小川充オフィシャルブログ -7ページ目

ESSENTIAL BLUE 第2弾

今日は色々と告知関係を。

まず、ブルーノート『ESSENTIAL BLUE』第2弾で

『The Classic Of Duke Pearson』

『The Classic Of Bobby Hutcherson』

2/28(水)に2枚同時リリースです。


前回の『Modern Luxury』は

ブルーノート音源から

色々なアーティストの色々な曲を選曲したのですが、

今回は夫々Duke PearsonとBobby Hutchersonの

アンソロジー的な内容で選曲しています。



01. CRISTO REDENTOR
02. NEW GIRL
03. DISAPPOROACHMENT
04. LOS MALOS HOMBRES
05. TWO MILE RUN
06. SUDEL
07. XIBABA
08. STORMY
09. SANDALIA DELA
10. CHILI PEPPERS
11. AMANDA
12. BOOK'S BOSSA
13. THE MOANA SURF


01. MONTARA
02. LITTLE B'S POEM
03. MAIDEN VOYAGE
04. EFFI
05. HELLO TO THE WIND
06. GOIN' DOWN SOUTH
07. RAIN EVERY THURSDAY
08. LAUGH,LAUGH AGAIN
09. 8/4 BEAT
10. WRONG OR RIGHT
11. NTU
12. ROSES POSES
13. INNER GLOW


夫々、思い入れの深いアーティストで

なおかつブルーノートにとっても重要な人たちです。

そして、クラブ・ジャズ・シーンでの発掘によって

メインストリームでの再評価に繋がったという側面もあるので

この2人は外せなかったのです。


選曲や曲順も色々と考え

このような形に収まったのですが、

Duke Pearsonの1~3の流れ

Bobby Hutchersonの1~4の流れが

自分でも気に入ってます。


もちろん、どの曲もオススメですが

個人的にはDuke Pearsonの13

Bobby Hutchersonの11でしょうか。

それと、イラストレーターさんに書いていただいたジャケが

かなりお気に入りでもあります。


続いてはWEBサイトCLUB CULTURE JAPAN/PLUG INで

毎月チャートを提供しているので

そちらもバナー登録しました。

(バナーのサイズが合ってなくて切れてしまってるので

また調整してみます)



それと、同サイト内で

日本一遅い ! ? 年間ベスト2006 という特集があり

そちらにも参加してます。

2006年で一番よく聴いたアルバムというテーマで

総勢50名のアーティストの方々に混じり

僕も選ばさせていただいてますので

是非チェックしてみて下さい。

Karizma / A Mind Of Its Ownのライナーを書き終えて

今、やっと書き上げました。

Karizmaのアルバム

『A Mind Of Its Own』のライナーを。



日本盤CDはヴィレッジ・アゲインさんから3/21に発売。

なお、日本盤はボーナス・トラック2曲入りで

しかも、それがまたいいときてるからお勧めです。


18:00頃から書き始めて、

終わったのが明け方5:00近くだから

延々と11時間も書き続けていたのですね。

でも、それを忘れるくらいに没頭したライナーでした。


書いた文字数は約8000字。

400字の原稿用紙にして20枚分。

本当はライナーというのは

もっとコンパクトにするべきなのでしょうが

でも、書かずにはいられなかったというか。

久々に自分から書きたいと思った1枚でした。


去年だとSleep Walkerと沖野修也さんのアルバムが

自分としても特に力が入り、

書き終えた達成感のあったライナーだったのですが、

それでいくと今年はまずこのアルバムですね。

(もちろん、他のも全て真剣に書いてますよ)


今回のライナーは

いつになく個人的な感情が出てしまいました。

感情とはちょっと違いますか、

日頃感じていたことですね。

僕はこの音楽シーンの現状に対し、

例え不満を感じたとしても

あまりそれを出さないようにしています。

物事のネガティヴな面をつつくのではなく

なるべくポジティヴな面を引き出し、

伸ばしたいと思うからです。


でも、今回このアルバムを聴いたら

そうした不満というか

もどかしさというか

喉のつかえが一気に落ちました。

そうだ、これが自分の今一番欲していた音なのだと。

だから、それを伝えたいために、

結果として現状に対し

ちょっと辛辣なことも書いています。

どうか、愛のムチだと思ってください(笑)。


でも、音楽評論というのが

いつの間にかレコード会社やアーティストの

太鼓持ちのようになってしまっている現在。

仲良し小良しで

感想文レベルの論評。

それ、評論家じゃないですよね。

宣伝担当です。


今、音楽ジャーナリズムに

批評性は存在しているのでしょうか?

公平性は存在しているのでしょうか?


