85歳!〜夢を追いかける〜28 いつか姉の夢を実現させるために
“末廣小華“(すえひろしょうか)の書道人生 毎日書道展『みずいろの風』②第34回毎日書道展で, ”会員賞”を受賞した作品に,大師匠から評価を頂いた。『みずいろの風よ』第34回毎日書道展”会員賞”作品 1982年この作品についての「評価」文化勲章受章(社)創玄書道会理事長金子鴎亭先生の評筆力が強く、しかも破筆を巧みにこなして、「高度の技法」を示している。女性としては珍しく意欲のある作品と評価。毎日書道会最高顧問書道芸術院名誉会長種具 扇舟先生の評繊細にして流麗、情趣のこまやかさと、技法の高い力作長い間の修練が自ずと滲み出て自然にむりなく、らくらくと表現されて”品格の高い書”として成功している。懐素の線,良寛の味、禅僧の持つ墨蹟風の悟りの境地が後半に至るにつれて高められている。個々の文字や方向や結体に於いて、かなり全体を乱しているように見えるが、それが却て「スケールの大きさ」に連なっていて悠々とした大規模の構想として成功している。”繊細にして大胆な力作”だと評価。小華は好評価を頂き、「会員賞」がこんなに価値ある 「偉大な賞」であるとは思っていなかったと受賞を喜んだ。上野精養軒での授賞式でいただいた賞状と副賞の森の王「フクロウ」のブロンズ像が、ずっしりと私の身体に響いて受賞の重みを感じたと言っていた。姉 末廣小華を知っている方は、懐かしく思い出して頂き、ご存知でない方には、改めて知って頂くために、ブログを書いています。せおり