◆対人恐怖症・男性恐怖症を克服して彼氏ができましたー自分自身の思い込みを変えれば世界が変わる

いつもご覧いただきありがとうございます。
心の花嫁学校マリアージュスクールの斎藤芳乃です。

本日はメディア情報からです。

エキサイト様の人気結婚・恋愛サイト「LAURIER」にて、幸せな花嫁を養成するためのコラム連載がリニューアルして開始されました。

今回の愛され花嫁養成講座は「愛される体づくり」です。

女性が輝くためには心の問題だけが大切なのではありません。女性らしい健康的な体や、肉体を美しく保つ自己愛も重要になってきます。そしてそれは、決して難しいことではないんですね。

ぜひこちらのコラムで、あなたも「男性から愛される体」へとステップアップしてみてくださいね。

それでは本日の記事です。

連日、とても素晴らしい皆様の体験談を頂戴していますが、3月にプロセラピスト養成コースを卒業されましたマリアージュスクールのアシスタントからも、素敵なカップルのご報告をいただきました。

今回は、「男性恐怖症の克服」をテーマに、心が作ってしまう思い込みから抜けて現実を変える方法についてお伝えしていきたいと思います。

◆男性恐怖症を克服して彼氏ができましたー自分自身の思い込みを変えれば、自動的に世界が変わる

＊＊アシスタントM様の体験談＊＊

芳乃さん、おはようございます。Mです。
先日も少しお話ししましたが、素敵なパートナーに出逢う事が出来ましたので、ご報告をさせて頂きます。

私は男性恐怖症な部分があり、普段は問題なく生活出来るのですが、私の事を異性として見られると、急に恐怖感を覚えて、吐き気や生理的な拒絶反応が出てしまいます。

その原因が全く分からなかったのですが、先日の勉強会で芳乃さんに言われた事が、とても腑に落ちました。

男性を受け入れる事に罪悪感があり、その原因になっているのが、親からの影響でした。でも、まだ若い年令の時なら親は心配するのは当たり前で、いまだにその感覚を採用して来てしまっていました。

パートナーとの愛情表現のひとつでもあり、罪悪感をもつ必要はなくていいし、自分で選んでいいんだ。と思ったら、とても気持ちが楽になりました。

そして以前、私は失恋してずっとそこから抜け出せずにいましたが、やっとその失恋から学ぶべきものを見つけられた時に、今の彼に告白されました。
でもまだ男性恐怖症を克服出来ておらず、彼には友達として傍にいて支えてもらっていました。

そして、芳乃さんのミニセッション？を受けた後に、私は今まで何を怖がっていたのかな？と自分でも不思議に思えました。
その帰りに彼と食事をして、お付き合いをする事に決めました。

彼はどんなに酷い状態の私も、けして見捨てたりする事はなく、ありのままの私を受け止めてくれました。
本当に私の事を大切にしてくれます。本当に…理想の人に巡り会え、今はとても幸せです。

こんな報告を出来る事に、幸せをかみしめています。

ありがとうございます。

M

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M様、改めまして本当によかったですね！

最初の頃の授業では、私がお名前をお呼びしただけで泣いてしまうほど、人に対しての恐怖や抵抗をお持ちになれていらっしゃいましたね。

けれども、ご自身の持つ素晴らしさに気づき、「新しい自分を創る」というアイデンティティを創られ、その後にこうして幸せをつかまれましたこと、私も何よりも嬉しく胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。

今回は、こちらのM様の経験をとおして、セミナーなどにいらっしゃる皆様に対人恐怖症・男性恐怖症克服のプロセスをお話させていただきたいと思います。

先日のセミナーでも皆様をサポートをさせていただきましたアシスタントのM様ですが、これまでは、まさに「対人恐怖症」「男性恐怖症」ということが続いていました。

症状としては、例えば授業中にちょっとしたことを発言する際に緊張して泣いてしまう…（周囲は全員女性です）、言いたいことを言おうと思った瞬間に言葉が出てこなくなる、目を合わせられない、という状態でした。

こうした恐怖症の症状がある場合というのは、現実に今起きていることが怖いのではなく、過去の体験に囚われており、

実際に行動しようとしたときに過去の記憶に引きずられて言葉が出てこない、苦しくなる、ということが起きているんですね。

つまり、今目の前にいる人はあまり関係がなく、これまで怖いことをされてきた、威圧された、怒られた、言葉がつまるほど自由に話せなかった、

そんな今までの人生が積み重なって、今の現実とは全く関係なく自分の「反応」が起き続けてしまっている、という状態です。

ですので、今起きていることを何とかしようとするのではなく、今まで「話せなくなるほど辛かった」ということをまず受け止めてあげることが大切です。

私たちのストレスというのは、心の中に積み重なった経験が元で、それが思考や神経を圧迫し、「今の瞬間に影響を及ぼしている＝今現在の問題を創っている」ということですので、ここを順序立てて見てあげることが重要なんですね。

そうではないと、ストレスがあまりにかかりすぎた状態で何かしようとしても、常に常に過去の記憶に無意識に引っ張られてしまい、「実際に今、何かをしようとしても何もできない」という状態が続いてしまうのです。

M様の場合は、対人恐怖症・男性恐怖症の元になる体験として、厳しく親からしつけられたということが原因となっていました。

何か自由にすれば怒られた。

親が言うとおりにしなければ、怒鳴られる。

いつも完璧であることを要求される。

このように押し殺される世界がすべてだったために、自分が自由に言葉を発することも「怒鳴られるかもしれない」、自分が自由に何かをしたいと思うことも「願っても否定されるかもしれない」という恐怖と結びついてしまっていたんですね。

そして、そのために、何もしていなくても「人が怖い」というほどの強烈なストレスが脳にかかり続けて、「人と話せない」「人を見るだけで泣く」というようなことが起きていたのです。

ですので、まずはM様が持っていた「過去への恐怖」を認め、「もう大丈夫だ」と自分に安全を感じさせることから始めて行ったんですね。

過去と今は違う。もう私は怒られる人から離れても良い。

今は過去のように縛られなくて良い。もう私は親自身や親が思うこととは別の行動をとってもいい。

まずはこんなふうに、怯えて動けなくなってしまっている心の中の自分自身を「もう大丈夫だよ」と繰り返し、優しく言い聞かせてあげることで、少しずつ「過去にしばられているために起きている恐怖」を癒していったのです。

そう、これが「過去と現在の切り分け」なんですね。

こうして過去と現在を切り分けてあげることで、脳は次第に「今は大丈夫、安全なんだ」というように、「自分の中で持ち続けてきた危機や恐怖」を手放すことができるようになります。

このように、今現在起きているストレスと、その問題の根になっている過去の記憶を完全に切り離してあげることで、人はとてもスムーズに恐怖を克服することが可能なのです。