かつての音楽雑誌にしても

ライナーノートにしても

時にボロクソにけなしたりする記事がありました。

それでアーティストと論争になったりして

またアーティストはそうした批評に対し

音楽で答を出したりしたものです。

音楽ジャーナリズムには

もっと骨があったと思うのです。


もちろん、

何でもかんでもこきおろせばいい

ということではありません。

基本的に僕は

そうしたくはないです。

だから短所には目をつむり

長所を誉める文章を書きます。


でも、それは批評という目を通した上での話。

音楽というものの文化性、芸術性

大袈裟ですけど社会性を鑑み

その上で誉めるなり

時に苦言を呈したりするのです。


もちろん、現在でも気概を持って

音楽ジャーナリズムの仕事に取り組み

素晴らしい記事を書いてらっしゃる方はいます。

ただ、そうじゃないケースを目にすることが多いし

そんな文章しか読めない音楽ファンが

あまりにも可哀想だと思うのです。


また、これは自分自身への問い掛けでもあり

僕自身が音楽評論をする上において

一番に考えなければいけない点でもあると思います。


戦後の日本の庶民生活を支えた

『暮らしの手帖』の編集長

故花森安治さんは

徹底した編集の人でした。


新商品を紹介する際、

例え大手メーカーのものでも

徹底したテストを行い

本当に実用的なものかどうかを確かめる。


編集長をやっていれば

当然顔が広くなるのですが、

でもそうした人達と必要以上に

呑みにいったりとかお付き合いをしない。


それは編集の仕事に

私情や付き合いといったものを

持ち込まないようにした為です。

あるのは、ただ

庶民、生活者の目線でした。


僕はこの花森さんの姿勢を

自分が物を書く上で

いつも心掛けたいと思います。


そう言えば

Karizmaのアルバムの内容について

ほとんど触れてませんね(笑)。


内容はライナーに

嫌というくらい書き綴りましたので

ここでは長くは語りません。

一言二言で言えば、

今のクラブ・ミュージックが失いかけている何か

僕はライナーでそれを初期衝動性ととらえているのですが

その何かを久々に感じさせてくれたアルバムです。


そして、驚くべきことに全てインストです。

普通、今のダンス系だと

大体は歌ものを幾つか入れるのですが

彼の頭には歌もの入れて売ろうとか

そんなことは一切無かったようです。

う~ん、潔い。

男ですね。

もう、そろそろ寝ないと・・・

今日は(いや、もう昨日ですか)

色々と忙しい一日でした。


まず、ドイツのJazzanovaやKarmaの知り合いの映像作家で

Defconという名前で音楽制作もしている

Philipp WohllebenとJensのコンビが

来年の映画祭出品に向け

『Breaks』という映画を作っているのですが、

これの出演依頼があり

昼間に撮りを行いました。


出演依頼と言うと大袈裟ですが、

まあ自宅でインタヴューを受けながら

レコード・コレクションを見せるというもの。

世界中のDJやプロデューサーで

レコード・コレクション自慢の人たちに

レコード・ハンティングにまつわる話とか

何がレコードに駆り立てるのか

そんな話を断片的にまとめる

ドキュメンタリー・フィルムなのです。


僕以外では既に

Jazzanova

Peanut Butter Wolf

Egon

Cold Cut

Monk One

Ian Wright

AG (AG &Show Biz)

Kon & Amir

DJ Hype

といったところのインタヴューを撮ったそうです。


他の日本のDJも何名か紹介したので

色々とお馴染みの方も登場するかも。

でも、全て英語でインタヴューを受けたのですが

僕のブロークン・イングリッシュで

大丈夫だったのかな~?


その後はJZ Bratで行われた

フラワー・レコーズの高宮永徹さん・理絵さんの

ウェディング・パーティーに出席。


とりあえず人、人、人で

ジャズ~ハウス~レゲエの

主だったDJやシンガー、ミュージシャン

レコード会社、クラブ関係者などが一杯でした。

久々に会う人も多く

色々と近況報告などを。


JZなので当然ライヴ有りで

Little Big Beeと

Reggae Disco Rockersの混成バンド

+ピアニカ前田さん

をバックに

有坂美香さん

arvin homma ayaちゃん

リクルマイさん

Asa Festoonさん

akikoさん・・・

と豪華歌姫の競演も。


ちなみに幹事は

須永辰緒さんで

(辰緒さん仕切りのビンゴ大会もあり)

乾杯の音頭は

DJ Noriさんでした。


これだけ大勢の人がお祝いに駆けつけて

(わざわざ沖縄から

クラブ「ピンクサロン」の前田さんも来てました)

