■やりたいけれどやっちゃいけない？ーあなたが本当に望む人生をいつまでも手に入れられない３つの理由

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルマリアージュスクールの斎藤芳乃です。

先日、スクールに参加していただいた卒業生の方から、気づきの体験談をいただきました。

Y様、ありがとうございます。

今回は、「今までやりたいと思っていたことが、ようやくできるようになった」というY様からのご報告のメールをご紹介させていただいてから、この「自分のやりたいことができない」という症状について、お話していきたいと思います。

＊＊＊Y様からの体験談＊＊＊

マリアージュスクールで、「やりたいこと」「自分にしてあげること」でしたか、
私は「ヨガ」「着付け」だったのですが、 この度着付けの先生が見つかり、初心者レべルを学ぶことになりました。

ちっちゃい頃から憧れていて、着物を着て背筋を伸ばし、 媚らない優しくて凛としていて色っぽいとっても女性らしい、あの姿をもっと体験したい、感じたい。

テキストでの基本編と、見よう見まねで着てきた浴衣の着方からですが、わくわくです。

買ったけど　禁止してて（なぜだ？） 仕舞い込んでいた本と半幅帯を出しました。

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Y様、貴重な気づきと、そして新しいステージ、おめでとうございます。

本当にやりたいことがあったのに、人はそれを禁止している…とても深い気づきでしたね。

では、なぜ人は、本当にやりたいことを禁止してしまうのでしょうか？

■やりたいけれどやっちゃいけない？ーあなたが本当に望む人生をいつまでも手に入れられない３つの理由

本当にやりたいと心から憧れているけれど、それができない…

そんな時、人の心の中では、さまざまな葛藤が起きています。

実はこの葛藤は、「やりたい」「でもやってはいけない」という相反する感情のぶつかりあいなんですね。

そして、この葛藤の原因となっているのが「私はこれをしてはいけない」という禁止です。

この禁止には、いくつか種類があります。

◇まずは、「自分にはこれをやる価値がない」という禁止です。

本当はやりたいことがあるけれど、私なんて似合わないわ、とか、私なんてどうせ好きなことをやる価値ないから、と、好きだからこそ自分にはそぐわないと思って禁止してしまうんですね。

憧れで綺麗な洋服を買っても、「もったいない」と、ずっと着ないでいる人はこれに当てはまります。

つまり、自分自身が本当にしたいことや憧れていることと、自分が釣り合わないと思い込んでしまっているんですね。

◇次に、「やってどうなるの？意味ないでしょ」という禁止です。

やってからといって、何かを得られるわけでもない。資格を持てるわけでもないし、特に仕事に役に立つわけでもないし…

という人は、自分の人生に喜びを得ること自体を禁止しています。

役に立つことしか意味がない、というふうに思っているんですね。

こういう場合、人生で喜びを感じる時間が極端に少なかったりするのです。

一見効率的に見えますが、それは「社会的に見た効率」なので、「自分の人生をどう喜びを持って生きるか」という基準ではないため、自分の人生を本当に生きているとは言えません。

◇最後に、「好きなことをやってはいけない」と、両親から教えられてきたケースでの禁止です。

この場合、人生で喜びを感じたり、楽しみを感じること、そして自分が自由に行動すること自体を全面的に禁止しています。

あるいは、直接言われたことはなくても、両親がいつも苦しみの中にいて喜びを排除していたり、病気などで伏せっている場合等は、「両親がこんなふうに不幸なのに、自分ばっかり幸せにはなれない」と、無意識的に自分の喜びを禁止する場合があります。

そして、これらのケースはどれも、自己実現や自己達成だけではなく、恋愛においても同じなんですね。

あの人と私はつりあわない、
恋愛なんてするだけ無駄だ、
恋愛したいけれどなんだか周囲を見捨ててしまう罪悪感がある、

こういった恋愛禁止令の中に、人は気づかないうちに自分自身を埋めてしまっているのです。

でも、人生とは本来、幸せに生きるべきものです。

喜びを感じ、１００％あなたがあなたとして幸福になること。

人は自分が心から満足し、豊かな気持ちでいられるとき、その愛を他者にも自然に分かち合うことができます。

これが本来のスピリチュアリティなんですね。

自己犠牲や我慢、偏った価値観は、決してスピリチュアルではありませんし、本当に愛を分かち合いながら生きているとはいえないのです。

自然に自分自身が幸せでいて、そして、それを周囲に分かち合うことができること。

こうしたサイクルが、本来、人から必要とされている愛の形なのです。

だからこそ、ご自身の人生に、喜びと愛を許してあげてください。

あなたは充分、幸せを感じて良いですし、幸せになる価値がある人です。

自分の中に潜んでいる禁止令を見つけ、本当に生きたい人生を生きてください。

そのためには、こうした禁止令をまず見つける事が大切で、次に、「本当はどうしたいのか」と再決断していくことが重要です。

人生はたった一度きり、かけがえのないあなただけのストーリーです。

それを我慢で自己犠牲的な不幸な物語にするのか、幸福でやりたいことに満たされた物語にするのか、それを決めるのはあなた自身なのですから。

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