2007年の注目アーティスト
新年明けの1月は
新譜のリリースが毎年少ないものなのですが
ここにきて徐々に増えてきました。
4 Heroの『Play With The Changes』はCDではリリースされていて
もうすぐアナログ盤も出ますが、
これはもう色々なところで取り上げられているので
僕が改めて書く必要も無いでしょう。
素晴らしいアルバムです。
今回取り上げるのは
Karizma。
ハウスを聴いている人ならよく御存知でしょうが
元Basement Boysクルーです。
そのKarizmaの1stソロ・アルバム
『Mind Of It's Own』が間もなくリリースされます。
このKarizma
もちろん昔から知ってましたが
正直言ってUSハウサーの1人
程度の認識しかありませんでした。
でも昨年位から
何故かジャズ / クロスオーヴァー方面で
一気に株が上昇してきているのです。
Gilles Petersonが彼の
「Twist This」
「The Damn Thing」を
猛烈に大プッシュしてかけまくったことにより
注目度が一気にアップしたというのがあります。
僕もGillesのプレイで
あ、これは凄いなと気付いたのです。
他にもBenji B
Bugz In The Attic
Mad Mattsなど
色々なDJがこぞってかけています。
一時はGillesのBrownswoodからリリースか?
なんて噂も囁かれていましたが
最終的にUKのR2からリリースが決まり
アルバムは3月の予定です。
それに先駆け
12インチが今週DMRにも入荷しました。
噂の「The Damn Thing」と
「Tech This Out Pt. 2」がカップリングされています。
「Twist This」は入っていないので
アルバムで聴けるのでしょう。
「The Damn Thing」は
久々にカッコいいなと思える曲です。
BPM120位のビートはハウスではなく
アフロっぽいブレイクビーツ。
JB風の掛け声もサンプリングされていて
ちょっとハードコア・ブレイクビーツっぽくもあります。
ブーツィーなベース・ラインには
ブロークンビーツからのエッセンスも。
上もののピアノはラテン・ジャズ的。
ちょっとT-Coyの「Carino」(と言っても誰も知らないか)
もしくはJazztronikの「Samurai」を彷彿とさせる
エキゾティックな感じです。
そして後半から入るシンセ・シークエンスは
Aztec Mysticの「Knights Of The Jaguar」風。
言ってみれば
アフロ+ラテン+ジャズ+ブレイクビーツ+ブロークンビーツ+テクノの
クロスオーヴァー・サウンドなのです。
そして全体を覆う荒々しさと
一方でピアノの覚醒的な味わい
シンセの耽美的な味わいがゴチャ混ぜになった
不思議なナンバーです。
ダンス・ミュージックとしての
カッティング・エッジな生命線も息衝いていて
ほんと、こういうのを待っていた~
という曲なのです。
「Tech This Out Pt. 2」はもっとテクノ~ハウス寄りですが
これもドラムとキーボードは生演奏の
Carl Craig的なテック・ジャズです。
「Twist This」は更に凄まじい曲ですが
この12インチには入っていないので
アルバムが出た時にでもまた紹介しましょう。
とにかく今年一番の注目株
Karizmaです。
現段階で断言してもいいですが
アルバムなり12インチなり、
2007年のベスト10に必ず入るのでは?
それからMad MattsのRaw Fusionとも
契約を結んだという情報もあり、
Simbadの「Soul Fever」のリミックスをやったり
12インチを出す予定も。
これまた見逃せない !
この他にも色々と面白いプロモが届いているので
またボチボチと紹介していきたいと思います。
