ＦＩＬＩＯ －フィリオの愛用品ー
ウエスティと暮らしておられる方なら、彼の犬種遺伝病である皮膚アレルギーに悩まされた経験が、少なからずおありではないでしょうか？
フィリオも例外ではなかったので、パピーの頃から、彼に食べさせたりケアしたりするものにはとても気を遣い、あれこれ試行錯誤してきました。
こだわりは化学的な添加物や保存料を使っていないもの、人間仕様の材料を使っているもの、なるべく国産のもの、ですが、今利用しているグッズ達はフィリオにあっていたのか、皮膚炎も外耳炎も随分軽快しています。
食事のベースはケーナインヘルスです。
人間用のオーガニックな穀物や野菜類をドライ化してあるプレミックスで、スーパーの普通のお肉とあわせて、水を加えて煮込みます。分量のオイルはバージンオリーブを使っています。
半手造り食ですが、手造り食より栄養バランスが安心。
シャンプー・リンス・肉球用クリーム・耳クリアーはこれ。
以前、我が家に泊まった姉が、うっかりこのシャンプー・リンスで髪を洗って大笑い。
でも、父さん用のシャンプーよりずーーーっと高級です。
耳トラブルを起こし易いフィリオに、耳クリアーはすぐれもの。
散歩後の汚れ拭きなどボディのケアに使っていますが、お肌のトラブル、敏感肌のお手入れにと書いてあります。自然水１００％で安心です。
小さい方は虫除けスプレーですが、ダニが怖いこの季節に重宝しています。
フォートレオンも常備していますが、ほとんど使いません。
ベッドやソファなど、フィリオの居住空間のお手入れに。
除ウイルスや除菌してくれて、その二次効果で消臭力も優秀です。
まな板や食器類の除菌にも使えて安全です。
いつも、なにかもっと良いものがないかとネット上をキョロキョロ。
フィリオにはずっと長生きしてほしいから、元気で長生きして欲しいですから・・・。
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ＦＩＧＬＩＯ －母の遺産 その３－
先日、姉二人と私の三人姉妹で、昨春亡くなった母のお墓参りをして来ました。
母の終焉の病院は私の住む北摂の街にあり、その近くを通るたびに、今だに立ち尽くして、その窓を見上げないではいられません。
母は眠るままに苦しみなく旅立ったので、その死を受容れる事は充分出来ているつもりでしたが、いいえ、巨大癌から開放されて大好きだった父の元に帰れた事に、むしろ安堵していましたのに、気持ちとはうらはらに滂沱と涙は流れます。
父と母の昔話を、少しおしゃべりしていいでしょうか？
かつての戦争の時代、父は母と未だ幼い兄と姉を連れ、旧満州国へと赴任しました。
父は判事で、ハルピンの日本人町に新しい裁判所を立ち上げる為派遣されたのです。
母はここで、三番目の赤ちゃんを自力で産んでいます。
しかし戦況は悪化し、立ち上げどころではなくなった頃、ソ連軍が侵攻し、日本人達は悲劇の逃走に追い立てられます。無蓋車で港の町まで脱出したものの船は出ず、当時の軍部は自国の民間人を見捨てたと聞きます。
仕方なく元の町に戻り、給与は止まって収入もなく、父は靴修理をして、なんとか生き延びたそうです。
暫くしてアメリカの貨物船に助けられ、一家は幸運にも帰国が叶いましたが、不衛生な船倉でもらった百日咳が原因で、三番目の赤ちゃんは１歳にもならず命を奪われました。
この逃避行をした５人家族の内、存命なのは姉だけですが、彼女も２．３歳の頃とて何の記憶もないのだそうです。
次姉と私は戦後の生まれで、母達のこの苦難の時代を知りません。
母が存命の内に、いろいろな家族の歴史を聞いておけば良かったと悔やみますが、時間を戻す事は出来ません。
風化してしまう前に、私に伝えられる事があれば少しでもと、重たい話が長くなりました。
聞いて下さって、ありがとうございました。
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FIGLIO ーおばあちゃんの部屋６－
おばあちゃんはワンコ好きで、フィリオを可愛がってくれますが、フィリオもおばあちゃんが大好きです。ホームでは吠えてはいけないと言われていますから、じっとおとなしくおばあちゃんの傍に伏せています。（足は投げ出していますが）
・・・以前はお利口だったご褒美に公園に寄ってもらえたのに、もう１ヶ月以上ドライブだけで、ボクつまんない。熱中症というのになるらしいんだけど・・・ボク納得できませーん。・・・
