◆「本当は私はこんなに美しかったんだ」と気づき、涙すること…それがあなたの命の価値です

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

昨日、本日と、女性性開花プロセラピスト養成コースを開催させていただきました。受講者の皆様、2日間、とても濃い時間を本当におつかれさまでした。

この2日間は、それぞれ皆さんがご自身の感情と向き合い、また、自分の女性らしさや美しさに改めて気づき、涙する時間となりました。

私たちは普段生きる中で、「自分の美しさや価値」よりも、「他人から言われたマイナスのことや、社会的な判断」を優先しながら生きています。

そのため、自分の美しさに気づくよりも、他人の言うことを聞いてしまったり、自分の命を尊重し愛することよりも、他人を満足させるために自分を犠牲にしてしまうことが少なくありません。

それによって、他人の感情に振り回され、悩み、それに合わせることが人生の目的になってしまう…こんなふうに生きている限り、決して自分が満足する、幸せな、納得出来る人生を歩むことはできないんですね。

だからこそ、「今、私が感じていることを感じる」「今、私が感じていることを優先する」という、自分を慈しむプロセスを行ってあげる必要があるのです。

今回、受講者の皆様は、授業の時間を使ってそのことを体験し、「自分のどんな感情も受け容れ解放する」という深いワークを行いました。

そのプロセスを、アシスタントＹ様が丁寧に体験談を書いてくださいましたので、こちらでご紹介させていただきたいと思います。

＊＊アシスタントＹ様からの体験談・メッセージ＊＊

私はずっと「生き辛い」と感じて生きていました。

何をやっても達成感や満足感を得ることがなくその場限り。
なにを買っても、どこに行っても、
何かを学んで知識や資格を習得しても、
何か隙間だらけでした。

そして、過去に後悔し、未来に不安を抱き、
その時々の辛い感情にどっぷり浸かっていて、「今」を生きていませんでした。
体調もどこかすっきりせず、常に不調を訴えていました。

でもその頃は、「今」」を生きていると信じていました。

そんな私がマリアージュで一番学んだことは
「自分を受けとめる、愛する」ということでした。
出来ていると思っていたことが、実は出来ていなかったと知ったときはショックでした。

それに気づいてから主に実践したことは
・感情と向き合う
・思考に巻き込まれない
の２つでした。

例えば「○○があって悔しい」という感情が噴出してきたとき、
「○○」という状況でなく「悔しい」という感情に対して、
「あ、悔しいって感じてるんだ」と、ちょっと距離を置いて見るように努め繰り返しました。

最初は怖いのです。自分の感情と向き合い認めることは。怖くて挫折したこともあります。
どうしても、状況に対して意識が行って、外に原因や責任を追及しがちになることもありました。

でもここは自分を信じて、出来る範囲から少しずつ実行していきました。
繰り返していくうちに感情と自分の間にわずかな隙間ができて、
感情に呑まれることなく

「ああ、辛いのね、悲しいのね、認めてほしいのね」と、
状況と感情が分かれて、自分の中に多くの「感情」が「ある」ことを受けとめられるようになりました。

そして今は「何かのせい」ではなくて、ただただ「泣く、笑う、怒る」という表現が素直に出来るようになってきています。
（まだまだ何かに擦り付けてしまうこともありますが）

これらは、自分自身をちゃんと認めてあげる、受け止める、
自分自身を丸ごと愛するということに繋がっていきました。

そして、未来の不安や過去の後悔に生きていた状態から抜け出し、
「今」自分がここにいて、色々感じて生きていることが実感できるようになり、自分という存在がとても愛おしくなったのです。

そして、他人の基準でなく自分の基準で生きることを選択することを
出来るようになりました。

現在、私は幼いころから憧れていた普段着の着物生活も始め、
着物を着て家事をしたり、お買い物に行ったりしています。
お友達にヨガを何回か習い、自宅で行うことによって、
カラダをリラックスできるようになり、
結果、思考に巻き込まれて疲れたアタマもリラックスし、
思考の渦から抜けることが出来るようになりました。
会社での同僚との会話も弾みます。

