通は、ありふれているもので、

当たり前はそのなかでも、マナーの要素も含んだ「そうするべきこと」

なんだと思います

そこには、行動だけでなく、態度やあり方も含まれてきます

明確に分類することは難しそうですが、

言っている意味は分かります

ただ、ここで問題なのは、

この当たり前って「誰にとっての当たり前か」ってことです

患者さんにとっての当たり前も違います

理学療法士にとっての当たり前も違います

職場によっても当たり前は違います

人によっても当たり前は違います

これは、困ったことですね

例えば、

自分の家の玄関で靴をそろえるのが当たり前の人は、

それをやるのが当たり前でなにも思わないでしょう

でも、普段やっていない人からすると、

靴をそろえることは当たり前ではありません

じゃあ、人の家に言ったときはどうでしょう

関係性によるかもしれませんが、

きっと靴をそろえることでしょう

それが、常識的な判断に基づく行動だし、

一般的な礼儀であって、

あたり前とされています

また、「あいさつ」でも同じことがいえるかと思います

職場をみていると、

「おはようございます」と言って入ってくる人

なにも言わずに入ってくる人

がいます

ここでも、それぞれの当たり前と習慣によって、

対応が分かれています

でも、おそらく「あいさつは大事だと思いますか？」

って聞いたら、

ほぼ100％の人が大事と言うでしょう

また、

「あいさつをするのが当たり前ですか？」

でも、同意するひとが多いでしょう

でも、振り返ったときに、

「あいさつをちゃんとできていますか？」

具体的に言うと、

「職場に入る時にあいさつしていますか？」

「帰るときにあいさつしていますか？」

やれているでしょうか

さて、話をちょっと移していきますが、

職場にも「当たり前」があります

所属する組織にも当たり前があります

それは、雰囲気や文化、歴史によって作られていると思いますが、

当たり前があります

文章になっているかなっていないかは、

いろいろとあると思いますがあたり前があります

その職場でのあたり前が、

一般社会においてのあたり前から低ければ、

対応を変える必要があると思っています

リハビリテーション科として、

社会からも他部署から評価される

そして、なによりも患者さんから評価される

そういう職場は、あたり前の基準も高いんだろうと思っています

高い水準の当たり前を、

全員が共有し、

それこそ当たり前になると、

組織としてのレベルは上がっていくだろうと思います

ただ、ルールでガチガチにするというよりは、

在り方としての当たり前ってのを共有して合わせていく

そして、常に改善する