親愛なる皆さまこんにちは、中井耀香です。
朱色は、古代の言い方で「丹（に）」と言います。
これは魔を払う力がある色と考えられていました。
丹色を作るには水銀と硫黄を加工しますが、どちらも毒性が強い物質ですが、その毒が間を除けると信じられていました。
同時に防腐剤の役割もありました。
効力の高いお札を書く時にも墨に辰砂(しんしゃ)を混ぜて書いていました。
以前私も辰砂持っていましだが、今は販売中止になっています
赤い花の牡丹や、頭の赤い丹頂鶴の「丹」はこの朱色=丹から来ています
日の元では、古来より赤色は火や太陽、生命を現す色で
悪霊や災いを祓う力があると考えられていたのです。
この大鳥居は、1928年（昭和3年）に、昭和天皇の大礼を記念して建てられました。建設当時は国内最大だったそうです。
そしてカレンダーにも掲載されているように
平安神宮は桜でも有名です
谷崎潤一郎の『細雪』、川端康成の『古都』でも
描写されていて桜の名所としても有名です。
今年は早咲きだったので、もう今頃は葉桜ですね
コロナ禍が落ち着いたらまた行ってみたいですね。
そしてお庭も国の指定名勝の日本庭園です
明治時代の代表的な日本庭園です
東・中・西・南の四つの庭が社殿を取り囲んでいます
平安京千年り造園技術の粋を集めて明治の著名な造園家達の手で造られました。
１００年以上経っても今も美しく守られていて、当時の風情のまま拝見できるのは有難いですね。
京都の三大祭りの「時代まつり」は平安神宮から始まります
明治維新、江戸時代、安土桃山時代、室町時代、吉野時代、鎌倉時代、藤原時代、延暦時代の計8つの時代の装束や道具を身にまとって当時の人々の営みと京都の繁栄を再現します
京都の歴史と文化がひと目で理解できる、京都人の誇りが詰まった由緒あるお祭りです。
坂本竜馬や、淀君や、清少納言など
京都を舞台に活躍された歴史上の人々のそれぞれの時代の衣装を忠実に再現されていて、見ていても圧巻です。
そんな事を想いながら、今月のカレンダーをご覧頂いたら幸いです。
お手元にない方には２３日は「宝くじを買う日」ですので
こちらお知らせ致します笑
本日も最後までご覧頂いてありがとうございます
中井耀香
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