フィリオとショコラのちいさなおうち -504ページ目
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FIGLIO -出会いー


          FIGLIO -フィリオへの伝言
フィリオ、君に初めて会った日のことを、母さんは昨日の事の様に覚えています。

「ボクがその子だよ」と言う君の声が、神の天啓の様にはっきり聞こえたんだからね。

両手の平に乗る位の小さな命が、母さんの差し出した手に向かって真っ直ぐ駆けて来たよ。

ありがとう、よく来てくれたね。

君への願いはただ一つ、一日でも長く母さんの傍に居てくれる事。

やがて来る別れの時、母さんの子で良かったと君が思ってくれるように、その日までは母さんも必ず元気でいるからね。

   


                              

                               FIGLIO -フィリオへの伝言   

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FIGLIO -家族ー

                          
 
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フィリオ、君をペットとして飼うのではなく、かけがえのない家族として共に暮らしています。

君と母さんは種が違うから、君が犬である個性を尊重して育てようとしたけれど、やはり失敗して随分甘やかしてしまいました。

君は自分を人間の子だと思っているだろうか、それとも母さんを、デカクて不恰好な変な親犬と思っているのだろうか?

確かに甘やかしてしまったけれど、君は、愛された分相手を愛する事を知っています。

いつでも誰をも、愛する事を知っています。



                                          
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FIGLIO -扉の向こうー


                             

    フィーママのブログ-扉の向こう

  扉の向こうにあるものは、冒険、希望、弾む心・・・?

  いいえ、君の青い鳥は、扉のこちらにいるんだよ。


三人の人間の息子達が、それぞれに自立して巣立っていったあと、二人になった黄昏夫婦のところに、四人目の息子がやって来ました。

このシッポのはえた新しい家族を、彼らは「フィリオ」と名付けました。

イタリア語で「息子」という意味です。

フィリオ、君は知っているかい?

君こそ、母さんの青い鳥であることを。

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