色々なアーティストがお祝いの

歌を歌ってくれるなんて、

やはり高宮さんの人望の厚さと言うか

人柄なんでしょうね。

よい結婚パーティーでした。

ほんと、おめでとうございます。


その後帰ってからは

色々と原稿やら何やらで

気がつくともうこんな時間です。

先日、原稿の依頼が集中して大変と書きましたが

それから更に3本ほど依頼があり

もう連日連夜

締め切りとの戦いが続いています。


そして、新しくSwing Journal誌の連載も

開始させていただくことになりました。

今までのクラブ系音楽誌とは違いますが

でも、若いジャズ・ファンに向けて書いて欲しいと

編集長の三森さんから依頼されており

自分としても若い人に

ジャズをどんどん聴いてもらいたいなと

そんな連載に出来ればと思っています。


・・・・・・・

いや、もう寝ないとまずいな。

それではこのあたりで。

最近の執筆状況

ここのところ原稿の依頼が多くて

次から次へと切れ目なく書いてます。

締め切りに次ぐ締め切りで

一つ原稿を終えるか終えないかというところで

次の執筆依頼が舞い込むという状況です。

もちろん、DMRの仕事以外にです。

執筆のお話をいただくのは

ありがたいことではあるのですが、

でも、さすがに少々疲れ気味です・・・。


自分でも何をいつまでにやらないといけないか、

時々分からなくなりそうなこともあるので

ちょっと頭の中の整理をつける意味で

最近手掛けたもの、

もしくはこれから早急に仕上げないといけないものを

以下にざっと挙げてみます。


ライナーノートでは

The Juju Orchestra / Bossa Nova Is Not A Crime (インパートメント)

The Hi-Fly Orchestra / Samboogaloo (インパートメント)

Jazz Juice / 52nd Street (トイズ・ファクトリー)

Buscemi / Retro Nuevo (ランブリング・レコーズ)

Karizma / A Mind Of Its Own (ヴィレッジ・アゲイン)

Nils Krogh / タイトル未定 (ヴィレッジ・アゲイン)

Ian O'brien / Gigantic Days (スパイラル・レコーズ)

Jaz'presso / .jp (インセンス・レコーズ)


PR原稿として

Makai / Stay True (ゲート・レコーズ)


Jazzycat Magで

Ambrozia / Lifetime (コナミデジタルエンタテイメント)


remix誌で

Jazztronikインタヴュー

和ジャズ特集 ディスク・レヴュー

などです。


The Juju OrchestraとMakaiは

ちょうど発売されたばかりです。

Jazz Juiceは日本盤ボーナス・トラックとして

DJ Kawasakiによるリミックスも収録。

Ian O'brienの『Gigantic Days』は

99年にPeacefrogからリリースされたあの名盤のリイシューです。

Karizmaはブログでプッシュしたせいもあってか(?)

書かせていただくことになりました。


そして、『Jazz Next Standard』第3弾

『ハード・バップ~モード』の選盤もようやく終了。

今回は全部で約350枚を取り上げるのですが、

でもこれからの執筆作業が大変です。

予定では3月中に仕上げたいところですが、

う~ん、大丈夫かな?

確定申告もやらないといけないし・・・。


そんなこんなで

休みもままならないのですが

先日の連休は無理矢理、半日ほどスケジュールを空けて

美容院に行ったり

地方から上京していた友達に会ってお茶をしたり

束の間の休息を取りました。


行き付けの美容院では

美容師さんが頭をマッサージしてくれて一言

「頭皮がすごく凝ってますよ」

そう言えば10日ほど前、

朝起きたらいきなり右の白目の部分が内出血していて

どうやら結膜下出血のよう。

出血はだいぶ引いたのですが、

これも頭の疲れによるものなのかも。


その後、表参道のラルフ・ローレンに。

春物の新作を見に行って

ジャケットやパンツ、シャツなどを買ったのですが、

ちょうど秋冬物のセールもやってました。

人込みが好きじゃない僕は

基本的にセールは行かないのですが

さすがはラルフだけあって

セールと言えどもワサワサはしてません。


で、ついでにセール品も見ていたら

昨年から気になっていた

ブラック・ラベルの黒鹿皮スエードのトレンチ・コートが。

前に試着したらサイズも恐ろしいくらいピッタリ

でも予算が・・・ということで買えなかった1品です。

セールとは言え、元々が高いものなので悩むところですが

でも、これを逃したらこの手のタイプの服って

次はいつコレクションに登場するか分からないし、

一生ものだしと自分を納得させて

遂に決心して買いました !


ですが、今年の冬は暖冬なので

これから着る機会はあまり多くはなさそう・・・。

まあ、次の冬に着る楽しみが増えたからいいかな?

