◆自分の人生を放棄することをやめ、「自分を受け容れる」という姿勢を持つことで未来が変わる

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

今回は、マリアージュスクールのセミナーにて、いつも皆様のサポートやアシスタントの統括をさせていただいているアシスタントチーフのＯ様の体験談＆メッセージをご紹介させていただきます。

今、Ｏ様には、チーフとしてスクールの中心になっていただきながら、不採用になった会社からセッション当日に連絡があったり、自分が変わることによって周囲を劇的に変えられたというお話をしていただいています。

けれど、過去はＯ様もスムーズだったわけではなく、むしろ、変われない…現実が変わらないというご経験を長くされていたんですね。

そのＯ様が変わった本当のきっかけについて、今回はお話していただいています。

＊＊アシスタントＯ様の体験談＆メッセージ＊＊

長い間、私は自分の好きな人生を歩んでいるつもりで、
社会の枠に無難に収まり、

フワフワと軸がない状態で生きてきました。

充実しているふりで心からの充足感なく、
不安な心に蓋をして平和な装いを続け、
自分の心に真っ向から向き合わず、蔑ろにしていました。

社会や親に対して「ちゃんとしているか」「満足させているか」
常に人の評価が基準で、評価が低いと罪悪感に苛まれ、
自分にダメ出し続けて追い込み、疲れるとシャッターを下す、

ラッキーだったら・・これだけやれば・・何か変わるかも
と他人事のように、自分の人生を放棄していたことに気づかず

転職した職場で叱咤される毎日が続いて、心身ともに疲れ果て、
“自分の人生、これではイヤだ”と強く感じたとき、初めて
「変えよう」と自分に責任を持つことができたのです。

子供の頃から何時も平静を装う癖で、本心を感じることが苦手だった私は、スクールに参加して初めて、自分の内側に埋まっていたさまざまな感情に気づきました。

無意識に蓄えてきた、大きな強い感情を初めて感じたときは衝撃でしたが、
どんなに苦しい思いも、今自分が向き合って受けとめてあげれば解放されることを実感し、感じることを恐れなくなりました。

そして活き活きとした本当の自分に触れたとき、「これが私、ここで生きる」と強く誓いました。

まず、今まで無意識に自分自身を否定してきたことを止め、自分が得意なこと、喜びを感じることにフォーカスし続けた途端、心も体もとても軽くなった驚きの体験で、消極的だった人生に対する姿勢が180度変わりました。

母が子を育てるように、自分の心に丁寧に寄り添いながら、行動を選択していくと、自然に喜びが指針となり、ありのままの自分を素直に表現できるようになり、

自由な自分を慈しむようになると、自分を卑下して当然としていた上下間も、対等な関係を築くことができるようになり、
人に受け入れられなかったら、という恐れが生んでいた孤立感は、違いを楽しむことに代わりました。

自分の足でしっかり歩けるようになると、自分と存在価値を混同していた親との境界線が引けるようになり、自分が自分に許可を出して、やりたいことを実現していけるようになりました。

失敗したらやり直せばいい、わからなければ聞いてみる、できなければ助けを求める、
「完璧にしなくちゃ」と意気込んでいた過去から、今「完璧でなくていい」という容認が、自分に対して、人に対して、その関わり方が大きく変わり、拒否ではなく、理解することができるようになってきました。

毎日、小さな変化の喜びが、ひとつひとつ積み重なって、今があります。
焦らなくても大丈夫です。

自分の中に喜びを見つけて、認めて、ほめてあげる、
自分の得意も弱さも受け入れていくごとに、周りの人間関係や状況が面白いように変わっていくこと、自分を育てていく楽しさを、
たくさんの人に体験してもらいたいと思っています。

ご自身の幸せを感じ、ちからを存分に発揮して、その喜びが広がっていきますように

喜びに満ちた本当の自分を取り戻し、望む人生に転換していけますように
少しでも「変えたい」と望む皆様のお手伝いができれば、嬉しいです。

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Ｏ様、とても分かりやすい体験談をありがとうございました。そして、いつも皆さんや、私の心の支えになっていただいていますこと、本当に感謝しております。

O様が書いてくださったのは、まさに、精神的に依存していた「自分のない状態」から、しっかりと自分自身を清濁合わせて受け容れられ、そして「こうありたいという状況を創っていく」というプロセスですね。

職場で虐められ、毎日泣くような苦しい日々を送っていらっしゃった時から変化し、今はご自身のやりたいお仕事をしながら、引き抜きのお話も来たり、本当に軸のある素晴らしい女性に変わられました。

私たちはどうしても、依存から抜けられない時期は、親を探すひな鳥のように「誰かになんとかして欲しい」とさまよい歩いてしまう時期があります。

その結果、「私がこうしたい」「私がこう生きたい」「私がこう人生を変えていく」という意志を放棄してしまう状態になり、周囲に都度合わせてしまったり、「全部自分の面倒を見て欲しい」と男性に頼り切りになってしまう…ということがあるんですね。

こういう時は、実は頼る人を探しているから、一見、楽になる道を歩んでいるように思えますが、起きていることはまったく反対で、

実際には、「自分が楽になるために他のことを探しているものの、本当の自分の気持ちや意志に触れていない」からこそ、逆に周囲に振り回されたり、周囲の顔色を伺ってしまうという、とても苦しい自分を明け渡している状態になっています。

人に頼ることももちろん大切なのですが、まったく自分自身を放棄してしまうと、O様が書いてくださったように、振り回されるだけで終わってしまうんですね。

だからこそ、大切なことは、「自分自身を創る」＝自分のアイデンティティを持って、自分を構築していくということです。

他人の顔色を伺うのではなく、自分で自分の機嫌をとることに注力してみる。

自分でどんな人生を歩みたいのか、そのためにどんな努力をしていけるのか、そこに注目してみる。

自分というものがなく、自分が思いを感じることもれば、自分の人生を変えていくための指針も生まれませんし、「これから何を解決して、何にたいして時間をかけ、労力をかけていくのか？」という目的も生まれることはありません。

目的がなければ、人はほとんどの場合、感情や気分、周囲の意見によって左右され、「生きたい人生」「なりたい自分」から外れていきます。

けれど、こうしてひとつひとつ、丁寧に自分の目的に寄り添って人生を歩むことで、それに適した形で自分を新しい環境にうながしてあげることができるようになったり、新しい関わりを持たせてあげることができるようになるのです。

どんな些細なことでも、「自分で納得して、責任を持って決める」ということが出来なければ、満足を得ることはできません。

他人がいいと言ったものは、どんなに頑張ったとしても、「他人の意見」であり、自分の心からの満足にはつながらないんですね。

けれど、小さなことでも、自分の心の機微に気づくことで、「私は私を生きる」「私は人生においてこれをする」という、「自分の命に対する責任」が生まれます。

そして、その責任とは、決して重いものではなく、「本当は、私が納得することを選んで良かったんだ」という自由のことでもあるんですね。

あなたの人生で、自分を納得させられるように、自分に寄り添いながら心を感じてあげていますか？

そして、あなたという人が満足を感じられることを放棄せず、自分を明け渡すことなく、あなた自身に注力してあげていますか？

最終的には、あなたの人生の在り方・生き方を決めるのは、他の誰でもなく、あなた自身です。

どうか、あなた自身の目的を放棄することなく、心からの意志を大切にしてあげて欲しいと思います。

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