◆変わることの怖さ。それは不幸への依存というより、他の誰かの目を怖がっているのかもしれません | 斎藤芳乃オフィシャルブログ「Mariage School 心の花嫁学校」Powered by Ameba

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いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルカウンセラーの斎藤芳乃です。


昨日ご紹介させていただきましたが、シンデレラ本のご感想をいただいた時に、クライアント様から「変わる恐れがあるかもしれません」というお話をしていただきました。


T様、改めましてありがとうございます。




今回はその続きとして、「変わることの恐れの正体」についてお伝えしていきたいと思います。





◆変わることの怖さ。それは不幸への依存というより、他の誰かの目を怖がっているのかもしれません






私たちは常に心の中で、「自分」という存在を、「私はこういう人間です」という位置づけをしています=セルフイメージ。


これは、例えば両親から「お前はダメな子ね!」と言われながら育ったとしたら、「私はダメな人間なんだな」と思って、その自分が当然になってしまうんですね。



そして、本当にこれは悲劇なのですが、真面目で素直な方ほど、「周囲が自分に対して植え付けたマイナスのイメージ」を鵜呑みにしてしまい、そのまま信じてしまうのです。


私たちは、こうした心の傷を持ちながら大人になっていくため、大人になる頃には、たくさんの苦しい、辛い自分に対するイメージを持つようになっています。



結果、周囲が植え付けたマイナスの自分自身がまるで本当の自分のように思ってしまい、

その上、怖いのが、周囲からのマイナスの目を完全に受け入れてしまい、そのままの自分として生きることを密かに決めてしまうのです。




あまりにもマイナスの目で周囲(両親)から見られるので、自分の中でもマイナスの目で見られることが当然になってしまう。


だから自分も当然、自分のことをマイナスの目で見る。


さらに周囲からも当然、あなたのことをマイナスの目で見られるのが普通になってしまう。




現実というのは互いに引きあいます。


だからこそ、いちど持ってしまった「セルフイメージ」は、あなたの中だけではなく、周囲の人間にも伝わり、「周囲からさらにそのイメージで見られる」そこで固定してしまい、さらにその固定のせいで、私たちは変化することが出来なくなってしまうんですね。



自分の目と他人の目。



それが上手にかみ合ってしまい、「ダメな自分」ということで、強い強い現実を創ってしまうのです。







この悲劇的な引き合いを変えるためには、まず、私たち自身が自分をどのような目で見ているのか、そこから見つけていきましょう。




これは、普段、自分のことを否定している言葉から分かります。



どうせ私なんてもてないから…と否定していたとしたら、もてない自分というイメージを創り上げている。


そして、その現実を固定するかのように、周囲もあなたをそのように見ている。




両方の力学が働いていることを認識してください。



次に、その人が存在しない環境に行きましょう。


無料のホテルのロビーでもデパートでも喫茶店でも、どこでも「安全な場所」を確保してください。


もちろんホテルの一室でも大丈夫です。



これは、シンデレラ本の第1章でも書きましたが、「人は安全な場所にいてからしか、自分を変えることはできない」んです。


だからこそ、自分を脅かす人の目から逃れ、安心できる場所を創り上げましょう。





次に、もしもあなたを脅かす人がいなかったら、あなたはどんな自分ですか?それを考えてみてください。


ここで大切なことは、誰からも侵入されないその安全な時間を「一瞬でも創るようにする」ということです。


いつもいつも安全でいる必要は決してありません。


自分が「本来の自分に戻れる」場所を確保して、そこで本当の自分自身を見つけていくということが重要です。



なぜかというと、他者からマイナスのレッテルを強く植え付けられているとき、人は他者の目を気にして自分で自分のことを「良く思う」ことすら禁止している場合があります。


けれども、その他者がいないときは、私たちは自分のことを自由に感じることができます。


だからこそ、安全な場所を創ってあげるんですね。




ここで誰か(男性)との関係に逃げてももちろんいいのですが、その場合、「自分を逃がしてくれそうな誰でもかまわない人」を選択してしまったりして、

結果的に、その人が不適切な人でも関わってしまう、ということをしがちです。




だからこそ、まず自分の安全は自分で確保してみましょう。






そして「あなたを脅かすあらゆる目」がない環境で、自分自身のことを新しく創造してみてください。




今度は本当のあなた自身を見ていきます。



あなたは本当はどんな素晴らしいところがあるでしょうか?


本当はどんな自分になりたいでしょうか?


そのために、どんな行動を起こしてみたいでしょうか?



「本当はこうしたい」という想いは、誰の心にも存在しています。



夢を叶えられる人と叶えられない人の違いは、こうした想いを自由に感じることができるか、それとも自分に制限をかけてしまうかの差だけです。



だからこそ、自分に自由に感じさせてあげる場所を創り、新しい自分をイメージしてみること…

そして、そのイメージが出来上がったら、そのイメージを大切に育てて上げてください。





私たちの心は、本当はとても自由です。


そして、望む未来というのは、自由なイメージングから生まれます。


決して誰もが誰かの下にいて迎合したいわけではなくて、その人自身として輝きたいと願っているはずです。




あなたが変わったとしても、誰からも責められる必要はありません。


けれども、それと同時に、あなたを見下している人、あなたに嫌なイメージを押しつけてくる人は、あなたが変わることによってあなたから離れていくかもしれません。


それでも大丈夫です。


実は良縁というのは、悪縁が離れてからでなければ得られないものなのです。


本当のあなたにふさわしい、本当のあなたの素晴らしさに見合った人との関係を築いてください。





変わる恐れには、他者の目の恐れ、そして、自分が今までの自分とは違ってしまうことへの不安、今まで自分を嫌だと見なしながらも依存関係を築いてきた人と離れることへの不安、新しい場所や人となじめるか分からない不安、主にこれらが存在していますが、


人は本来、いつでも自由になることもできますし、素敵なあなたになって素敵な人間関係や、新しい人生を築くこともできます。



それは完全にあなた次第です。


あなたも知らないあなたの魅力は、本当はたくさんあなたの中に眠っています。


今、その美しさを解き放ち、シンデレラとしての人生を始めてあげてくださいね。



「変わることへの不安」については、また次々回以降にお話していきたいと思います。





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