アルト・サックスのハシゴ <その2>

丸の内のコットン・クラブから

南青山のブルーノートへ。

67才のGary Bartzのステージの次は

47才のKenny Garrettのステージです。

何とか21:30の2ndステージに間に合いました。


同じアルト・サックス奏者ですが、

老獪という言葉が似合いそうなBartzに対し

Garrettは今、一番演奏者として脂が乗り切っている状態。

音楽に対するストイックな姿勢は

Coltraneのそれに通じるものでもあります。


最新作『Beyond The Wall』では

Pharoah Sanders

Bobby Hutcherson

という御大2人の参加が話題を集めましたが

残念ながら今回のツアーには同行せず。

そりゃそうですよね。

ギャラがとんでもないことになるのは当然ですが、

2人が来てしまったら

Garrettの公演じゃなくなってしまいますからね(笑)。

Hutchersonは今月末にSF Jazz Collectiveでブルーノートに来ますが)


今回のメンバーは

Benito Gonzalez(p)

Nat Reeves(b)

Jamire Williams(ds)

という面々。


Nat ReevesはGarrettと何度かやっていて

Harold Mabernのトリオのメンバーでもあります。

即ち矢野沙織さんのアルバムで

バックも務めていたのです。

日本通で知られるGarrettですが

Reevesもそうした点では日本と馴染み深い人。


Benito Gonzalesはヴェネズエラ出身で

元々はラテン・バンドで弾いていたのですが

McCoy TynerとChick Coreaを聴いて

ジャズの道に入ってきた人物。

04年にソロ・アルバムもリリースしていて

Christian McBridgeとも共演してます。

Garrettのバンドには昨年頃から加わっているようです。


Jamire Williamsは

僕は全く知らない人でした。

聞けば、何とまだ22才ということです。

(巨大なドレッド・ヘアーが印象的)

Jacky Terrassonとも共演経験があるようですが

この若さなので当然ジャズだけじゃなく

色々なクラブ・ミュージックも好きみたい。

案の上、彼のMyspaceを覗いてみたら

Waajeed

J Dilla

Lupe Fiasco

等がFriends登録してました。

今回初めて演奏を見たのですが、

この人、要要要チェックですよ。


ステージですが

Calling」

Beyond The Wall」と

最新アルバムの冒頭の2曲でスタート。

バンド・メンバーが全体に若いということもあってか

もう最初からグイグイ飛ばしていきます。

Garrettも上下に振り子のように体を振って

アグレッシヴに吹きまくりです。

観客も含めて

もう音に皆でガッと集中する

そのパワーは凄いものがあります。


1曲1曲がとても長い演奏で

Calling」では後半に

Williamsのドラムとの掛け合いが。

これが凄い。

Garrettが若いWilliamsを挑発し、

Williamsも決して臆することなく

Garrettに食らい付いていくのです。

もう根競べともいうべきバトルが

延々と5分くらい続いていたのではないでしょうか。


Williamsは全身を使ってダイナミックに叩くドラマーで

ジャズだけでなくロックや他の音楽の要素も感じさせる超攻撃派。

顔を歪めて

体をのけぞらせて

もうヘロヘロな感じなのですが、

でも、この鬼気迫るドラムによって

Garrettの闘争心に火がついたことは確か。

どちらかがぶっ倒れるまでやる、

そんな感じに僕の目には映りました。


ひとしきりスピリチュアル系の演奏が続いた後は

Garrettのオハコでもある日本と韓国の歌メドレー。

「赤とんぼ」

「アリラン」

「翼をください」

とピアノの伴奏のみで演奏。

激しい演奏の後、

しみじみと心に染み入るこんな演奏をやられたら

もう脱帽するしかないでしょう。


最後は「Happy People」。

これが超ファンキーな感じで

Gonzalezはアコースティック・ピアノからローズに変え

ガンガンに弾きまくり。

力漲る演奏というか、

この人はこうしたファンキーでソウルフルな演奏が

一番合ってそうな気が。


Garrettもコルグのシンセとアルトを併用し

そしてアルトにはエフェクターをバリバリに掛け

もうかなりイってる演奏。

そしてGonzalezがステージを降り、

Reevesもステージを降り、

残ったGarrettとWilliamsで

またもやバトルが・・・。

バトルが終わってWilliamsが降りた後、

1人残ったGarrettのアルト・ソロで幕。

もう、壮絶としか言いようのないステージでした。


Gary Bartz

Kenny Garrett

同じアルト・サックスでも

夫々違った良さがあって、

う~ん、久々に素晴らしいものを観た

そんな1日でした。


アルト・サックスのハシゴ <その1>

ここのところ忙しくて

なかなかブログが更新できません。

すみません。

でも、これだけは書かないと

ということで、

2/5に行ったライヴの模様を。


まず、丸の内のコットン・クラブでGary Bartz。

初日の1stステージで、

19:00開演でした。

アルト&ソプラノ・サックスのBartzを中心とするカルテット編成プラス、

ヴァイブの神童と評される若手注目プレーヤー

Stefon Harrisが加わった5人でのステージ。


いきなりメンバーがマスカレードをしての登場で、

Bartzがマスカレードを外すと、

その下にはさらに小さなマスカレードが。

なかなか笑わせてくれます。


1曲目「Nommo」では

最初はアルトを吹かず、

まず歌から。

レイジーなブルースで、

上手くはないんだけど

飄々と歌うBartzの歌って

何とも言えない味があります。


1940年生まれだから

今67才ということになるのですが

全然そんな風には見えないです。

ちょい悪オヤジってのは

こういう人のことを言うんだろうな~。


で、そんなリラックス・ムードで始まったのですが、

2曲目「Soulstice」からは

さすがアルトのColtraneと言われた

熱いモーダル・ジャズを披露。

ラテン・タッチの曲もやってて

これは「Mae Velha」というナンバーらしい。

この辺りの曲は最近のアルバムから演奏しているようですが

どれもいい。

昔の旧譜ばかりで、

最近のGary Bartzのアルバムは

全然チェックしていなかったので

これは早速探さないとという感じです。

(でも、OYOという自主レーベルからのリリースで

どうやら日本のサイトでは売っていない模様・・・)


