■あなたが恋愛できない隠された理由ー「恋愛するのが怖い、男性が怖い」

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルマリアージュスクールの斎藤芳乃です。

「恋愛をしたいんだけれど、でも、男性が怖いんです…」
「確かに結婚はしたいんですが、でも、恋愛そのものに恐怖があるんですよね…」

というご相談をよく受けます。

恋愛をしたいけれど、でも怖い、という感情は、実は矛盾しているようで、ごく自然な現象なんですね。

今回は、恋愛恐怖症や男性恐怖症への向き合い方を、とてもシンプルな形でお伝えしていきたいと思います。

■あなたが恋愛できない隠された理由ー「恋愛するのが怖い、男性が怖い」

恋愛や男性が怖い、と感じるとき、二つの恐怖が隠れています。

それは、「未知の存在だから知らないから怖い、未経験だから怖い」という場合と、「過去に酷い経験があるから怖い」という場合です。

○知らないから、何が起こるか分からないから怖い

○知っているから、その経験と重ねてしまって怖い

恋愛への恐怖は、おおまかに分けると、この二つの恐怖にしぼられます。

もちろん、詳細は人によって異なりますが、人は恐怖感を、この二つで感じる事が多いんですね。

過去に辛い体験があった場合は、その過去の傷を癒し、「今は過去と違うんだよ」と分からせてあげることが大切です。

また、知らないから怖いという場合は、自分自身に対して少しずつ知識を入れたり、経験者の話を聞いたりすることで、知らないことを知っていくことが大切です。

けれどもその際に、まず、「怖い」という感情自体に対処しなければなりません。

この恐怖という感情、実は、「怖いからやめて！」というのは、子供がする反応なんです。

正しくは、あなたが子供だという意味ではなく、あなたの中の「幼い子供のような部分が反応してしまっている」んですね。

成熟した大人であるにも関わらず、人は恐怖を感じるとき、一時的に「子供の部分の自分」が出てきます。

幼い頃、無力で何も分からなかったときの状態に、恐怖を感じた瞬間に戻ってしまうんですね。

だからこそ、その恐怖を感じた後にパニックになってしまい、ケンカをしたり、現実で上手に対処出来なかったり、相手に対してめちゃくちゃな態度をしてしまったり、自分でも理解できないような行動をとってしまったり…と、

本来のあなたならばしないようなことが、起きてしまうのです。

けれども、こうした恐怖や、パニックの症状が出てきたとしても、不安になったり、自分を責めたりする必要はありません。

一時的に子供のあなたが出てきているとしたら、その子供のあなたが上手に対処出来なかったとしても、それはごく自然な、仕方の無いことなんですね。

だからこそ、絶対に責めないこと。

困って怯えて分からず混乱している子供を責めても、何の解決にもなりませんし、そのように責めてしまったら、その自分がもっともっと怯えて傷ついてしまいます。

そういう自分が出てきたとしたら、一度深呼吸をして、ゆっくりとその自分に話しかけてあげるようにしてください。

大丈夫だよ、もう怖くないよ。

安心して平気だよ。

今は大丈夫。だからちょっと落ち着こうね。

少しゆっくりして、気持ちを落ち着けてみようか。

大丈夫、ゆっくり自分を取り戻していこう…

優しく、あなたの中の子供に話しかけてあげましょう。

そして、落ち着いて、本来のあなた自身に戻れるようにしていきましょう。

人は、恐怖を感じてしまうと、その時点で自分を止めてしまい、パニックになるからこそ、それ以上前に進んだり、違う行動が出来なくなります。

けれども、このように恐怖に対して対処できるようになれば、いったん落ち着いた後に、違う行動や違う判断をすることができるんですね。

こうして、自分自身を落ち着けて、違う判断が出来るようになれば、冷静に新しいやり方を選択することができます。

これこそが、不幸な人生を変えてくれる鍵になるんですね。