どういうわけか母は、私達が同じフロアの一室に住んでいると思い込んでいて、すぐ近くなのに毎日来ない理由を、・・・夫の仕事が忙しい→大変な仕事に変わった→犬をどうするか検討中である→犬の行き先が心配である・・・という思考経路に陥っているようなのです。
勿論非論理的なのですが、息子である夫を心配する母としての気持ちは昔のままで、いくつになってもどんな状況でも、親の愛情は変わらないのだと感じ入ります。
大丈夫よ、おばあちゃん。
又来週、フィリオと三人で必ず来るからね。
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FIGLIO ー頑張れー
９月になりましたが一向に暑さは衰えず、ますます厳しくなっているかの感さえあります。
皆様、そして愛するワンコ達、お変わりなくお元気でしょうか？
アレルギー性の皮膚炎はかなり克服したつもりのフィリオでしたが、この酷暑で８月に入った頃からポツポツと出始め、見つけては薬を塗って治すと、治った頃には次のが現れ、常時２～３個かかえて追っかけっこの繰り返しでした。ついに薬がきれたので、昨日動物病院にでかけました。
待合室でお友達のウエスティ君に出会いました。
病院が苦手のフィリオを慣らす為お散歩コースに病院前を通っていますが、彼はその時よく出会うワンちゃんで、飼い主さんとも顔なじみですが、ゆっくりお話したのは昨日が始めてでした。
１５歳になる彼は、８月に入って突然ご飯をたべなくなり、ママがあれこれ好物を試しても何も食べず、痩せて衰えるばかりで、毎日毎日点滴に通っているのだそうです。
パパとママが彼を大好きで、心から心配している様子が伝わってきます。
パパに抱かれてしんどそうにくったりして、大きな眼がますます大きくなっています。
逃走をはかって走り回っているフィリオの元気を、おすそ分けしたいようでした。
お年寄りや弱者には厳しすぎる今年の夏です。
早く早く、秋になあーーーれ！
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ＦＩＧＬＩＯ ー日本一の暑さー
私達の住む大阪府豊中市が、３８、１℃を記録して、昨日は日本一暑い日曜日になりました。
日中はとても外には行けないし、シェードを下ろしているベランダでも、肉球をやけどしそうです。
エアコンの効いた家の中にずっと閉じ込められているフィリオは、少々欲求不満＆運動不足。
おもちゃを散らかして遊ぶしかありません。
あーぁ、そんなに出しちゃって・・・
フィリオ、楽しそうだね。
でも、後片付けはちゃんとしてよ・・・
えぇー、ボク、できませーーん・・・
ボク、もうあきたから、ふて寝するよ。
母さん、お散らかしはちゃんと片付けておいてね。
暑すぎる毎日ですが、今朝、赤とんぼが飛んでいるのを見ましたよ。
すこし陽が短くなってきて、ほんの少しづつですが、季節は確実に秋に向っています。
皆様、どうぞ熱中症に気をつけて、この残暑を乗り切って下さいませ。
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ＦＩＧＲＩＯ ー超便利なリードー
クリックで拡大します。
愛用のリードですが、上の紺色がよくある普通サイズ。片側はフック、片側は持ち手になっていて伸縮性はないので、道路を歩く時などは私に沿って歩くので安全です。
普段用で一番出番が多いでしょう。
下の赤色がすぐれもの！両側にフックがついていて、引っ掛ける輪が３ヶ所ついています。
フックをすぐ手前の輪に掛けて持ち手にすれば、普通の２倍の長さのリード、反対側のフックをかければ普通の長さのリード、中ほどの輪にかければ、１．５倍の長さのリードになり、私が肩に斜め掛け出来て雨の日など手があきます。
散歩の途中でちょっとコンビニやパン屋さんに寄る時、片方を立ち木などに引っ掛けられてとっても便利。待たせる場所にあわせて長さも選べます。
いろいろな使い方が応用出来て、おすすめです。
公園などは伸縮性のロングリードを使います。
わんこグッズも便利なものがいろいろあって、フィリオはものもちさんです。
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ＦＩＧＬＩＯ －母の遺産 その２－