静かなバラード風の出だしから、

激情のアフロ・ジャズへと展開する「Ogunde」などは

その静と動の対比が素晴らしく

今も現役バリバリのプレーヤーであることを

改めて印象づけてくれました。

この年になると

スタンダードばっかりやって

半分隠居してるんだかよく分からない

お爺さんプレーヤーが多いのですが

やっぱBartzは違った。


ヴァイブのStefon Harrisは、

Wynton Marsalisの楽団出身で

ブルーノートからもリーダー作を出しているプレーヤー。

Bobby Hutchersonに近い新主流派タイプかも知れないですが

音色はもっと明るくて肉感的。

よりバピッシュな演奏で、

何と言ってもとてもエネルギッシュでフレッシュ。

現在34才ということなので

今後ますます楽しみなプレーヤーの1人です。

昨年10月に新作を出してるそうなので

これも早速チェックせねばです。


あと、気になったのはピアノのBarney McCall。

白人で、ちょっと見Paul McCartney風。

オーストラリア出身で

現在はNY在住の31才。

最近のBartzのアルバムで

ずっと弾いているプレーヤーです。

今回もほとんど楽譜を見ずにプレイしてました。

アコースティック・ピアノとフェンダー・ローズを弾き分け、

モーダルなプレイから

ソウルフルな演奏まで

幅広く出来る人のようです。


色々なプレーヤーとも共演していて

Bartz以外だと

Kenny Garrett

Andy Bey

Billy Harper

Roy Ayers

等とやってるそう。

皆、僕の好きな人達ばかりじゃないですか。


ヴェテランばかりじゃなく

Kurt Rosenwinkel

Charlie Hunter

N’dea Davenport

等ともやっていて

あのGroove Collectiveに参加してたことも。

今回一緒に来たStefon Harrisともやってたことがあるそうです。
こりゃ、どうりでいいわけです。


それと、作曲家としても才能がある人のようで

Robert De Niro主演の映画『Hide And Seek』の

サントラも手掛けたそうですよ。

リーダー作も数枚出してるようで

益々要チェックな人物です。


そんなこんなで、

約1時間半のステージは終了して20:30。

でも、今日はゆっくりしてられません。

というのは、この次に南青山のブルーノートで

もう1つ別の公演があるからです。


クラブのハシゴはしょっちゅうですが、

ジャズ・クラブのハシゴはあまり経験が無いですね。

しかも、この後は

Bartzと同じアルト奏者で

やはりコルトレーンの強い影響を受けた

Kenny Garrettです。

しかも、両者ともMilesのバンドにも在籍してたのです。

何だか奇遇ですね。

この夜はさしずめ

アルト・サックスのハシゴでしょうか。

さらに、前述のBarney McCallは

Garrettとともやったことがあると言うし・・・。


Kenny Garrettの公演の模様は

このブログの

アルト・サックスのハシゴ <その2>で紹介します。


さて、最後に気になったことを1つ。

70年代のBartzって

バリバリのアフロ・ヘアにヒゲで

もう本当に黒人中の黒人って感じだったのですが

この日観たBartzは

ずっと帽子を被ってて

顔全体がよく見えなかったせいもありますが

やけに白っぽく見えたのです。

赤く酒焼けした白人のオッサンみたいな感じで。

あれ、もっと黒かったのではと思ったのですが、

どうなんでしょうか・・・。

まさかMichael Jacksonみたいに

脱色してるなんてことないですよね?

2007年の注目アーティスト

新年明けの1月は

新譜のリリースが毎年少ないものなのですが

ここにきて徐々に増えてきました。

4 Heroの『Play With The Changes』はCDではリリースされていて

もうすぐアナログ盤も出ますが、

これはもう色々なところで取り上げられているので

僕が改めて書く必要も無いでしょう。

素晴らしいアルバムです。


今回取り上げるのは

Karizma。

ハウスを聴いている人ならよく御存知でしょうが

元Basement Boysクルーです。

そのKarizmaの1stソロ・アルバム

『Mind Of It's Own』が間もなくリリースされます。


このKarizma

もちろん昔から知ってましたが

正直言ってUSハウサーの1人

程度の認識しかありませんでした。

でも昨年位から

何故かジャズ / クロスオーヴァー方面で

一気に株が上昇してきているのです。


Gilles Petersonが彼の

「Twist This」

「The Damn Thing」を

猛烈に大プッシュしてかけまくったことにより

注目度が一気にアップしたというのがあります。

僕もGillesのプレイで

あ、これは凄いなと気付いたのです。

他にもBenji B

Bugz In The Attic

Mad Mattsなど

色々なDJがこぞってかけています。


一時はGillesのBrownswoodからリリースか?

