“末廣小華“（すえひろしょうか）の書道人生
『日展会友記念
末廣小華書作展開催』
１９８６年 小華５１歳
小華は、長年在職した大分県庁を退職し、
「書一筋」にいきる決意をし、
そのスタートとして、
地元のトキハ会館で日展会友記念
「末廣小華書作展」を開催した。
会場には、日展初入選の「岩手荒巻」作品から
10回目の入選「旅情」作品までの
日展作品 計１０点を並べて、
『日展会友への道』と題して展示した。
初期の日展出品作品は
柔らかい「羊毛筆」を使って「縦長書き」だった。
初入選から第６回目までの入選作品
その後少し硬い筆に変えて
「横書き」作品に変えた。
また新たな感じの「生命観あふれる作品」
だと評価を得た。
“７回目から１０回目までの作品”
小華は、初期の頃に比べて、
だんだんとあせらず、きばらず、
ゆったりとした中で書けるようになり、
書も女性らしい繊細な思いやりを
にじませた書風になったと述べていた。
初期から今日に至るまでの作品の変化を
日展作品で感じながら
見ていってほしいと言っていた。
そして「毎日書道展」「創玄書道展」等
中央の展覧会に出品した
思い出深い大作も展示した。
その時期に合わせて、作品集も作った。
当時多忙だった小華
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姉 末廣小華を知っている方は、
懐かしく思い出して頂き、
ご存知でない方には、
改めて知って頂くために、
ブログを書いています。
せおり