“末廣小華“(すえひろしょうか)の書道人生

 

『日展連続入選12回目』

 

 

 

 

1987年 小華53歳の時 

  

 

この頃の小華は、折々の心のときめきを筆に託して、

 

 

”感動を覚える作品を”と願いつつも、

 

 

なかなか自分自身、満足な作品を作ることは、

 

 

至難であると痛感していた。

 

 

 

 

こんな中でも毎年、厳選される日展に、

 

小華は連続入選し続けた。

 

 

ダイヤオレンジダイヤオレンジダイヤオレンジ

 

 

 

 

1987年 日展入選12回目の作品

 

「蝶」 高田敏子詩

 

 

(釈文)

 

いつも通る道の庭に咲く紫大根の花

 

周囲の家が建て替えられている中に

 

この家だけが古びてる

 

紫の花は庭を埋めていて

 

花の上を蝶が舞っている

 

もん白蝶 もん黄蝶 蝶は舞いながら

 

かわるがわる細目を開けた

 

窓を覗きにゆく

 

 

 

ちょうちょちょうちょちょうちょ

 

 

 

小華は この作品について、

 

こう述べている。

 

 

 

文中の 「古家」「紫大根の花」「蝶」と、

 

どこにでもある風景、何げない平凡な叙情詩を

 

"自然に淡々と、気負いなく"制作した。

 

 

 

しかし作品としては、

 

今一つどこかに”ハッ”とする

 

 

心の高まりを覚える個所ないため、

 

 

もう少し詩を吟じて、その趣を味わい、

 

想いをもっと紙面上に加味できれば

よかったな

 

 

 

と話していた。照れ

 

 

宝石緑 宝石緑 宝石緑

 

 

 

 

 

 

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色々な作品をあげております。

ぜひご覧くださいませ。照れ

 

 

 

姉 末廣小華を知っている方は、  
 

懐かしく思い出して頂き、

 

ご存知でない方には、改めて知って頂くために、

 

ブログを書いています。

 

せおり