なんて噂も囁かれていましたが

最終的にUKのR2からリリースが決まり

アルバムは3月の予定です。

それに先駆け

12インチが今週DMRにも入荷しました。




噂の「The Damn Thing」と

「Tech This Out Pt. 2」がカップリングされています。

「Twist This」は入っていないので

アルバムで聴けるのでしょう。


「The Damn Thing」は

久々にカッコいいなと思える曲です。

BPM120位のビートはハウスではなく

アフロっぽいブレイクビーツ。

JB風の掛け声もサンプリングされていて

ちょっとハードコア・ブレイクビーツっぽくもあります。

ブーツィーなベース・ラインには

ブロークンビーツからのエッセンスも。

上もののピアノはラテン・ジャズ的。

ちょっとT-Coyの「Carino」(と言っても誰も知らないか)

もしくはJazztronikの「Samurai」を彷彿とさせる

エキゾティックな感じです。

そして後半から入るシンセ・シークエンスは

Aztec Mysticの「Knights Of The Jaguar」風。


言ってみれば

アフロ+ラテン+ジャズ+ブレイクビーツ+ブロークンビーツ+テクノの

クロスオーヴァー・サウンドなのです。

そして全体を覆う荒々しさと

一方でピアノの覚醒的な味わい

シンセの耽美的な味わいがゴチャ混ぜになった

不思議なナンバーです。

ダンス・ミュージックとしての

カッティング・エッジな生命線も息衝いていて

ほんと、こういうのを待っていた~

という曲なのです。


「Tech This Out Pt. 2」はもっとテクノ~ハウス寄りですが

これもドラムとキーボードは生演奏の

Carl Craig的なテック・ジャズです。

「Twist This」は更に凄まじい曲ですが

この12インチには入っていないので

アルバムが出た時にでもまた紹介しましょう。


とにかく今年一番の注目株

Karizmaです。

現段階で断言してもいいですが

アルバムなり12インチなり、

2007年のベスト10に必ず入るのでは?


それからMad MattsのRaw Fusionとも

契約を結んだという情報もあり、

Simbadの「Soul Fever」のリミックスをやったり

12インチを出す予定も。

これまた見逃せない !


この他にも色々と面白いプロモが届いているので

またボチボチと紹介していきたいと思います。

遅ればせながら

ブログを読んで下さっている方から

CD出たのにブログにアップされてないよという御指摘をいただき

遅ればせながら告知させていただきます(笑)。


選曲・監修を務めたブルーノートのコンピです。



エッセンシャル・ブルー-モダン・ラグジュアリー-

ついでにESSENTIAL BLUE のHPも。


自分的には本を書き終えた時、

選曲をして、ライナーを書き終えた時点で

それらの仕事はある意味で完結しているので、

本にしてもCDにしても

実際にそれを店頭に見にいくことはまず無いのですが、

今回も当然見に行ってません(笑)。

ディスプレイとかどんな感じなのでしょうね~。


内容はと言えば、

もうジャズです(笑)。

でも、いわゆるスタンダード集ではありません。

今までのジャズ名盤集のようなコンピでは

あまり取り上げられていない曲が多いと思います。

でも、ブルーノートの本質(エッセンシャル)に

自分なりに迫ることが出来たのではないかな

と思っている次第です。


ブルーノートの本質

それは語れば語り尽くせないもので

今回は止めておきます(笑)。

この後、Club Asiaで行われる

瀧澤賢太郎君のリリパに行かなければならないので(笑)。

昨日も沖野さんのリリパがありと、

今週末は色々忙しかったりするのですよ(笑)。

で、その替わりに1つだけ

ブルーノートの本質を示唆してくれるようなお話を。


ブルーノートの創始者アルフレッド・ライオンは、

ドイツで生まれ

ジャズの魅力の虜になり

レコードを集め始めます。

でも、その当時のドイツには

まだジャズのレコードが少なく

そこで自分でお金を貯めて

本場ニューヨークまで

レコード・ハンティングに出掛けるのです。

彼が20才そこそこの話です。


ドイツに戻ってもジャズへの情熱は捨て切れず

貿易関係の仕事をしていたのですが

何とか都合をつけて再度NYに渡ります。

ジャズ・クラブに出入りするようにもなり、

とある感動的なギグを目の当たりにしたライオンは

「この素晴らしい音楽を記録に残さなくては」と考え、

その2週間後になけなしのお金をはたいて録音を行うのです。

このレコードがブルーノート第1号だったのです。


その当時のライオン(30才)には

お金もなく

コネもなく

レコーディングの知識もなく

もちろん会社経営なんて考えは

これっぽっちもありませんでした。


言ってみればズブの素人です。

趣味の延長です。

でも、誰だって最初は素人です。

趣味だからこそ

私利私欲を捨てて

とことん追求出来るものもある訳です。

そして、ブルーノートは言うまでもなく

世界一のジャズ・レーベルとなりました。


自分は何の知識もないから

経験がないから

コネもないからと

やる前から諦めている人

いませんか?


