◆愛し合うという目的を得られない時、あなたの在り方を見直すことで、現実は必ず変わっていく

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

昨日の「アシスタントT様のご出産報告」に関しまして、たくさんの方からお祝いのメッセージを頂戴し、本当にありがとうございました。

そして、T様のことを覚えていてくださったクライアント様からは、「私も次に続きたいと思えました！」というメッセージもいただきました。温かいお言葉に、スタッフ一同、心から感謝しております。

次回、書かせていただこうと思っていますが、私たちは幸せになりたいと願いながらも、実際にはとても「リアリティがない」んですね。だから、幸せになりたいと思っても、幸せがどんなものか分からないまま、忙殺されてしまうことも少なくありません。

だからこそ、幸せになった人が、どんなふうに自分を変えていったのか。

幸せになった人が、どんなふうに在り方を変えて、幸せをつかんだのか。

それを知ることによって、「リアルに現実を変えていく」ということを、どんどんご自身で体感していっていただければと思っています。ぜひ皆様も、自分もT様のようになっていいんだ、という許可をまずご自身に出してさしあげてくださいね。

それでは今回は、前回の記事の続きといたしまして、「苦手なことと向き合い、実際に実行するプロセス」について、お伝えしていきたいと思います。

まず今回は、先週、個人セッションをさせていただきましたお二人のクライアント様からのご感想をご紹介させていただきながら、「苦手だけれど自分と向き合う」ことについて解説していきたいと思います。

＊＊＊I様のご感想＊＊＊

末っ子の次女として生まれた私は、思えばいつも母親に甘えてばかりでした。
とにかく母親がそばにいないと不安で、習い事の合宿やその他の行事でも、何かと理由をつけては母親のそばに駆け寄っているような子供でした。
母親も幼少時代は同じだったようで、それを突き放すことはなく、いつもそばにいさせてくれました。

けれどそれは、中学・高校になっても続きました。中学の頃は、遅刻や欠席、保健室登校を繰り返していました。とにかく母に会いたくて、早退したこともありました。そうして私は、なにかあってもかならず「お母さんがなんとかしてくれる」と思うようになってしまっていました。

母はあまり私を叱りません。私の機嫌が悪く、どんなにひどい態度を取っても、いつも「仕方ない」という感じで許してくれていました。
しかし姉には厳しく、それを見ていた私はいつのまにか、他人を粗末に扱っても許してもらえる。そうしてくれない人は私にとって必要のない存在だと、他人を軽く見るようになっていました。

だからこそ、
・仲のいい子には依存し、その子が他の子と仲良くするとヤキモチをやく
・良く知らない人には人見知りをする、自分から仲良くなろうとしない
・ケンカすると自分からは決して謝らない
といった悪い面が多々あります。

そして好きになった相手がなぜか離れていくという原因になっていたことも、セッションによって簡単にわかったのです。

すべて精神的に自立できていなかったから

目からウロコでした。
すべてがそこに通じていました。
仕事に責任が持てなかったのも、人ごみが苦手なのも、根源はそこでした。

とにかくまず、責任を持って仕事に取り組もうと決めました。
残念ながら現職は、自分の本来やりたいことができない場所なので、転職も考えつつ、それでも今の仕事にはしっかり責任を持ってやります。

そして、他人を敬うということを意識していきます。
私が軽んじていたからこそ、愛する人に同じ態度を取られていたんですね。
もっと友達も大事にします。

自分ひとりの時間も無駄にせず、「自分を満足させる」ことをしてみようと思います。そう決めたら、おしゃれをすることや自分を女の子らしく見せることも、面倒くさいと思わなくなりました。自分を満足させてあげたい。と思えるようになりました。

＊＊＊

こちらは個人セッションをお受けいただきましたI様からのご感想を抜粋させていただいています。I様、とても分かりやすい分析をしていただいて、本当にありがとうございます。

こちらのご感想にありますように、I様の場合は、「好きな人（それぞれ違う相手に）に離れられてしまった」ということがありました。つまり、好きな人と一緒にいたいと想いながらも、その目的が達成できなかったんですね。

そして、その根幹には親子関係が起因しており、それを克服するためには精神的に自立するということが必要だったんですね。

そして、もうお一人、S様からのご感想です。

＊＊＊S様からのご感想＊＊＊

ずっと地に足のつかない不安定な自分がいましたが、やっと自分を見つめる事が出来ました

執着が激しく、依存、依存、依存
そんな自分が嫌いでした

でも今は、自分が大好きです
大切にしてあげたい気持ちでいっぱいです

ありのままの自分で幸せになります
もうヒーリングの必要なしです

＊＊＊

こちらも、同じ日にセッションをさせていただきましたS様からのご感想の一部です。S様、力強い、健全な自立のあふれるメッセージを本当にありがとうございます。

S様の場合も、「好きな人に振り向いてもらえない」どころか、その人から嫌われてしまう…という悩みをお持ちでした。

S様の根幹にも、「相手を理解しない、依存的で、自分の気持ちばかりを押しつけてしまう」ということがあり、それを克服するためには、自立して自分自身を愛し満たすということが必要だったのです。

このお二人のケースでは、「依存してしまう」「精神的に自立していないからこそ、相手が離れていってしまう」ということが原因になっていました。

けれども、まっすぐにご自身と向き合われ、「自分の身にどんなことが起きているのか？」「目的から離れている行動をしていないか？」ということを考えたときに、お二人ともそれぞれが、自分をありのままに省みてくださったのです。

そして、「一緒にいたい」という目的がある。けれども、実際には、自分自身が寄りかかってしまっていた…。そこに気が付かれたんですね。

だからこそ、ただ自分を愛するだけではなく、「しっかりと自立しながら、他者に依存せず、自分自身に責任を持って愛していくこと」、お二人ともその新しい在り方を選択されたのです。

このように、私たちは、目的がある…特に、恋愛や結婚で、相手と分かり合いたいと願いながらも、その目的とは違う行動をしていることがあるんですね。

例えば、自分自身が好きだという気持ちばかりで、相手の気持ちを考えたことがなかった。

自分がやってほしいと思うばかりで、相手に対して何ができるのか、考えて行動したことがなかった。

こうして「自分自身の想いに集中しすぎて、そこだけしか見えなくなっている」という盲点があるからこそ、実際には親密になったり愛を得られない…ということが少なくありません。

まさにそれは「盲点」であり、「愛し合い、理解し合い、心を許しあう」という目的から逸れた、一方的な態度なんですね。

けれど、自分自身にしっかりと向き合い、避けていることをまっすぐに見て、自分自身の在り方を変えれば、自分自身がなぜ目的を得られなかったのか、どうしたら人生が変わっていくのか、その課題を見極めることができます。

自分の苦手なことや、今までしてこなかった在り方を見直すことは、そこには強さが必要になりますが、あなたがあなたの在り方をしっかり見直すということによって、必ず人生は今までとは違った素晴らしい景色を見せてくれるのです。

どうかご自身と向き合われ、皆さんがそれぞれ課題を乗り越えられ、強さと勇気を持って真実の愛を得ていってくださることをお祈りしております。

それでは次回も、「見たくないところを見て、改善し、人生を変えていく」というテーマで、今度は「幸せのリアリティ」についてお伝えしていきたいと思います。

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