今の自分を
変えなくちゃ。

そう思うことは
今の自分はダメ、と
評価を下している
ということ。



今の自分は
ダメじゃないのに
ダメにするから
苦しくなる。

だから
変わりたいけど
変わりたくない人は
「変わらない」を
すればいい。



人はいつも
選択してます。

次に何をするかを
いつも選んでます。

行動するか
行動しないか、も
選んでます。

深いところでは
次にどの感情を
使おうかまで
選んでいます。



その選択で
「変える/変えない」や
「決める/決めない」までをも
選んでいますけど、
このへんは
あんまり意識に
あがりずらいところですね。

それを意識できるくらい
自分をちゃんと見れば
「自分が何したいか」は
感じられます。

このレベルで
「変わらない」を
意識してすればいいんです。

そうすれば
「やることはできる」を得るので
安心できます。



次に何をするか。
これからどうするか。
選べます。
選べる自分です。

○○があるから
変われない、と
不可抗力を主張するときは
その不可抗力が
都合よく機能する状況だと
思っているからです。

全部、自分で
選べているわけです。



10,000円持っていないときに
10,000円を超える買い物は
できません。

それは、すぐわかります。

それと同じように
今の自分のできることも
感じることで
できそうか、無理そうかは
感じられます。

その「できそう」の中から
やってみたいことをすれば
やった結果を知ることができます。

過去にやった
同じようなことと
同じようにすれば
同じような結果を得ます。

過去にやった
同じようなことと
違うようにすれば
違う結果を得ます。

どちらを選ぶかは
今の自分が選びたい方を
選べます。



「変わらなくちゃ」と
言ってばかり居るのは
周囲に努力を示すことは
できるかもしれません。

でも、それは
「今の自分はダメ」
「変わった自分こそ本当の自分」
と何度も自分に言っていることと
同じなので、
今の自分がかわいそうです。

今の自分は
ここまでたどり着くために
今までのすべての自分が
努力した結果です。

その努力した当時は
「これが正解」と信じて
懸命にやってきました。

今の自分から見たら
それは「ちょっと違うよ」と
言いたくなるかもしれませんが、
そうして当時の自分の精一杯を
否定するのは

今の自分が
未来の自分に否定されることと
同じです。

これからやること
全部まちがいだったら
つらすぎます。

過去の自分が正解かどうかより
その努力に感謝と愛を
送りましょう。



変わりたくない人は
「変わらない」をすればいい。

新しくそうしていくうちに
心の力が湧いてきて
あふれ出す頃には
「もっと○○してみたい」と
今の自分をよりよくしたく
なるはずです。





お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ8年目、常楽でした。


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