以前は疲れてゴロゴロしている休日に罪悪感を感じていましたが、
休息をとる自分を労わるための充実した時間として楽しめています。
今、とても生きているということが楽で楽しいです。

◆これから変わりたいと思っている女性達・変わりたいけれど変われない…という女性達へ

「変わりたい」「変わろう」という気持ちを忘れず大切にしてください。
そう思える自分を大切に誉めてあげてください。
決して諦めないで。

以前芳乃さんに「その花が美しい・・・と感じるあなたの心が美しいのです」と言われたことがありました。
この言葉に涙しました。
美しい心、だれもが持っているのですよね。
だから、自分自身を信じて大切にしてください。
皆さん一人一人が美しい花です。大切に育ててあげてください。

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Ｙ様、改めて、とても美しい、女性的な感性にあふれた体験談を本当にありがとうございます。

ひとつひとつ、つむぎだされる美しい優しい言葉に、私自身も胸がいっぱいになりました。改めてご縁をいただけましたことに感謝申しあげます。

Ｙ様の体験談にあるように、私たちがマイナス感情にどっぷりと浸っているとき…そこには、感じているようで感じていない、麻痺した犠牲的な感覚しか存在していないんですね。

本来、私たちはさまざまな感情を持っています。

それは、喜びであったり、楽しさであったり、安心を感じること、自分を愛しいと思う温かい感覚、誰かに優しくしたいと思える繊細な気持ち…

けれど、「辛い」「苦しい」「痛い」「悲しい」というマイナスの状態に巻き込まれ、それをずっと続けていることで、本来感じて良いはずの美しい感情まで感じられなくなり、

それによって、「苦しい…私は駄目な人間だ」「辛い…どうしていつもこんなに不幸なの？」というような、自分の価値を感じることのできない、不幸な現実ばかりを作ってしまうのです。

だからこそ、そんな時ほど、Ｙ様の体験談にあるように、ありのままの自分を感じ、その気持ちを解放してあげることが大切なんですね。

ただ、苦しみや悲しみを感じている自分…傷ついている自分が存在している。

そこに憤るでもなく、そこを否定するでも、見ないように強がるでもなく、ただ「私という存在が、その感情を感じてしまったのね」と、母親のように穏やかに、それを受け容れ、抱き締めてあげること…

どんな気持ちであったとしても、それを感じてしまった自分の存在を慈しみ、肯定してあげることで、私たちは「その感情や想いを感じてしまっている自分」というありのままの自分を認めてあげられるようになります。

そして、ただ悲しみや苦しみを感じてあげるだけではなく…それができたら、今度は、この世界の美しさや人の優しさを感じられる、そんなあなたの美しい感情にも気づいてあげてください。

例えば、この世界で今この瞬間に悲しんでいる子供がいることに思いやりを向けてあげられる、純粋な優しさ…

この世界に存在している美しい自然を、美しいとありのままに感じることができる、美の感性…

愛しい人を愛しいと思い、大切にしたいと心から願う愛…

少しでも善くなりたい、頑張って自分を磨きたいと思っているその純粋な自分自身のポジティブな良き想い…

過去、どんなに苦しかったとしても、他人を傷つけないように生きてきた優しい在り方…

あなたがこうした美しい、純粋な想いを感じられるということ。

実はそのこと自体が「すでにあなたが美しい」ということであり、価値があることなんですね。

人は「想い」でできています。

ただマイナスの感情に引っ張られているとき、私たちは純粋な自分の美しい想いにも気づくことができませんが、

「ああ、私は本当はこんなに愛を感じることができたり、優しい想いを持てるんだ」と分かったとき、

あなたが今まで思い込んでいた「駄目な自分」「価値がない自分」は、本当は幻想で、実際には美しかった「本当の自分」に気づくことができるでしょう。

そして、あなたの想いがあなたの価値そのものだということを受け容れてあげながら、「マイナスもプラスもある」あなた自身を、ただただありのままに認めてあげたとき、あなたの価値は他者へも伝わっていくのです。