■自分の価値を知らないことで、不安のあまり相手にすがり、重い女と言われ、恋愛を壊し続けてしまう

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

本日も、個人セッションにて素晴らしい女性達の目覚めのサポートをさせていただきました。お越しくださいました皆様、本当にありがとうございます。

私たちは生きる中で、どうしても自分自身に目を向けることよりも、外側のものにばかり意識を向けたり、人からの評価を求めてしまうことがあります。

その結果、自分自身に何が起きているのかも分からなくなり、「今自分がどんなことを考えているのか」も無視しながら、ただ他人に受け容れてもらうことが人生の目的になってしまうことがあるんですね。

けれど、人生を幸せに生きるためには、それとは逆の方向に向かう必要があります。

今回は博多での週末シンデレラスクールにご参加くださいました受講者様の体験談をご紹介させていただきながら、「自分の価値を知らないことで恋愛を破壊してしまう」ということについてお伝えしていきたいと思います。

＊＊＊週末シンデレラスクールの体験談＊＊＊

福岡で参加させていただきました、Ｋです。

あれから１週間、とても心地よく毎日を過ごしております。
自尊心の会が残り1名…運命かもと申込みしたのですが、参加して私には自尊心の会を受けて正解だった。来てよかったと思いました。

今まで自分と向き合うこと。避けてたような気がします。気持ちをないがしろにしていました。
今までの恋愛も全て同じことの繰り返しでした。そして男性が苦手でした。
始めは相手から君しかいないと大切にされるのに、なぜか毎回不安と恐怖が溢れてきて、どうしようもならなくなり…相手を疲れさせ…
だんだん雑に扱われる、でもなぜか別れてもらえない…の恋愛ばかりでした。

そういう事が頭の中に浮かび、スクールで涙が溢れました。幸せになっていいんだ。

私は幸せになりたい。愛される価値があるんだと自信を持って毎日言葉にしています。すると幸せな気持ちでいっぱいになるんです。
新たなパートナーとの出会いが楽しみでなりません。不思議です。

本当に本当にありがとうございました。

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K様、改めまして、素敵な体験談を本当にありがとうございました。

そして、今まで目を背けていたことを誤魔化さず、まっすぐにご自身と向き合っていただき、心から感謝しております。

K様の体験談にもありますが、私たちは時に、「自分で自分を認める」ということよりも、「不安のあまり、他人にすがって認めてもらおうとする」ことがあります。

これは、何よりも、自分で自分の価値を分かっていないからこそ…自分で自分のことを評価したり、受け容れたりすることができないからこそ、「他の人に認めてもらおう」と、「相手の機嫌をとったり、相手に合わせたり」すること＝つまり、自分を殺して相手に認めてもらおうとする姿勢なんですね。

そのため、いつも誰かに評価されていないと不安で、愛を与えられていないと感じてしまうと、その瞬間に自暴自棄になったり、相手に試し行為をしてしまう…ということを繰り返します。

「どうせ私なんて」と思っているからこそ、「どうせあんただってそう思ってるんでしょ？！」と、自分の心の中にある自分への低い自己評価や苦しみを外側の人に映し出し、攻撃する。

一見、傷ついて自己評価が低いかわいそうな女性と見せかけて、実際には他者を攻撃してしまう…ということもあるんですね。

このように、私たちの心が、私たち自身を認めていないと、さまざまな弊害を生み出すようになります。

どうせ私なんて、と思っているから、他人に対しても勝手に疑心暗鬼になって試し行為をしてしまう。

どうせ私なんて、と思っているから、すぐに不安になって何度も何度も相手に連絡をして愛されていることを確認しようと依存してしまう。

どうせ私なんて、と思っているから、最初から自分を粗末にする関係に身を委ねてしまったり、支配的な相手に従ってしまう。

このように、卑屈になることや自己評価しないことで、私たちは自分が気づかないうちに、いつのまにか周囲から孤立したり、周囲との関係を壊すようなことを無意識にしてしまうのです。

だからこそ、自分の存在を、もう一度過小評価して自暴自棄になるのではなく、「あるがまま」に認めてあげることが大切です。

私には悪いところもあるけれど、でもきちんといいところもある。だから、悪いところだけではなく、良いところで人と接することもできる。

私は出来ないこともあるけれど、出来ることもある。だから、人に対してこんなふうに自分なりに愛を与えることもできる。

私は完璧な人間ではないから、だから、同じように苦しんでいる人の気持ちがわかる。だから、人に対して思いやりを持って接することができる…。

このように、自分を必要以上にマイナス査定し、わざわざ苦しめるようなことをするのではなく、「きちんとプラスの側面もマイナスの側面も、ありのままに受け止めること」こそが自尊心であり、この状態でこそ、人とも対等に関わることができるようになるのです。

あなたがもしも、自分自身を必要以上に苦しめるのではなく、ありのままの姿で認めることができれば、その時、はじめて他者と自分との対等な関係が出来上がります。

決して素晴らしいだけの人間はいません。

だからこそ、マイナスを持っていたとしても、同じようにプラスも持っている人間として生きていていい。そんなふうに、あなたのことを丸ごと認めてあげてください。

あなたがあなたのことをありのまま認めながら、ただそこに存在するあなたを心から受け止めることで、体験談のK様のように、「私は本当は完璧になる必要はない、私は愛されていい人間だったんだ」と気づくことができるでしょう。

その時、あなたの運命が本当の意味で変わっていくことを、心よりお祈りしています。

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