当たり前です。

誰だって最初は何もないんです。

でも、多くのインディ・レーベルの創始者は

皆最初は素人でした。

ヴァージンのリチャード・ブランソンもそうです。


別にお金儲けの為に起業せよ

なんてことを言っているのではありません。

ただ、何かに対するひたむきな情熱があれば

とりあえずは何とかスタートは出来る。

必要なものはあとから揃えればいいじゃないか

ということです。


僕はブルーノートの原点

そして本質とは、
こんなアルフレド・ライオンの

ひたむきな情熱にあったのだと思っています。

クロスオーヴァー3原則

来月放送用のUSENのミックス音源を制作していたのですが

久々にOrganLanguageをかけました。



Organ Language EP1


これは今から6年前の作品。

CALMが様々なミュージシャンとセッションし、

多様なリズムを展開したユニット、

それがOrganLanguageなのです。

吉澤はじめさんも参加してますね。


この時のリリパは新宿時代のLiquid Roomで行われたのですが

今も鮮明に思い出されるくらい、

素晴らしいステージでした。

演奏者のテンションや熱気がビシバシ伝わってきて、

またどこから何が飛び出すかわからないスリルと緊張感もあり、

いい意味で殺気の感じられるステージでした。


さて、何で今回この曲を使ったのかというと、

前回のブログでも書いたのですが

マイ・ブームのアフロをモチーフとした選曲パートがあり、

その流れで繋がったことと、

自分の中で『クロスオーヴァー』

という言葉を考え直していて

そんな中から閃いたからです。


この先、ちょっと長くなりますので、

興味のある人だけお付き合い下さい。

今回は音楽理論についてです。


今月末に出るremix誌でクロスオーヴァー特集があり、

クロスオーヴァーの定義について寄稿しています。

そこで『クロスオーヴァー3原則』

というものを自分なりに立てています。

そもそも1970年代前半にこのネーミングは登場していますが、

その頃の音楽界の状況と

現在の音楽界の状況を比較した上で、

次のように定義しています。

1) 音楽の融合が行われていること

2) 新しいものであること

3) 一般化されたものであること


補足説明しますが

1)の融合は主にジャズを媒介とします。

ジャズ自体が様々な音楽的要素から進化してきた音楽であり、

またそうした融合を可能とする豊潤なリズムや楽器編成があるからです。


2)が一番肝心ですが

その融合は新しい価値観を引き起こすものでなくてはなりません。

つまり単純にパーツ、パーツの組み合わせではなく

その交配によってどこにもジャンル分け出来ない音楽が生み出されること

それがクロスオーヴァーなのです。

逆に言えば今までの言葉では定義付けられないような音楽が

クロスオーヴァーということになります。


3)の一般化。

これは難解な実験に終わるのではなく

リスナーに分かるものでなくてはなりません。

しかし、ポピュラー化という訳ではありません。

あくまでも実験性が無ければ単なるポップスです。

OrganLanguageの例にならえば

実験的でありつつも

ダンス・ミュージックであるという一般化が為されている訳です。


翻って現在

クロスオーヴァーという言葉をよく見掛けます。

猫も杓子もクロスオーヴァー

そんな状況です。

しかし、この3原則を全て兼ね備えたものは

一体どれくらいあるのでしょう?

何だかカッコいいから

流行ってそうだから

そんな感じでクロスオーヴァーと言ってる音楽

多くないですか?


僕から言わせると

それ、ハウスじゃない

テクノじゃない

ヒップホップじゃない

ポップスじゃない

そういったのが多いのです。

それは単純にハウス、テクノ、ヒップホップ、ポップス

と言えばいい話だと思うのです。


ジャズにしても色んなネーミングがあります。

ニュー・ジャズ、クラブ・ジャズ、生音ジャズ・・・。

僕も便宜的にこれらのネーミングを使ってますが、

逆に色々あり過ぎて

時に本質を分からなくしてしまっていることも感じます。

クロスオーヴァーって無理矢理こじつけてるものもありますが

クロスオーヴァー3原則から言うと

ジャズ=クロスオーヴァーでもありません。

そうしたジャズはシンプルにジャズと言えばいいと思うのです。

(クラブ・ジャズについては沖野修也さんが現在本を執筆中なので

そこで何らかの定義付けが為されることと思いますが

ジャズとクラブ・ジャズの間には境界線が存在します)


