★どんなに人生に疲れていても、不適切な支配から抜け、自尊心を持つことで、幸せな結婚は達成できます

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

昨日発表させていただきました新マリアージュコースですが、さっそく多くの皆様からお申し込みをいただき、本当にありがとうございます。

マリアージュスクールでは、いつもセミナーではスクールを卒業され、幸せな生活を送っていらっしゃるアシスタントの皆さんに、実際に「どう変わったのか？」というお話をしていただいています。

普段、ブログでは、私の解説が多くなってしまっていたため、今後は、アシスタントからも「どのようにしたら、どんなふうに変わったのか？」というポイントとメッセージを、セミナーでお話していただくのと同じように、シェアしていただくことになりました。

生きた体験だからこそ、皆様の心に響くこともあるかと思います。

今回は、大阪のマリアージュコースでも、分かりやすいプロセスで皆様にとても人気のあったＴ様（旧姓Ｉ様）から、マリアージュコース修了後、約1ヶ月半後に運命のパートナーに出逢い、ご結婚されるまでのプロセスを丁寧に書かれた体験談をいただきましたので、皆様にご紹介させていただきたいと思います。

＊＊アシスタントＴ様（旧姓Ｉ様）からのメッセージ＊＊

私が１年半前スクールに通ったきっかけは、

人生に本当に疲れてしまい、現実を変えて一日でも早く結婚したいという思いからでした。

当時の私は、特に母親との依存的な関係に苦しみ、

一生母に服従するしかないと思い込んでいました。

自尊心のかけらもないような状態でしたので、

職場でも面倒な役割や理不尽な残業を引き受け、

友人も依存的な人が多く、彼女たちに振り回されていました。

自分では「親切にしなきゃ」「頼りにされているのだから」

という善意のつもりでしたが、頑張れば頑張るほど心が擦り切れていて、

それは自己犠牲でしかありませんでした。

また、女性であることが損をしているように感じ、

自分の女性性を押し込めていたので、

男性に対する強い偏見を持ち、争い競うような生き方をしてきました。

私はスクールに通い、自分には自尊心を取り戻し、

女性性を養っていく必要があることを学びました。

まずは、自分が今しようとしていることが、

自分が好きでやっていることなのか、本当は無理していることなのか、心の声に耳を傾けるようになりました。

自分に価値があることを自分自身に実感させていくために、

もったいなくて使えないと仕舞い込んでいた

かわいいパジャマを着るようにしたり、

依存的な友人たちと距離を置き、職場でも理不尽な残業は断るようにして、

自分のために好きなお茶を楽しんだり、

何もしないでゆっくり過ごすような時間を作りました。

そうしていくうちに、気持ちにゆとりがでてきて、

気が付くと職場でも不機嫌な態度を取らなくなり、

必要以上にイライラしたり、落ち込んだりすることがなくなりました。

また、男性に対する不信感も薄くなってきて、

その人の人間性にも目を向けられるようになっていきました。

特に難しかったのは、母と自分との間に境界線をきちんと引くことでした。

「ここをがんばらないと素敵な伴侶には出会えない」と自分に言い聞かせ、

母の要求に対して、自分がそれに応えられないなら断り、

母の干渉や押しつけに対しても、

私はそれは受け取れないことを根気よく伝えていきました。

母との間に境界線が引けるようになったと感じられるようになった頃、今の夫に出会うことができました。

私もほんの1年前までは今の皆さんと同じでした。

こんな私でも、自分の人生を変えることができたので、

どうかご自分も人生を変えることができると、ご自身のことを信じてあげて下さい。

変化を得られるまでの間、本当に幸せが訪れるのか不安に襲われたり、

周りを嫉妬してしまったり、後戻りしたように落ち込むこともあるかもしれません。

そんな時は、私は無理に自分を奮い立たせようとしないで、

そんな自分を自分で抱きしめてあげたり、

自分のために泣いたり、自分を慰めてあげていました。

たとえ今思い通りの結果を得られていなかったとしても、

あきらめずに続けていたら、そこには何かしらの変化が必ず起きてくると思います。

私も、立ち止まったり、休むことがあっても、

「幸せになる。あきあらめない。」と決めて、

自分を大切にしながら、小さな変化を見つけながら歩んできました。

昔の私は、がんばるほど苦しくなる努力をしていましたが、

自分を幸せにするための努力は、背負いすぎた荷物を降ろし、

過去の傷を癒し、苦しんできた自分を許し、

自分を自由にしていく楽しい努力だと思います。

もし今まで苦しい思いをされてきたのでしたら、

その分幸せになっていいはずだと思います。

どうか一日でも早く、ご自身を幸せにしてあげてほしいです。

私の体験が、少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。

アシスタントを通して、皆さんの人生に寄り添い、

ほんの少しでもお手伝いさせて頂けていることを、

心から感謝しております。

ありがとうございます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

Ｔ様、温かいメッセージ、本当にありがとうございます。

残業を断れずに犠牲してしまったり、母親からの支配に長年苦しんでいたり…そういった困難を超えて、本当にわずかな時間でＴ様はご結婚されました。

それまでの男性との関わりは、一方的に奉仕してしまう、やはり犠牲的なものでしたが、自尊心を大切に、ひとつひとつ丁寧に歩まれたため、今までとはまったく違う「自分を守ってくれる」とてもしっかりした運命のパートナーとめぐり逢うことができたんですね。

そして、何よりも素晴らしいのは、運命のパートナーにめぐり逢うだけではなく、人間不信を乗り越えられたことで、職場でもとても楽しく、皆さんと仲良く過ごすことができるようになり、お母様やご家族との関係も変わり、ありのままのＴ様として輝かれているところです。

体験談でも書いていただいたように、「自尊心を持つ」とは決して難しいことをしたり、何か素晴らしい人になるということではありません。

ただ、ひとつひとつの行動を、自分を愛しながら丁寧に送ること。

毎日をいい加減にやり過ごしてしまうのではなく、気づきと改善と共に、それを育てていくことなのです。

それをすることによって、例えば「かわいいパジャマを買ったまま、もったいないと取っておくのではなく、自分のために着るようにしてあげる」というようなシンプルですぐにできる行動でさえ、本当の自分の価値を上げてくれるかけがえのない行動に変わっていくんですね。

そして、それが愛だけではなく、人生のすべてを変えていってくれるのです。