三姉妹で、静岡県掛川市にあります菩提寺に、母のお墓参りに行ってきました。
ずっと気になりつつ納骨式以来の一年ぶりで、お花も枯れ果てていましたが、きれいに掃除しお花を飾り、お線香を手向けて、母とゆっくり話しが出来ました。
姉達も私もとても癒されて、清清しい気分で、帰途の新幹線は家族の想い出話に興じました。
私達が子供の頃、大阪から掛川までは東海道線を汽車に乗り、遠い遠い道のりでした。
父も母もまだ若く、小学生の兄をはじめ４人の子供達を連れ、故郷に墓参するのが、夏休みの恒例行事でした。
歳月は流れて三婆だけが生き残りましたが、便利に近くなったお墓に、今年もまた皆で会う事が出来ました。
慈愛深く私達を育てた母が余命僅かと知った時、私達三姉妹は、もともと仲良しではありましたが、かつてないほど結束し協力することになりました。
お母さん、お母さんが遺してくれた一番大きな遺産は、私達三人を強くし、ますます結びつけてくれたことかもしれませんね。
これからも一生助け合っていきますから、安心して見守って下さいね。
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ＦＩＧＬＩＯ －父さんはＧａｒｄｅｎｅｒ－
我が家の犬の額、もとい猫の額ほどの庭に、数えてみれば５０種類以上の植物が、ひしめいています。
父さんは庭の手入れが大好き。
四季折々に花をたやさず、いつもどこかで何かが咲いていて、今はパンジーが盛りだねとかカサブランカがいくつ花芽をつけたよとか芍薬がだいぶ開いたねとか・・が、食卓の楽しい話題になります。
赤芽樫の生垣だけは庭師さんに御願いしますが、ピンクと白の２本の木蓮やかん木は、彼が剪定もします。
美しい紫色の絨毯になる紫式部は、暑さに弱いので日よけをかけて保護し、これは日陰に置く鉢物、これは日向に植えるものと、それぞれに愛情をかけて育てます。
ワンコも植物も人間の子も、子育ての基本は皆同じのようですね。
おまけ ボクも手間暇かけて育てられてます・・・
父さん、頑張るねと思って下さった方、バナーをぽちっと御願いします。
ＦＩＧＬＩＯ －母の遺産ー
実家の母が亡くなって１年５ヶ月になります。
肺炎で入院した病院で大腸癌が見つかり、肺炎は完治したのに、病院から帰れなくなってしまいました。
りんご大の巨大な癌は、動脈を巻き込んでいて手術はもう出来ず、余命６ヶ月と言われましたが、腸閉塞や破裂の危険はもっと時間がなく、もうどちらをみても救いのない宣告でした。
閉塞と破裂のリスク回避のため口からの摂取は出来ず、胸に中心静脈栄養のポンプを入れて、それから母は５ヶ月間を、静かに生きました。
穏やかな優しい人柄の母は、一度も苦痛や不満を言わず、ただ感謝と労りだけを口にしていましたので、私達三人姉妹も三交代で、凝縮した優しい時間を傍らに居りました。
除々に癌性昏睡に陥り、心配した破裂などの悲惨な事もおこらず、母は眠ったまま、なんの苦痛もなく天に召されました。
巨大癌を抱えながら安らかに逝けたのは、母が生前誰をも傷つけない生き方をして来たご褒美だと、私達姉妹は信じています。
昨年の人間ドックで、私は大腸カメラの検査をし、ポリープを二つ取りました。
内一つは癌化の前の状態で、良いタイミングで取れてラッキーだったと評価して頂きました。
お母さん、お母さんが身をもって危険を教えてくれたから、私は未然に防ぐ事ができました。
今年も胃カメラと大腸カメラの予約を取りましたよ。
お母さんのお蔭で、私達三姉妹がもっているリスクを自覚出来、これからも管理していけます。
お母さんからの大いなる遺産を、感謝します。
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ＦＩＧＬＩＯ －なまけものー
処暑は過ぎましたが、暑さは相変わらずで、秋に向かう気配はありません。
人間もワンコも干乾びそうですが、花達はけなげに命の歌を歌っています。
ダメ犬フィリオはこのとおり・・・
フィリオ、そう一日中寝てばかりだと、夏太りするんだよ。
でも、公園も空き地も暑すぎるものねー。
その怠惰な姿を見ていると、母さんは自分を見ているようだよ・・・
一句出来ました・・・
その腹囲、二人で太ればこわくない。
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