僕もついつい

便利なのでクロスオーヴァーという言葉を使いますが

今回この3原則を作ってみて

クロスオーヴァーって音楽は

とてもハードルが高いものなのだなと思いました。

本当にクロスオーヴァーというものを目指す音楽家は

ちょっとやそっとじゃ曲は作れないと思います。


ただ、こうしたネーミングを解析する意味とは

別に音楽のジャンル分けをすることではなく

その音楽の本質をリスナーに分かり易くすることだと思います。

そして、たまたまクロスオーヴァーの定義付けをしてみて思ったのは

これっていい音楽の条件じゃないか

ってことです。


この3原則を備えていれば、

恐らくそれは10年後、20年後に聴いても

全然古くなっていないでしょう。


僕の大好きなアーティストに

ブラジルのAzymuthがあります。

Azymuthはこの3原則に見事に当てはまります。

だから、1970年代に作られたAzymuthの作品も

僕にとっては今だもって新鮮な訳です。


そう言えば、

僕のブログの括り

CROSSOVER JAZZ

でしたね・・・。

Jazztronica !! 『ESSENTIAL BLUE』リリース・パーティー

昨日はThe Roomで「Jazztronica !!」

前に告知したように

ブルーノートのコンピ

『ESSENTIAL BLUE - Modern Luxury』発売にちなんで

野崎良太氏、沖野修也氏と3人で

トークショーをやったのでした。



お客さんにも来ていただいて

ひとまず無事に終了しました。

でも、こうした生のトークショーって

普段やり慣れていないから

DJより全然緊張しますね(笑)。

最初、マイクの電源がOFFのままで話し出す、

というお約束をやってしまいましたし。

(別にネタじゃありませんから)


でも、野崎君や沖野さんのブルーノートとの出会い

ブルーノート観も聴けて、

僕的にも非常に楽しかったです。

2人とも日頃から親しくさせて頂いているわけですが

こういった場が無い限り

改めて「ブルーノートとは・・・」

なんて話はしないですからね。

野崎君による

レコード・ジャケットに見るHorace Silverの変遷論(?)

なんてのも聴けて面白かったですよ。


で、トークショーが20時30過ぎから40分程やって

でもまだ21時30前。

「Jazztronica !!」は長いのです。

トークショーの後は野崎君が旧譜メインでDJ。

ブルーノート企画にちなんで

ブルーノート音源を一杯かけてました。

DJブースにはトークショーの為、

レコード・ジャケをお客さんが見られるように細工が施されていて

かかっている曲が一目でわかる仕組み。

昔のジャズ喫茶的なんですが

これはいいアイデアですね。


その後は沖野さん。

どうやら『United Legends』のリミックス企画が動き始めているようですが

Clara Hillが歌った「If It Is Love」の

Pirahnahead自身が手を加えた別ヴァージョンをプレイしてました。

これがパーカッションを前面に出したオーガニックな味わいで

非常に良かったです。


その後は僕。

『Jazztronica !!』で回す時は

いつも生音多めを意識しているのですが

昨日は今までにも増して多かったかな。

特にアフロ系の音が多めになったのですが

僕の今個人的なマイ・ブームとなりつつあるのが

フォークとアフロなのです。


どちらもかつてもてはやされた時期がありましたが、

それが過ぎたら皆さっと離れてしまい

今あまり注目している人はいないでしょう。

でも、僕は昔から人が注目しないことに注目するタチで

去年くらいからフォークとアフロがまた来るんじゃないかな

と思っていたのです。

実際、そうした兆候は

ところどころで見たりしているのですが・・・。


まあ、アフロと言っても

ジャズ、ファンク、ソウル、ロック、ラテン、ブラジリアン、レゲエと

幅広いジャンルと交わっているものなので

アフロをテーマにこうしたジャンルの縦断をするのが

DJの楽しみでもあったりするのです。


昨日はJazztronikでもパーカッションを叩いている中里さんも参戦し、

そして野崎君や沖野さんまでもが

DJに合わせてパーカッションで

フリー・ジャム・セッションと凄いことになり

アフロものが一段と映えたのではないでしょうか。

でも、遊びに来てくれた友人が

「ブルーノートと聞いて来たけど、

かかってるのはアフロじゃない(笑)」

なんて言ってましたけど。


その後もパーティーは続き

明け方は最近の「Jazztronica !!」の定番コースである

ブギー・ソウルのバック・トゥー・バック締め。

僕もブギー・ソウルは昔から大好きで

普段もパーティーの最後はこの手のナンバーで

クール・ダウンさせていく流れを作るようにしているので

本当にパーティーらしい終わりと言えるのではないでしょうか。

ということで、20時から翌6時まで

長く楽しい一夜が終わったのでした。

皆さん、お疲れ様でした。